2014年09月24日
植物性 プラセンタ って何から出来ているの!?今更聞けない美容知識
「プラセンタ」と言うだけで買っていませんか?
プラセンタは胎盤を英語にしたもの。単純です。
【なぜ胎盤?】
人間の身体の中で一番栄養が豊富に集まっているであり、要するに胎盤の中で胎児が育つために必要なアミノ酸、ビタミン、ミネラル、酵素などを豊富に含んでおり、さらに細胞の増殖・ 再生を調整する「細胞増殖因子」や自然治癒力や免疫力を高める「成長因子」などのタンパク質等を合成したり分泌してる働きがあるのです。
そのため、これを摂取すると人間の老化における過程や疲れた際に失われた必要成分を補うということになりますよね。ここまでは皆様お分かりになると思います。
【本題】
プラセンタが流行りだした最近では、プラセンタ=胎盤の認識からかけ離れ、文字が一人歩きし、いいように使われているような気もします。
例えば最近ではドラッグストアで見かける化粧品等に植物性プラセンタ。や、海洋性プラセンタ。と付けられたものが出ています。
植物って、胎盤あるっけ…?
胎盤をもつものは我々人間を含む哺乳類(単孔類と有袋類を除く)のみ。
ですので、同じプラセンタでも記載に(植物由来)(海洋性)などというのは同じ胎盤から抽出されるプラセンタの成分と同じ。ということではないのでここを認識していただきたい!
プラセンタの種類をきちんと知りましょう。
プラセンタの摂取方法は、1.注射2.サプリメント(ドリンク)3.化粧品
ただし、プラセンタ(胎盤)本来の抽出物として製品に応用されるのは、豚、馬、羊由来のみです。
【1.注射】
注射で行われるプラセンタは医薬品として1950年以降に順次認められ、2つのメーカーが存在します。いずれも人由来で抽出されています。ラエンネックは慢性肝疾患の改善薬として、メルスモンは更年期障害や乳汁分泌不全の治療薬です。
元々がん治療薬として用いられた高濃度ビタミン点滴の患者に、良い副作用として、「肌が白くなった」「元気になった」などの効果が見られたため、美容にも応用できる良い作用があるとされるようになりました。プラセンタ注射も同様に、上記で述べた治療薬として使われた際に、良い副作用が発見されたことがきっかけに美容目的でも単独で自由診療のみで使われるようになりました。
【2.サプリメント】
さて、サプリメント(ドリンク)等の健康食品から取り入れるプラセンタ抽出物ですが、人由来のプラセンタを取り入れたい方は、医師処方の元で購入できるサプリメントがあります。
一般的に多くは、豚もしくは馬、羊のプラセンタ抽出物で製造されるサプリメントがほとんどです。これは、簡単に言うと通信販売が可能かどうかという違いになります。
ただし、選ぶ基準として認識したいのは、そのプラセンタ抽出物方法と含有量と他の成分との濃度バランスです。
成分表記に記載されている(ブタ)とか(ウマ)という表示を確認し、HPなどで製造行程の確認を行い納得するものを取り入れるのも賢い方法です。
【3.さて化粧品ですが、ここが今回のポイントです】
散々、プラセンタは胎盤だと申し上げてきましたが、植物性プラセンタ配合!とか、海洋性プラセンタ!という化粧品があります。もちろん、ブタ、ウマ、羊のプラセンタ抽出物配合の化粧品もありますけど。
植物性、および、海洋性由来のプラセンタと呼ばれる成分には、人、ブタ、ウマ、羊などに含まれる「成長因子(細胞に働きかける成分)」は存在しません。
ただし、肌によいとされるアミノ酸やミネラルは含まれています。どちらかと言えば、サプリメントでも取り入れられるほどでもない。でも、安全性はより高い傾向にあるため、その保湿効果の高さから一時的な”良い”質感を与える保湿剤として化粧品に含まれることが多いのです。
プラセンタを上手に取り入れると美容作用として
美白、保湿、細胞の増殖再生、コラーゲンの生成、血行促進、抗酸化作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用、自律神経調整作用、基礎代謝向上作用、創傷回復作用、精神安定作用、強肝・解毒作用、体質改善作用、血行促進作用、血圧調整作用、疲労回復作用
などと言われております。(※効果を約束するものではありません。)
あなたのプラセンタは何由来??
ここをきちんと認識して自分にあったベストな美容方法を選択したいですね!
タグ:植物性 プラセンタ
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posted by 美容ブログ と ダイエット at 07:29| 美容