京都さんぽ物語-カフェと本と音楽と-

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京都芸術大学。
そこは北白川に位置する、京都の芸術大学です。

もう世間は夜です。大学はライトアップされ、美しく白い光を反射します。

息をほっと吐くと、白く空へあがっていきました。

私は熱が逃げないように自分の体を抱き抱え、足早に歩いていきます。

「寒い日にはストーブに限る」

冷えた体を暖めるにはストーブでぽかぽかに暖められた部屋が最高です。

そんなことを考えながら、私は「猫町」へ足を運びました。

「猫町」はジブリに出てくるような洋風の家で、レンガ作りの階段がかわいらしいカフェです。

ふと、一足踏み入れると、ストーブで暖められた空気が体を包み、気持ちがほっと和らぎます。

ぬくぬくとストーブで暖まり、私はお店のオススメ、猫町パフェを頼みました。

チョコレートとキャラメル味のパフェ。
ちょこんと乗せられたビスケットとポッキー

暖かい部屋、その中で食べる冷たいパフェが堪らなくおいしいのです。

こたつに包まれたほんわかする暖かさに、体が火照るように熱くなる。
それの熱を溶かすように、口の中へひんやりとしたチョコレートとキャラメルが広がっていく。

寒く凍える世間からかけはなれ、小さく暖かいカフェで味わう、贅沢なひととき。

金曜日の夜。
今夜も私は、そんな幸せに、包まれて過ごした。

−−−−場所−−−−−−

叡山電鉄 茶山駅 徒歩10分
「猫町」
12:00-22:00(L.O)
火曜日定休
落ち着いた空間*ソファー席あり

−−−−メニュー−−−−

猫町パフェ 900円
紅茶、コーヒー 500円〜
オムライス900円 ect

ことっ。心地よい静けさのなかに、グラスを置く音が響きました。

出町柳駅の喧騒とはかけはなれ、何とも言えない落ち着いた雰囲気が流れます。

やはり、一息つくときには、がやがやした町の中よりも、路地裏に隠れ、ひっそりと佇んでいるカフェが１番！

手元のグラスにはかぜのね特製のジンジャエール。しゅわしゅわとかわいい音を立てて私を誘います。

こくっ。一口、口にすると、手作りらしいしょうが本来の美味しさがさわやかさとともに広がっていきました。

遠くに聞こえる鴨川の夏の喧騒。そして、そこから外れた「かぜのね」という涼しくゆっくり時が流れる空間。口いっぱいに広がる爽快感。

全くもって至福のひとときです。
ぜひ一度、出町柳を訪ねたときには、足をお運びください。

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京都 出町柳駅 徒歩1分
「かぜのね」
カフェ*おちつける*デート*一人で

飲み物など
コーヒー350円*ジンジャエール・生姜湯480円*チャイ・ホットココア500円 ect

ケーキ400円

はじめまして。皆さんはどんな京都がお好きでしょうか？

春は疎水や哲学の道が桜で彩られ、夏は鴨川で人々が憩い、秋は渡月橋が紅く染まります。

想像してみてください。

耳をすませば、川がせせらぎ、目をあけると美しい緑や町並みに囲まれた生活を。

それでは、一緒に旅をしてみましょう。