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美肌でいる為にとても大切なのが、一番外側で守っていてくれる皮脂膜をしっかり作る事です。

皮脂膜ってそもそもなに？

皮脂膜とは、お肌の汗腺（汗の腺）から汗を出し、皮脂腺（脂を出す腺）から脂を出し、これをお肌の上で混ぜ合わせて出来た、天然の保護膜の事です。皮脂膜がお肌を覆うことにより、水分の蒸発や細菌などから守ってくれるスグレモノ。PHは4〜6の弱酸性を保つことにより、酸の力で殺菌してくれています。

皮脂膜がなくなるとどうなるかというと…

例えばお刺身を冷蔵庫に入れる時にラップをするように、私達のお肌も皮脂膜によってラップをしているようなものなのです。当然ですが、この皮脂膜が無くなってしまえば、私たちのお肌もカサカサに。

正しいケア方法とは？

この皮脂膜を作るにはどうしたら良いかというと、汗（水分）と脂で出来ているので乾燥肌の方は保湿力のあるお化粧水をたっぷり付けて、しっかりお肌に浸透したら上から油分の多いクリームを付ける、夜であればホホバ油などを付けると良いです。

ホホバ油は天然のロウなので私達の皮脂膜と同じような成分なのです。

脂性肌の方はさっぱりタイプのお化粧水をたっぷり付け浸透させ乳液で仕上げて下さい。自分で脂をだす事が出来るのであとは美肌に不可欠な水分を沢山付けて下さい。水分を補ってあげないと、余計に脂が出てしまいお化粧崩れの原因になってしまいます。

例えば理想的なお肌（普通肌）の方が水分油分の比率が5：5だとすると乾燥肌の方は2：2とかになっているので、どちらも5：5にする為に水分も油分も補ってあげなければいけません。脂性肌の方は空調など夏でも水分が蒸発し3：6とかになっているので、水分は補い油分は取り除く事が大切です。

たったこれだけの事です。

美肌を作る為には水分と油分のバランスがとても大切なのです。皆さんもこれだけ分かっていれば、時間が無くても簡単に美肌になれるのです。