そうした悩みの根本にあるのは、自分のことにフォーカスしすぎてしまっているところにあります。
人生100年時代を見据えていくうえで、何かしらの手に職をつける必要がある。
だからこそ、何か資格を取っておいたほうが良いのではないか、と考えたくなることもあるかもしれません。
はじめのうちは、何とかしたいという気持ちから、モチベーションを高くして向き合ってきたことでも
だんだんと本来の目的が見えなくなってしまい、手つかずの状態になってしまった。
そんな繰り返しを経験されてきたこともあるかもしれません。
目的と手段が逆になってしまうことで、自分は何の為に、どこに向かって走っているのだろう?と疑問を持つことが、いわゆるモチベーションを失わせてしまいます。
自分がどうありたいのか、と想いを巡らせている中で、そのプロセスを充実させていくことで、結果的に習慣を生み出すことはあります。
最初に理想とするものがなければ、自分が何を継続して積み上げていけばよいのか、も見えてこないことになります。
そこで、良い習慣を身につければ、良い結果が得られるし、惰性に流されてしまうことで、悪い習慣があるとしたら、負のスパイラルになってしまいます。
どんなありたい姿を描くことで、どのように習慣を作りあげていくのか。
最初は小さな一歩であったとしても、その目的と手段のベクトルを合わせていくことから、毎日のタスクを見つめ直していくことも大切です。
「習慣が技術であるように、すべての技術は習慣的になることによって、真に技術であることが出来る。どのような天才も習慣によるのでなければ何事も成就し得ない」(三木清)
「習慣によって我々は自由になると共に習慣によって我々は束縛される」とも言われるように、自分で選択出来ているものなのか、という点がポイントですね。
まずは、あなたがどんな世界を見たいのか、という認識が変わるからこそ、何にフォーカスしたいのか、も見え始めてきます。
どんなことでも、きっちりと理想にフォーカスすることが出来ていれば、結果的に自分の世界観に繋がっていきます。
自分らしさというのも、理想と現実のギャップを埋めようとする創造性を働かせることから、生まれるもの。
まずは、自分の手でゴール設定をするという姿勢を取り戻すところから、すべては始まります。
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人生100年時代と言われる時代だからこそ、人の持つ可能性と、どのように向き合って生き抜いていくのか。
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