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2014年09月19日

まつげの生え際にある マイボーム腺!瞳によくない習慣とは?

瞳によくない習慣
社会のIT化でドライアイと肩こりはもはや国民病となってしまいましたが、スマホやPCだけが美瞳を損ねているわけではなさそうです。瞳を美しく見せるために、アイラインやマスカラ、まつげエクステetc.……あなたのその習慣が自分の瞳に災いをもたらしている原因かもしれません!

まつげの生え際にある「マイボーム腺」

ドライアイや疲れ目はスマホやPCが犯人と言われていますが、まつげの生え際で油分を分泌し、瞳の油膜に貢献している「マイボーム腺」の存在を知っていますか? まつ毛の隙間を埋めるように描くアイラインやまつ毛の付け根からつけるエクステを愛用している人はこのマイボーム腺が塞がってしまい、油分の分泌を妨げているかもしれません。

瞳の粘膜や涙は体内から食べたもの栄養などで分泌されますが、瞳の表面の油膜はこのマイボーム腺から分泌される油分で補われています。目が乾く女子は、アイメイクが原因かもしれないので、ひどい場合はメイク方法を変えてみましょう。目の乾きがひどくなると、頭痛や肩こりの原因となるので、そのせいで頭部の血流も悪くなり、美肌を損なうことにも!

食事からも潤い瞳をケアしておこう!

外からのケアとしてはアイメイクにも注意が必要ですが、マイボーム腺から分泌される油分も、瞳の粘膜や涙もやはり体内から作られるもの。栄養が不足すると改善されないので、食事からもケアしておきましょう。

眼球も、涙も油膜もネバネバしているように、潤すにはヒアルロン酸とビタミンAが必須! そして目の筋肉を整えるには基礎を作るタンパク質も摂取しておきましょう。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は食品からの摂取は難しいですが、ネバネバ野菜などに含まれるムチンを摂取しておくと、体内でヒアルロン酸量を増やしてくれるようです。

→オクラ、モロヘイヤ、なめこ、トロロ、ツルムラサキ、モズク、納豆

ビタミンA

眼の粘膜だけでなくお肌の真皮層の粘膜も強化!

→緑黄色野菜全般、色の濃いフルーツ、赤身肉、赤身魚、ウナギ、あさり

タンパク質

眼の筋肉だけでなく、肌や体内の各器官を作る基礎となる材料は

→肉類、魚介類、豆製品

※味噌汁はしばらく必須に! 具材は上記リストを基にバランスよく入れてみましょう。

※肉類と魚介類も毎日どちらかをネバネバ野菜と緑黄色野菜と共に摂取しておくだけで対応食に! パンやおにぎりにサラダだけの食生活は避けましょう。

存在を知らない人も多い「マイボーム腺」ですが、陰ながら瞳を守る重要な役割を果たしているので、毎日のアイメイクで塞いでしまうことなく、食事に気を付けて良質な油分を分泌させ、潤い瞳と美肌を守りましょう。
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