2014年09月28日
なんで!「食欲ないのに体重が増える」謎の現象の原因は●●と判明
暑さも落ち着きをみせていますが、まだ汗をかくこともありますよね。季節の変わり目で夏バテのようなだるさを感じたり、食欲が減退したりすることはありませんか?
でもそんな時、このまま体重が減るのかと思いきや、あまり食べていないのに体重が増えていた……ということありますよね。その原因は食事の量ではなく、普段よく口にしている“あるモノ”が影響しているからなのかもしれないのです。
そこで今回は、管理栄養士の筆者が、あまり食べていないのに体重が増える原因となる“あるモノ”についてご紹介します。
思わぬところで体重が増える原因となるのはアレ
知らない間に体重が増える要因をひきおこしているもの、それはズバリ“水”です。
水は身体にとって重要です。しかし、その水の摂り方次第で体重が増えることもあります。水で太る、いわゆる“水太り”です。
水太りというと、水を飲みすぎてしまい太ってしまうというイメージがありますが、実はそうではないのです。水太りとは、細胞の代謝が悪いことで、身体に必要な水分の調整がうまくいかない状態で起こる症状。余分な水分を汗や尿として体外に排出する機能が正常に働かないと、体内に水分が溜まりむくんでしまうのです。
とくに1日中同じ姿勢で仕事をしたり、運動不足だったり、筋肉が少ない人は水太りに注意しましょう。
摂取量を減らせばよいというわけではない
それでは体内に水分を溜めないためにはどうすればよいのでしょうか。単純に飲む量を減らせば水太りを防げる気がしますが、これは逆効果です。
身体の約60%を占めている水分は、生命維持に重要な存在。水分摂取量を減らしてしまうと、便秘や肌荒れなどの原因にもなります。さらに、暑い日は熱中症、脱水症などになる危険も。
ですので、成人は1日約2リットルの水分は摂取するようにしたいもの。また飲むときは、冷たいものだと、身体を冷やしてしまうので、なるべく常温のものを飲むことをおすすめします。
代わりにスポーツドリンクを飲む場合は要注意
水分摂取に水やお茶を飲む人は多くいます。それ以外にもスポーツドリンクを飲む人もいますよね。ただ、ここで注意しなければいけないのが、スポーツドリンクには砂糖が多く使われていて、飲みすぎてしまうと糖尿病など生活習慣病にかかりやすくなってしまうということ。
たくさん汗をかいたときには良いのですが、日常の水分補給には控えた方が良いですね。
また100%果汁ジュースが健康によいと水分補給に取り入れいている方もいますが、果物に含まれている果糖は摂りすぎてしまうと中性脂肪を増やしてしまうので注意が必要です。水太りを防ごうとしたのに、糖分の摂り過ぎで太ってしまっては本末転倒になってしまいます。
以上、水分のとりすぎが体重を増やす原因になってしまうということをご説明しましたが、いかがでしたか?
水太りを防ぐためには、まずは代謝を上げることが大切です。ウォーキングなどの運動や半身浴などは血液の流れを良くして身体の代謝を上げます。また身体を冷やさないことも代謝を上げるためには重要です。冷房や冷たいものの飲みすぎにも注意です。
秋は夏の疲れが身体に出やすい時期。疲れが溜まると代謝も落ち、太る原因になることもあります。ちょっとした行動が太りやすく、またむくみやすくしてしまっているかもしれません。水分摂取の仕方を見直してみるだけで、体調がよくなるかもしれませんね。
タグ:水で太る
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