2019年01月22日
十把一絡げズ 第46回 「平安時代」
こんにちは、酒保です。
今回は平安時代、貴族の政治最後の時代です。
平安時代は桓武天皇が平安京に都を移した794年から、鎌倉幕府が成立する1185年(あるいは1192年)までの間を指します。
現在の京都に置かれた平安京で政治が行われていたことから、「平安」時代と呼ばれます。
しかし、平安時代は若干特殊な時代です。
藤原氏が摂関政治で天下を握り、白河上皇が院政を行い、平清盛が武家政権を打ち立てる。
約390年間の間に様々な政治が行われていきました。
また、桓武天皇は軍団と兵士を廃止して、健児(こんでい)と呼ばれる少数精鋭の志願兵を採用しました。
これにより、地方は無政府状態になり、のちの武士団形成へと流れていきます。
平安時代は華やかな貴族の政治・文化に隠れて、武士が力を持っていく時代でもあったのです。
こういったところから、平安時代は古代から中世への過渡期ともみられています。
教科書でもそういった扱いをしているため、平安時代の間で章が分かれてしまっています。
このあたりの時代をまとめなおすときは、ぜひそういった流れを頭に入れて、平安時代の重要性について理解していってもらいたいと思います。
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