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自動販売機とお国柄

わたしは米軍基地のそばで育ちました。父親が米軍基地に勤めていたので、ときどき米軍基地のスーパーマーケットに家族で行っていました。

地元の日本人もアメリカ人もそのスーパーマーケットのことを”モール”と呼んでいましたが、モールの中には自動販売機がありました。

飲み物だけでなく、スナック類も自動販売機で販売していましたが、子供ながらに「あれっ?」と思ったことが1つありました。

それは自動販売機のガラスを割って商品を取り出すことを防止するために、チェーンが張られていることでした。

大人になって海外に旅行してみると、自動販売機が置かれている国があまり無いという事に気がつきました。あるにはありますが、日本ほど自動販売機が普通に置かれている国は少ない。

これはやっぱり”日本の治安の良さ”のおかげなのだろうな、と思いました。

いまは電力削減で、悪者にされがちの自動販売機も、逆に言えば日本の治安の良さを象徴しているのだなと思っています。

海外では自動販売機はチェーンなどの”モノモノシイ”雰囲気のものが多いです。商品を売るよりも、犯罪防止が前面に出ている。

これに対して、日本では子供向けの自動販売機がお目見えしているらしいです。

お菓子や飲料で有名な明治が、子どもに大人気のキャラクター「アンパンマン」を使用した「アンパンマン自動販売機」を出しているそうです。

なんでも、この自動販売機で、アンパンマンのキャラクターをプリントしたブリック飲料を中心に販売するのだとか。

私が子供だったら、こんな自販機があったら親にせがんでしまいそうです(^^)

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