楽をしてはいけない、ということが、現状をありのままに受け入れることだという勘違いを生み出している可能性があります。
そもそも非効率なことを当たり前のようにこなしてしまっている。
ムダなことだと分かっていても、そのプロセスを改善出来ていないのも、もっと楽にしたいと思えなければ、変えようという気持ちにはなれないものですよね。
そんな時にも、仕事で活躍している人の特徴といて、長時間働いている人がすごい人というイメージがあるかもしれません。
自己犠牲の精神を持つことが素晴らしい、という理由が、イメージを作り上げていることもあります。
周囲が忙しそうにしているときにも、自分だけが楽をしていることで、申し訳ないように感じてしまう、といった罪悪感もあるかもしれません。
とくにやることがなかったとしても、自分だけが早く切り上げても良いのだろうか?と思えてしまうこともあったと思います。
周囲の環境に合わせることが何よりも大切なことだと位置付けていることで、思考停止してしまっては本末転倒です。
あなたの周囲の環境を楽をすることが出来れば、全体のボトムアップにも繋がります。
自分だけが楽をすることが悪いこと、という思い込みが、メンタルブロックを生み出していないだろうか?と見つめなおしてみたいところです。
「働くとは端からみて楽にしていくこと」という視点の切り替えが求められます。
額に汗をして働くことが、本質的な価値を生み出していないことも、往々にして見かけられます。
作業時間が長いと感じるところがあれば、そもそも今のタスクに重要性はあるのか?代替えとなるツールはないだろうか?平準化出来ないだろうか?といった切り口でも別の解決策が見え始めてくるかもしれません。
現状と同じ次元で問題を捉えていることによって、見えなくさせている視点があるはず、と冷静に切り替えていきたいところです。
時間を作り上げることで、心のゆとりにも繋がるし、思考に遊びも生まれるものだからこそ、楽をしたいという気持ちも活かすことで、時間の使い方も見つめなおしてみたいところです。
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