あれもこれも興味ありますねん！

カプコンの発表によると、

「バイオハザード４」と「バイハザード コードベロニカ完全版」

の２タイトルをPSストアからのダウンロード販売を3月13日から開始すると発表しました。

価格はいずれも1900円です。


バイオファンとしてはプレイ出来るタイトルの増加や、

購入選択肢が増える事は歓迎すべき事ではありますが、

上記の２つのタイトルに関して言えば、わざわざダウンロード購入する利点が見当たりません。


と言うのも上記２タイトルがPS3用として登場するのは今回が初めてではないからです。

上記２タイトルは昨年の９月に

「バイオハザード リバイバルセレクション」

としてパッケージ版が発売されているからです。

その時の当ブログレビューはコチラ


そしてそのリバイバルセレクションも今では更に安価に購入出来るので、

高価となってしまうダウンロード販売に旨みを見いだせない気がするのです。

ネット通販で3500円程度の模様です。




まぁ「４」だけとか、「ベロニカ」だけをプレイしたいって事になりますと、

ダウンロード購入が良い計算になりますが、

個人的な考え方では、「あとちょっと出せばもう１タイトルが付いてくる」って

思考回路だったりするので、ダウンロード販売の価格をあまり歓迎出来る人ではないですね。


ただカプコンからの発表はまだ続きまして、

「バイオハザード15周年感謝パック」として、

「biohazard 4」ならびに

「BIOHAZARD DIRECTOR'S CUT」
「BIOHAZARD 2」
「BIOHAZARD 3 LAST ESCAPE」

をセット3000円で期間限定配信するとあります。

期間は2012年3月13日（火）〜2012年3月27日（火）までです。


私の場合は上記のリバイバルセレクションを持っているので、

これまた旨みがない訳ですが、

ナンバリングタイトルの１〜４がセットで3000円と言うのはまずまず魅力的じゃないでしょうか？


特に私がオススメしたいのは１や２ですね。

残念ながら、これらはHDリマスターと言う訳ではありませんし、

更に言えばPSの初期タイトルですので、

HDリマスターを期待する様なタイトルでもないのかもしれません。


しかし、本来、「バイオハザード」とは、まさに１や２の

ゲームシステムとゲームバランスが産み出したタイトルであり、

閉ざされた空間の中、弾丸の使い方を慎重に考えたり、

限られた体力回復アイテムを頼りに

洋館のドアをドキドキしながら開いたり、

俯瞰カメラに映された主人公を操作する不便さが何とも言えない

スリルと興奮が秀逸のゲームだったはずです。


また、最初にプレイした３０分と、エンディングを迎える手前３０分、

もっと言えばロケットランチャーを得るためにタイムアタックに勤しんだ頃では、

格段にプレイヤーが自分の上達を認識できるゲームでもあり、

そんな部分も楽しめる素晴らしいゲームでした。


残念ながら今のバイオは他のゲームと違いを見いだせないゲームになってしまったばかりか、

強引かつ一本道＆訳の分からないストーリー展開に全く恥じる様子もなく、

タイトルだけが受け継がれているゲームとなっていると個人的には思っています。


もはやクラシックゲームですので、グラフィックが残念なのは如何ともしがたいのですが、

１や２をプレイした事のない若い人達には是非プレイしてもらいたいとも思います。


まぁソーシャルゲームが幅をきかせている世代の人達には

全くもって受け入れられる事はないんでしょうけれど。




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