2015年01月18日
いつもより暗い色のファンデーションをすすめられたら要注意!肌のカルボニル化
シミより怖い?!黄ぐすみの原因、肌のカルボニル化を防ぐ
いつもより暗い色のファンデーションをすすめられたら要注意
黄ぐすみとは、真皮が変色することで肌が黄色くくすんでくる現象のこと。ケアを怠っていると、まだ目立ったシミのない20代後半くらいから顕著になってきます。
黄ぐすみの進んだ肌はくすんで透明感に欠けるだけではなく、肌全体が硬化して柔軟性を失うため、メイクでは隠しきれない老けた印象を与えてしまいます。普段より暗い色や黄味の強いファンデーションをすすめられたり、ピンクのチークが不自然になってきたら要注意。黄ぐすみが進行している証拠です。
黄ぐすみの原因、「カルボニル化」と「糖化」
真皮のタンパク質が脂質の分解物と結合することによって黄色く変性することを「カルボニル化」と云い、このカルボニル化が黄ぐすみの大きな原因であることがわかっています。カルボニル化は、紫外線によるダメージ、環境汚染物質や喫煙習慣、ストレスによる活性酸素、加齢に伴う鉄蓄積、栄養バランスの乱れた食習慣などによって起こり、シワやタルミの原因にもなります。
また、タンパク質が糖と結合して変性する「糖化」も黄ぐすみの原因と考えられています。
加齢とともに代謝が落ちてくると、これら変性たんぱく質がどんどん蓄積していき、「黄ぐすみ老化肌」ができあがるというわけです。
黄ぐすみを改善するケア
真皮がカルボニル化によって変色すると元には戻らない、とも言われています。でも、諦めないで下さいね。
私は20代後半から黄ぐすみが目立つようになり、30代半ばにファンデの色をイエローベースの一段階暗めに替えたことがあります。でも48歳の現在では元の明るい標準色に戻りました。
黄ぐすみを改善するケアはシミやメラニンぐすみにも効果的です、お悩みの方は以下を参考にケアしてみて下さい。
・スキンケア編
まず、保湿を十分に行い、肌を柔軟にみずみずしく保つことから始めましょう。保湿無くしてどのようなケアも効果を発揮することはできません。
次に、美白効果のある美容液やパックを使います。ビタミンC、フラーレン、プラセンタなどが効果的。他にも各メーカーが独自の美白成分を開発しているので試してみるのも良いでしょう。
毎日のケアが大切ですが、3日〜2週間程集中ケアすると効果が上がります。
私は自宅でイオン導入したり、シートパックを使って集中ケアしましたが、透明感がUPして肌質が柔らかくなり、若々しい印象に変わりました。
ひとつ大切なことは、過剰なケアで肌の表面をベタベタギトギトにしないことです。
そして紫外線対策はしっかりと、UVケアを忘れずに。
・食生活編
食生活についてはここに書き切れない程たくさんあるのですが、いちばんに気をつけて欲しいのが、油です。火を使って調理する時は、酸化しにくいオリーブオイルやココナッツオイルを使うようにしましょう。ドレッシングなどに使うなら、亜麻仁油やえごま油もオススメ。DHAやEPAを多く含む青魚も積極的に摂りたいですね。
過剰摂取しがちでカルボニル化を進めてしまうオメガ6系の脂肪酸、紅花油やコーン油、ひまわり油、菜種油、大豆油、サラダ油は控えめに。
マーガリン、ショートニング、加工油脂、ファットスプレッドはできれば口にしないで。
そして、リンゴやニンジン、アサイー、ザクロ、赤ワインなど、抗酸化力のあるポリフェノールやビタミンA・C・E、カロテノイドを多く含む食材を好んで摂るようにしましょう。
・生活習慣
適度な運動やストレッチをする、入浴はシャワーですまさず湯船に浸かるなど、代謝を高めることを意識しましょう。また、疲労とストレスの蓄積はカルボニル化を促進します。十分な睡眠を取り、ストレスを溜めないようリラックスできる環境を意識して作るようにしましょう。岩盤浴やマッサージもオススメですよ。
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posted by 美容ブログ と ダイエット at 06:59| 美容