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2023年10月09日

ニッコールレフレックス500mmF8というレンズ

皆さんこんばんは。
最新のカメラ事情は“被写体認識AF”という、最初からカメラにプログラミングされて、人物はもちろん、鳥や飛行機などの乗り物をカメラがフォーカスしてくれる便利な機種が主流です。
今日のニッコールレフレックス500mmという古のレンズは時代にそぐわないレンズです。
そんな50年も前のレンズですが、今もしっかりと使えています。
以前にも書いていると思いますが、改めて紹介します。



IMG_1371.jpegIMG_1372.jpeg

このレンズは1970年代に販売されていたレンズで、500mmの焦点距離の超望遠レンズです。
通常500mmクラスの望遠レンズになると長く重く、手持ちで撮影するのが困難です。
そこで手持ち撮影もしやすいコンパクトサイズのミラーレンズが製造販売されました。
写真でもわかりますが、短い胴体であり、手持ちでもなんとかなります。
私は今でもたまに持ち出しています。
また、今ならヤフオクなどでも2万円前後で程度のいい品が出ています。

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レフレックスレンズの作例です。
このレンズの特徴は…なんといっても“リングボケ”です。
当時は結構嫌がられていた様ですが、レフレックスを好んで使う人もいます。
一部の人はこのリングボケがよくてあえてミラーレンズを使っています。
私の場合はリングボケというのは副産物で、なかなか超望遠のAFレンズが手が出ないのでレフレックスレンズを安価で買って使っています。
IMG_1345.jpeg

IMG_1342.jpegこのレンズのメリットは、なんとか手持ち撮影が出来るというコンパクトさと格安であるという事です。
また、このレンズでしか表現できないという事があるのも事実です。
しかし…最大のデメリットは“暗い”んです。
F8という暗さで、天気が悪いとISOを上げなくてはなりません。
手ブレを回避するには1/200秒は使わないとならない。
そこら辺はちょっと厄介でもあります。

  Twitter→@KsWORLD2020
Instagram→ks.world_2020





しかし、今はRAWで撮って画像を編集する事も出来るので、ある程度暗さなどはカバー出来ますし、背景のつぶつぶ感などもなめらかにするという事も出来ます。
今は、オールドレンズをあえて使うという人もかなりいます。
比較的低予算で超望遠レンズが欲しいという方々は、こんなレンズはいかがでしょうか?
ケンコーのミラーレンズなど新品で販売されていて、手が出し易いですし、一本持っていても面白いレンズです。
IMG_1360.jpeg

IMG_1376.jpegIMG_1379.jpeg

IMG_1375.jpegIMG_1377.jpeg


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