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posted by fanblog

2014年08月18日

過剰保湿にサヨナラすることで、見えてくることとは?今すぐ見直したいスキンケア!

スキンケア 過剰保湿
天然の保護クリームである皮脂膜の役割とは?

私たちの皮膚表面は、皮脂腺から分泌される皮脂(脂分)と、汗腺から出る汗(水分)がバランスよく混ざりあって被膜し、保護されています。これが「天然の保護クリーム」になるのですが、その役割は主に3つあげられます。

1.角質層の水分蒸発を防ぎ、潤いをキープします。
2. 外界からの刺激から肌を守ってくれます。
3.肌の弱酸性を保って雑菌などが増えすぎないようにしてくれます。

何らかの原因で皮脂膜が不足すると肌は乾燥し、外界からの刺激を受けやすくなったり、肌がアルカリ性に傾くことでブツブツができたり、敏感に反応したりします。

健康な肌にとって、とても大切な皮脂膜ですが、不足する原因の一つに毎日のスキンケアが関係していることをご存知でしょうか?

フタをする前に大切なこと

例えば肌の清潔を心がけるあまり、洗顔を頑張りすぎて潤いを逃してしまっているケースがあります。本来ならば洗顔を見直すことで、乾燥感は軽減していけるのですが、多くの場合、保湿アイテムをプラスしたり、高保湿で濃厚なアイテムに切り替えたりしますね。

するとどうなるか?肌は与えてくれたものにすぐに慣れていきますので、コッテリ保湿剤を使わないといられない“保湿依存肌”になっていきます。

実際、カウンセリング中に肌の低迷の原因が洗いすぎと、保湿アイテムのつけすぎにあることが分かると、保湿アイテムの量を減らすようにアドバイスをさせていただきます。
この時、必ずと言っていいほど聞かれるのが「水分が逃げないようにフタをしなくて大丈夫でしょうか?」というご質問です。

実はフタのしすぎだから皮脂が出て来なくなってしまうんですね、とお伝えしますが、ほとんどの方が半信半疑のご様子で帰られます。

保湿アイテムを減らして現れる現象とは?

保湿アイテムを減らして数日経つと、まるで膨らませた風船の空気を抜いたように顔がシワシワっとなってしまうことがあります。これは化粧水などの水分を十分に与えずに、油分の保湿アイテムに頼ったケアを続けていた方に多く発生します。

ここにも保湿アイテムがレベルアップしてく原因が潜んでいるのですが、化粧水での保水ケアで肌の潤いベースを整えてあげないと、上からいくら高保湿化粧品を使っても肌の乾燥は軽減していかないのです。

元気のないお花をイメージしてみてください。しおれかけているお花に与えるのは水分ですね?油を注いでもお花は元気になりません…
肌も同じことです。ここで上手く減保湿ができた方は洗顔を見直し、丁寧な保水ケアを実践していくので、2ヶ月を過ぎたころから肌が蘇った感じになっていけます。最初に起こったシワシワ感がだんだんとなくなり、今までと違った肌の柔和さが実感できるようになります。

それに気づかないままでいると、顔のくすみやシミなどにも影響すると考えられますのでご注意くださいね。

減保湿で肌状態をチェック!

保湿アイテムが増え続けている方、肌がくすんでゴワゴワしている方は、まずはご自身の保湿が過剰になっていないかをチェックしてみましょう。

・自分の皮脂が出にくくなっていないか?
・肌の内側の水分が、どれくらい不足しているのか?

そして、足りない皮脂が自分の体内からうまく出てくるまで、洗顔方法や洗うアイテムに注意して、保水中心の丁寧はお手入れを積み重ねてくださいね。あなたのお肌はきっと頑張ってくれるはずです!
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