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『無洗米』の扱い方と理解。

こんにちは。

志(こころざし)先生です。

無洗米を解説します。

ワタクシは無洗米はメリットの多い食材だと思いますが無洗米に良いイメージを持っていない方が多いのも事実です。

何が普通のお米と違うのかを理解していないと無洗米を利用する価値がわかりません。

ただ『洗わなくてよいお米』というだけではない無洗米の特徴を解説します。。


おいしくないというイメージが強い無洗米ですが本当に美味しくないのかどうかも含めて今日は無洗米の特徴を解説します。

ワタクシが過去に働いたお店のなかには無洗米を使っているところもありました。

どうして無洗米を使っていたのかという事になるとメリットの方が大きかったからです。

解り易く箇条書きにしますね。

【無洗米を使うメリット】

・米を洗わないで良い分時間の短縮になり最終的には人件費節約という最大のメリット。
・完全にぬかを取っているので真っ白なお米がたきあがる。
・米を洗わないでいいので洗う際にでる米のロスが出ない。(通常4%くらいロスが出る)
・米を洗わないでいいので水道代の節約になる。


以上が考えられるメリットですが無洗米にも若干のデメリットもあります。

【無洗米を使うデメリット】

・一度使いだすと普通の米研ぎが面倒になる・・・
・米の研ぎ汁を他の料理に使えない・・(大根を茹でたり)
・イメージ的に美味しくないイメージがある・・


とまぁこんなところです。。

値段的にも若干高めになりますがこれにはきちんとした理由がありデメリットと言えるほどのものではありません。

例えばどこかのスーパーで5`入りの精白米と無洗米を買ってきたとしましょう。

重さはどちらも5`なんですが実は中に入っているお米の数は10%位無洗米の方が多いんです。

なぜか?

理由は精製後の精白米にもまだ糠が残っているからです。

その糠が約一割位(10%)を占めているからです。

つまり同じ5キロを買うなら無洗米の方が糠がついてない分お米の量が多いわけです。

これで値段が若干高めな理由が理解できます。

【お米を炊く時の注意事項】
上記にも書いたとおり無洗米は余分な糠が取れている分普通のお米に比べて計量カップなどに入れて測る場合10%位多く入ります。
という事は、通常のお米を炊く時より水の量を10%増やさないといけないという事になります。
最近のご家庭のジャーにはお釜に無洗米用のメモリがついているので大丈夫だとは思いますが念のため。



まじめに書きました〜(*´ω`)

ワタクシ志(こころざし)が一押しのお米は宮崎県産のコシヒカリ。。
コシヒカリは新潟のイメージがありますが宮崎産も美味しいです。ちなみにワタクシは大分県産です(笑)

オススメ↓

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プロフィール

志(こころざし)先生
J-TRADITIONAL SUSHI SCHOOL 福岡出張寿司道場の講師をやっています志(こころざし)がお寿司の事を中心に書いている日々ブログです。
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