フォーカスWRCが生きた栄光の軌跡、ラリー界を席巻したマシン伝説！: くるまっくすDAYS

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2024年06月17日

フォーカスWRCが生きた栄光の軌跡、ラリー界を席巻したマシン伝説！

世界ラリー選手権が新しいレギュレーションを導入した時、フォードはチャンスを掴みました。マルコム・ウィルソン率いるMスポーツが開発を請け負い、なんと1年足らずで設計を完了。ターボチャージャー搭載の4輪駆動マシン「フォーカスWRC」は、それから12年間世界中を駆け抜けました。

Mスポーツの最先端施設で作られたフォーカスWRCは、合計97台が生産され、その全てがワールドチャンピオンにふさわしい活躍を見せ、44ものラリーで優勝を飾りました。

コリン・マクレー、カルロス・サインツ、マルコ・マーティン、マーカス・グロンホルム、ミッコ・ヒルボネンといったスタードライバーたちと共に、超一流の組織としての威信を確立しました。マルティニ、BP、アブダビ首長国などからの強力なサポートとスポンサーシップもそれを後押ししました。

Mスポーツは、フォードのために車の設計・開発を行うだけでなく、自社内の技術力を高め、2.0リッターターボエンジンの出力を300馬力まで引き上げたり、複雑な4輪駆動トランスミッションの開発を主導したりするなど、幅広く活躍しました。

Mスポーツの栄光はレギュレーションの変更とともに、次世代のマシン「フィエスタWRC」を生み出し、勝利の記録を更新し続けることになったのです。

■ Ford Focus WRC: The auto-biography of a rally champion

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