どうも!
沖縄の方は もう梅雨入りしたそうです...
いや〜な季節がやってきますね〜...
今回は ニッサン ピノ HC24S
この車両は スズキのアルトのOEM車です
GW中のお話ですが...
高速走行中にいきなり車からとんでもない音がして
パーキングエリアのスタンドで診てみてもらったところ
クーラーのベルトがズタボロですよ〜っと言われたそうで
クーラーベルトを外してもらい なんとか家までたどり着けたとの事...
奥様がいつも乗っている車で 車検や点検はディーラーさんに
出していたとの事なんですが
GWでディーラーさんはどこもおやすみ...
そこで うちに 入庫となりました...
音の原因は ベルトで間違いないんですが
症状としては クーラーのコンプレッサーのプーリーがガチガチで回りません...
コンプレッサーの固着によりベルトが滑り 異音がしたんだと思います
んじゃ コンプレッサーとベルトだけ交換したらOKだよね〜って思うんですが
なぜ コンプレッサーが固着したのかを調べないと
また 同じ症状になるかもしれません...
1番に考えるのは クーラーのガス漏れですね...
ガスが漏れるという事は コンプレッサーオイルも一緒に漏れているって事になります
コンプレッサーの焼きつき防止の為に(それだけではありませんが...)オイルが入っています
なので コンプレッサーが焼けついたって事は ガスと一緒にオイルも漏れてしまったっと
仮定する事ができるんですね〜...
調べて行くと 漏れていました!
目視では確認できない所なんですが ガスの検知器を差し込むと
反応があります!それは エバポレーターからです!
スズキの このタイプの車両は よくエバから漏れます...
そして 交換が本当にめんどくさい!
お客さんに確認した所 奥さんはまだ乗りたいっと言ってるそうで
悪い所は交換してくれ!との事...
それでは 交換しましょう!
まずは コンプレッサーを交換です!
もちろんパッキンも交換します
パッキンを取り付ける時は ちゃんとコンプレッサーオイルを添付してから
取り付けましょう!
また できるなら 配管も外してエアで吹かし 清掃しましょう!
それから 乾燥剤が入った ドライヤーも交換します!
配管の汚れなど不純物もここで除去されます...
まあ フィルターみたいなものですね〜...
とりあえず これで良しっと...
また エキスパンションバルブも交換します!
ここにも 汚れがたまると うまく噴射できずに
詰まりの原因にもなります
コンプレッサーが焼けついた場合は 基本的に全て交換が
安心です!(それだけ費用もかかりますが...)
さてさて ここからが大変です!
まずはインパネを外します!
って簡単に言ってますが これがまあしゃ〜し〜んです!
近くのディーラー(スズキですが)に 知り合いがいるんですが
「慣れれば簡単!」っていつも言ってます...(笑)
まあ その通りなんですが...
そして ヒーターユニットごと外して車外に出します
そして ツメを折らないように カバーを外していきます
(これが 一番 神経使います...)
そして お目見えしたエバポレーターです!
なんと まっ黄〜き!(写真ではブラックライトを当てていますので漏れている箇所が発光しています)
本来はこのようにブラックライトを当てて 微量な漏れを見つけ出すんですが
なんと この車両は当てなくても分かるくらい 真っ黄〜きでした...
「そーいえば クーラーガスを補充しておきました〜って毎回言われるんですよね〜」っと
いやいや ガスと蛍光剤入れりゃ〜いいって問題でもないぞ〜(怒)
こんだけ漏れていれば オイルも漏れて当然...
コンプレッサーが焼け付くわけですよね〜...
とりあえず 全て組み上げて クーラーガスを注入します!
オイルは新品のコンプレッサーの中に入ってあるので
今回はオイルは入れません...
まあ 予防の為に蛍光剤も1本入れておきました
さてさて エンジンをかけてクーラーを確かめようとしたんですが
コンプレッサーが回りません...(汗)
な〜ぜ〜... コンプレッサーが不良なのか...
何か配線を繋ぎ忘れたか...
っと思っていたんですが ただ単に
コンプレッサーが焼け付いた事で ヒューズが飛んでいただけでした〜...(笑)
いや〜 焦りました...(汗)
私は以外とチキンなので 焦ります...(笑)
まあ ヒューズを交換すると 無事にコンプレッサーが回り
冷たい風が出るようになりました...
個人的な意見ですが このタイプの車両の場合
エバからのガス漏れの場合 薬品系の匂い(ちょっとツーンとした匂い)が
するので 一応 目安にされてください!
2017年05月16日
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