2011年08月13日
お盆です
今日も暑い一日でした。
今年も夏休みが取れそうもないので、日帰りで実家に帰ってきました。
お仏壇を拝み、お墓の掃除をして・・・
ご存じのとおり、昔から、お盆には先祖を偲び、感謝するという風習があります。
風水でも先生によって見解は様々ですが、基本的に「先祖に感謝する」」ということは共通しています。
(ただ、お墓の立地や立派さ、悪霊云々というのは脅迫の世界だと思いますが・・・)
何故、先祖に感謝することが大切なのでしょうか・・・
「私たちは、ご先祖に生かされている。だから感謝しなければならない」という論法は、どうも納得いきません。
あくまでも、「私たちは自ら生きている」のです。別に先祖に生かされている訳ではありません。お願いして生まれてきた訳でもありませんから・・・
しかし、大切で、忘れてはいけないことがあります。
親は子の、そして孫の幸せを誰よりも願います。その思いは、昔から、そして世界共通の思いです。
そして、それは代々、何年も、年十年も、何百年も受け継がれてきているのです。
私たちは、その思い・・・私たちの幸せを願う思いにこそ、感謝をしなければならないのです。
先祖を蔑ろにすると悪霊になって祟られるから、先祖を大切にしなければならない、のではなく、大切に思ってくれる、その思いを大切にするのです。
自分を心配してくれる心に、幸せを願う心に感謝することであれば、ごくごく自然です。
これなら、素直になれるのではないでしょうか・・・
お盆の風習、大事にしていきたいですよね。
それともうひとつ、親が思う幸せ・・・広い意味では、平和な世の中であることです。
日本は、今年、自然の猛威の前に、数多くの大切な命が失われました。
しかし、それ以上に、大切な命と命が、つまり人間が互いに傷つけあう愚かな行為を、完全に止めることすら出来ずにいます。
もっともっと歴史から、学ばなければいけないことが、あると思います。
このような状況になってさえ、人と人の壁を造る・・・国や人種の境を声だかに叫ぶ人がいることを悲しく思います。
まだ懲りないのでしょか・・・日本という国を大事に思う気持ちは一緒です。
いろいろな考えがあって良いと思います。
ただ、国旗や国歌が、過去どのように用いられたか、ナショナリズムがどのように悪用されてきたか・・・歴史を振り返れば明らかなことです。
自分に都合の悪い歴史には目をそむけ、都合のよい単純な勇ましい理屈だけを信奉すること、それは、もっとも簡単で楽な選択ではありますが・・・もっとも臆病な選択でもあります。
しかも、それは、私たちを大切に思ってくれている、先祖を蔑ろにすることに他なりません。
この時期だからこそ、大切なものは何かを考えていきたいと思います。
最後まで、ご覧いただき、ありがとうございます。
1日1回、是非クリックよろしくお願い致します。
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何故、先祖に感謝することが大切なのでしょうか・・・
「私たちは、ご先祖に生かされている。だから感謝しなければならない」という論法は、どうも納得いきません。
あくまでも、「私たちは自ら生きている」のです。別に先祖に生かされている訳ではありません。お願いして生まれてきた訳でもありませんから・・・
しかし、大切で、忘れてはいけないことがあります。
親は子の、そして孫の幸せを誰よりも願います。その思いは、昔から、そして世界共通の思いです。
そして、それは代々、何年も、年十年も、何百年も受け継がれてきているのです。
私たちは、その思い・・・私たちの幸せを願う思いにこそ、感謝をしなければならないのです。
先祖を蔑ろにすると悪霊になって祟られるから、先祖を大切にしなければならない、のではなく、大切に思ってくれる、その思いを大切にするのです。
自分を心配してくれる心に、幸せを願う心に感謝することであれば、ごくごく自然です。
これなら、素直になれるのではないでしょうか・・・
お盆の風習、大事にしていきたいですよね。
それともうひとつ、親が思う幸せ・・・広い意味では、平和な世の中であることです。
日本は、今年、自然の猛威の前に、数多くの大切な命が失われました。
しかし、それ以上に、大切な命と命が、つまり人間が互いに傷つけあう愚かな行為を、完全に止めることすら出来ずにいます。
もっともっと歴史から、学ばなければいけないことが、あると思います。
このような状況になってさえ、人と人の壁を造る・・・国や人種の境を声だかに叫ぶ人がいることを悲しく思います。
まだ懲りないのでしょか・・・日本という国を大事に思う気持ちは一緒です。
いろいろな考えがあって良いと思います。
ただ、国旗や国歌が、過去どのように用いられたか、ナショナリズムがどのように悪用されてきたか・・・歴史を振り返れば明らかなことです。
自分に都合の悪い歴史には目をそむけ、都合のよい単純な勇ましい理屈だけを信奉すること、それは、もっとも簡単で楽な選択ではありますが・・・もっとも臆病な選択でもあります。
しかも、それは、私たちを大切に思ってくれている、先祖を蔑ろにすることに他なりません。
この時期だからこそ、大切なものは何かを考えていきたいと思います。
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