2020年10月01日
サイト20周年
私がWEBサイトの運営を始めたのは、2000年10月1日です
本日で20周年を迎えました
初代サイトは、テディベア作品を発表するページでした
当時は、Windowsならホームページビルダー、
MacならDreamweaver、といったホームページ作成ソフトなどで、
自分のホームページを持つことがトレンドでした
まだブログやSNSなどが無かった時代
インターネットショッピングもまだまだメジャーでは無かった時代
20年の間にネットの世界もずいぶん様変わりしたものです
自分のサイトは4〜5年に一度は内容やデザインをがらりと変えながら、
初代〜5代目までは作品中心のページとして続けました
しかし長年続けるうちに、これまでの手法に物足りなくなり
どうしたら自分らしいサイトが作れるのか悩むようになりました
自分でも楽しく続けられ、どんどん内容を積み上げられるスタイル
自分の多種多様な興味の矛先を残らず拾い上げたい
自分の好きなものを集め、自分の世界観を伝えるものにしたい
そんなことを試行錯誤しながら
2011年にサイトコンセプトを一新、
「ボテキンパラダイスかわら版」を始めました
「ボテキンパラダイスかわら版」とは、世の中の様々なもの、
美しいもの、可愛いもの、怪しいもの、自分の好きな世界を、
一枚のかわら版のようにして、WEBサイト上で見せるものです
毎月1日と15日、という締め切り日を設け、100話まで続けようと決めました
それからというもの、
私は、雑誌の締め切りに追われる編集人になりました
企画人兼ライター兼デザイナーです
はっきり言って、誰にも頼まれてないのに、勝手に取材し、勝手に記事にし、
誰も待っていないのにサイトにアップする
次の記事をどうするか真剣に悩み、それだけで頭がいっぱいの時もありました
自分は一体何をやってるんだろう?
しかしこの真面目に真剣な一人遊びほど、楽しく有意義なものはありません
私は、紙一枚に印刷された世界が好きで、
雑誌の見開き1ページの特集や、チラシやパンフレット、
そうした完結型のデザインが得意です
内容をまとめるのも好きだし、調べるのも好きだし、
面白げに、魅力的に、何でも文章と写真で記事のようにするのが好きです
それと同じくらい、紙や布でのモノ作りも大好きです
「自分の作品を作ったら、作品を記事にして見せれば良い」
このやり方を思いついてからは、
グラフィックデザイナーとしての自分も、モノ作りとしての自分も、
同時に満足出来るスタイルを生み出せたのです
それが長続きの秘訣だったと思います
「ボテキンパラダイスかわら版」2011年から2015年まで、
締め切り日を守りながら100話完結することが出来ました
この企画をきっかけに
翌年2016年「ボテキンカレンダー」12ヶ月完結
2018年「ボテキン節気綴り・二十四節気七十二候」24ヶ月完結
季節を一回りしたら終わる、一年間限定の企画はとてもやりやすかったです
2017年には、出版社「木の芽月舍」をつくり、
「木綿のことり」を出版しました
これを機に、サイト名を「木の芽月舍」と改め
サーバーを移転、ドメイン取得など、WEBサイト環境を整えました
今では、自分のストアをサイトに持てるようになるほど
個人個人のネット環境は進化を遂げました
昨年、2019年には、長年やりたかった企画
「日本の小さな姉様たち」シリーズを開始しました
子供の頃から興味があり好きだった「あねさま人形」の世界
古い資料を元に、各地のあねさまを自分なりに復刻して作るというものです
私は今でも、ホームページ作成ソフトを使ってページを作り、
FTPでサーバーに直接ページをアップロードしています
20年前と同じ原始的で面倒な手法なのですが、この自由度はやめられません
このシステムがいつまで存えるのか分かりませんが、
これからも、自分のサイトをどんどん充実させるべく頑張って行きたいと思います
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posted by konomezuki at 00:16
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