アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

FE208SS-HP:フォステクス限定販売ユニット・高級20cmフルレンジスピーカーユニット について

     復活した Fostex 限定販売
     SS-HPシリーズ 第3弾:20cm

 2023年3月下旬、フォステクス(Fostex)から、
音響の基礎に徹した開発理念と独自の技術を駆使して新たに
開発された、20cm口径の限定高級フルレンジユニットが発売
されました。

『FE208SS-HP 20cm口径フルレンシユニット』

 ● 価格 ¥55,000 (税込)/1台
 ● 発売日:2023年3月下旬
 ● 限定台数(300台? 4月現在、完売だが再販売の可能性有)


   ※1) 以下 バスレフ型スピーカー を BR と略称する。
   ※2) 以下 バックロード・ホーン を BH と略称する。
   ※3) 以下 ダブルバスレフ型スピーカー を DB と略称する。


 『FEXXXSS-HPシリーズとしては、
第一弾の16cm口径「168SS-HP」,第二弾の10cm口径「108SS-HP」
に続く、第3弾 となります。個人的には、ダウンサイジング
が "常識" となった現代では、大型スピーカーの自作 になる
ので、登場するのか? 心配していました。

 ところで『FE***SS-HPシリーズ』は、今までのBH向け限定
フルレンジ ユニットとして、BH でなければ使えないような
"極端な特性" ではなくなり、

「108SS-HP」に至っては『Fostex』が公認?する サード・
パーティー の エンクロージャー・キット が "BH方式"
しか向かないユニットでは、相性が悪い "DB方式" となって
いました。

『FE208SS-HP』も『FE***SS-HPシリーズ』の "特性"継承
しているようで、磁石を2枚使用した「FE208SS」や
「FE208-Sol」のような "BH" でなければ、まともに使えない
ような仕様ではありませんでした。

しかし「108SS-HP」ほどの変化はないようで、ハッキリと
"BH専用ユニット" といえる 仕様・特性 となっています。

 なお『FE***SS-HPシリーズ』としての共通特徴は、


(a)セルロース ナノファイバ コーティング 新HP形状振動板
(c)強力(大型磁石2枚)・低歪みフェライト外磁型磁気回路
(b)高剛性アルミダイキャスト・フレーム
(c)UDRT(Up-Down Roll Tangential) ダンパー/エッジ
(d)ハトメレス構造/ファストン205金メッキ端子


と公表されています。

 Fostex限定販売、20cm口径「FE20Xスーパーシリーズ」の
前回発売「FE208-Sol:20179月」
『FE208SS-HP』は、5年と年ぶり と、なっています。 
限定販売としては、定期的な間隔 だと私は思っています。

また「FEスーパーシリーズ」として、灰色?の複合素材
パルプの HP形状振動板 の アップグレード としますと
「FE208ES-R:20073月?」から、なんと 16年ぶり
モデルチェンジ? になります。

 ただ『FE208SS-HP』は、「FE208-Sol」
「FE208ES-R」のような f特(周波数特性)
ハイ上り (高い周波数になるほど音圧が上がる) ではなく
かまぼこ状 (中音域が頂点の緩やかな山形) の特性に
なっているのが大きな違いとなっています。

 ネットを検索した情報によりますと、極端な ハイ上りの
f特は、2枚磁石の「FEスーパーシリーズ」の 大きな欠点
(専用BH採用でもまだハイ上り) となりますので、

設計段階で ボイスコイルボビン径 を WF の設計に近づけて
太くしたり ( Sol: 35.5mm -> SS-HR: 40mm ) 、
磁気回路のギャップ部のポールの断面形状をT字型 にして、
磁束密度の分布を均一化(リニアリティーUP)しつつ、強さ
をやや弱めた (BL値(N/A)、Sol: 12.8 -> SS-HR: 10.74 )
設計 を採用したそうです。
(高音域の音圧が低くなり、伸びが減る。低音の特性が良くなる。)

しかし、そのデメリットとして、全体の出力音圧レベルが、
下がった "再生音"としては "鳴りっぷり" が 後退した、
ユニット に変わったようです。

 次にBHのエンクロージャー で、長岡氏が設計した、
2枚重ね磁石の「20cm:FEスーパー」用
「D-58(ES)],「D-150:モア」では使えるかもしれ
ませんが、緩い低音ローブースト
(低い周波数になるほど音圧が上がる) f特 になると予想
できます。

よって一枚磁石「20cm:FEスーパー」
市販レギュラー 「FE208EΣ」用BH になる
「D-57」
と、相性が良さそうです。

そして、一昔前の「D-3mk2」等でも良い結果
得られる可能性高いです
(ユニット取付でBHの奥行寸法は確認する必要有)

本来の使用用途になる、長岡氏のホームシアター:方舟
メインスピーカー共鳴管方式
「ネッシー: F-3000/U/V」のような、共鳴管型なら、
重低音域強化をするべき サブウーファー必要
とせず、使える可能性があると思います。

最後に、最初の20cmFEスーパー限定ユニット「FE206S」
「毒を食らわば皿まで」設計された
"中型サイズ ( 内容積 50 ℓ)"ブックシェルフ型
密閉箱
「BS-50: コントロール20」 ならば、
現代の PCオーディオ を使えば 音楽再生アプリケーションに、
グライコ が内蔵されていて、かつ 「FE206S」より、低域を
ブースト する必要がありませんので、普通のシステムでは
まず聴けない、独特な "ハイファイサウンド"期待
できます。


 参考にしたページ

フォステクス FE208SS-HP の限定販売が予約で完売 !?

フォステクス 限定 FE108SS-HP/168SS-HP について

FE108SS-HP & Sスワン が Stereo2022年8月号:BHの世界登場。

FE168SS-HP が Stereo2021年3,4月号:Audio Craft に登場。

バックロードホーン・スピーカーをつくる! について

付録スピーカーユニット2022 は、これならできる特選スピーカーユニット マークオーディオ編 OM-MF4-MICA で、2020付録 OM-MF4 6cmフルレンジ の 進化系ユニット です。

★★ 今年は Markaudio の第4弾 ★★
★★ 振動板の軽量化で、Hi-Fi 化 ★★

 これならできる
  特選スピーカーユニット
  2022年版 マークオーディオ編
          ONTOMO MOOK Stereo編

   特別付録
   6cm フルレンジ・スピーカーユニット
   「OM-MF4-MICA」(2本)

  マークオーディオの企業理念「継続的な改善」に従った
  2020年版付録「OM-MF4」の「メタル振動板」を軽量化
  して高忠実度再生能力を高めるためにマイカを混抄して
  強化した「ぺーパー振動板」に変更した「OM-MF4-MICA」
  が、2022年版の付録スピーカーユニットとして、また
  マークオーディオ製付録の第4弾として発売されました。


  ・発 売 日:2022年9月15日(木)
  ・定   価:7,975円(10%税込 本体価格 7,250円)
  ・判型/頁数:B5/24頁

  ※1)以下、本誌を "これ特ス22版" と略称

 これならできる
    スピーカー工作 2022
          ONTOMO MOOK Stereo編

   特別付録
    ONTOMO MOOK Stereo編 付録
    マークオーディオ製
    OM-MF4-MICA対応
    エンクロージュア キット  
   (ダブルバスレフ方式、2台分)

  振動板の軽量化により、"低音域の伸び"が短くなった
  「OM-MF4-MICA」の "低音域の伸び" を強化できる
  "DB"を採用して、さらに"ダクトレス"で作り易く
  した、オントモムック純正エンクージュア・キット


  ・発 売 日:2021年9月15日(木)
  ・定   価:8,800円(10%税込 本体価格 8,000円)
  ・判型/頁数:A4変/16頁

  ※2)以下、本誌を "これス工22版" と略称
  ※3)以下、スピーカーユニット ≡ "SP-Unit
  ※4)以下、エンクロージャー  ≡ "SP-Box"

 が発売されました。

遅くなりましたが
付録SP-Unit:OM-OM-MF4-MICAについて、
机上検証してみます。

 ステレオ編集部によるムック誌特別企画の「SP-Unit」
として、モデル目になります。
そして、付録SP-Unit担当ブランドは、常連となった?
マークオーディオで、1年ぶりとなりました。

 まずマークオーディオ"企業理念"
一つは{継続的な改善} だそうで、
"これ特ス22版" の巻頭コンテンツに載っていました。

 第1弾
「OM-MF5」は、ブランドの独自ノウハウを
低コストで実現させるために、開発された
「SP-Unit」でした。

 第2弾
「OM-MF519」は「OM-MF5」を低価格で
音質のアップグレードさせるために、磁気回路の
強化等の改良を加えた「OM-MF5」を "改善" させた
マイナーアップグレードの「SP-Unit」でした。

 第3弾
「OM-MF4」は「OM-MF5/519」が
8cm口径 のフルレンジユニットでしたので、
適合する「SP-Box」が、市販で12cm口径程度の
ウーハー搭載の2ウェイ小型ブックシェルフ型SP
に比べると、大き目の「SP-Box」になるため、
同様の音質を維持して、6cm口径に小型化を目的
として開発した、フルモデルチェンジ の
「SP-Unit」でした。

 第4弾
「OM-MF4-MICA」は「OM-MF4」を
マークオーディオ の 開発思想の一つ
「低ムービングマス(軽量振動系)」
(振動系の駆動力が向上、正確な信号増幅に近づく)
を目的として、金属(硬いが重くて鳴く)振動板 から
マイカ混抄ペーパー振動板
(やや柔らかいが軽くて鳴かない)に、コーンを変更
して、優れたコーンコントロールで小信号に対して
反応の良い、ハイファイ(高忠実)度再生を向上させ
る{継続的な改善}を実行した「SP-Unit」です。

 今年
付録モデル「OM-MF4-MICA」特徴は、
一昨年の付録「OM-MF4」の特徴を引き継ぎ
上記に書いた、軽量なMICA混抄紙振動板
になり、箇条書きしますと、

 マイカ混抄ペーパー振動板で 20
   の軽量化


   内容は上記参照

  ※5) マイカ(MICA:雲母[ウンモ])とは?
      天然の鉱物で樹脂等に混ぜることで、
      その素材の剛性を向上させることが
      できる工業用の添加物。
      SP-Unitの振動板の場合は剛性アップ
      (高音域の改善)と内部損失(鳴かない
      特性)のアップが期待できる。


 ロングストローク(Xmax = 4 mm が長い)

   小口径SP-Unit では、耐入力が向上して、
   より多くの空気を正確に振動させることが
   可能となり、周波数特性で「低音域の伸び」
   を伸ばすことが可能となる。

 高コンプライアンス・サスペンション

   サスペンション系 が柔らかくて、微細な力
   でも、振動板 の 運動エネルギー を、
   音波エネルギーに 変換可能
   (微小信号の再現性が高い?)

 Markaudio製 で珍しい インピーダンス:8Ω

    複数個搭載SPシステム作成で使い易い
    設定値

となっているようです。


 公開された情報から、どのような 付録SP-Unit
なのか? 私なりに考えてみますと、

 ・発売日が 約1ヶ月 遅れていたのは、
  一体? 何の影響なのでしょうか?
  SP工作時に 8月の猛暑は避けられました
  ので、良いことだと、私は妄想しましたが、
  近年は 9月の残暑も 屋外での工作作業 では
  カラダによくないので、
  いっそのこと 10月 まで、延期された方が
  有難かったかもしれません。
  ( St誌:工作特集号 も遅れて 11月号 へ?)

 書籍定価が、去年 は

  「ONKYO製 10cm OM-OF101: 6,930
   (本体 6,300円+10%税込) 」


  で、高額になったと思いましたが、
  今年は 10cm から 6cm 口径 に小型化
  されたにも関わらず、さらに高価になり、

  「Markaudio製 6cm OM-MF4-MICA: 7,975
   (本体 7,250円+10%税込) 」


  と、差額
  1,02014.7アップとなって
  いました。

  「OM-MF4-MICA」オリジナル となる
  一昨年前の付録「OM-MF4」と定価を比べ
  ますと、

  「Markaudio製 6cm: OM-MF4: 5,995
    (本体 5,450円+10%税込)」


  と、差額
  1,98033.0アップとなって
  います。

  この 値上げ は アフターコロナの経済状況
  と ロ国 の ウクライナ侵攻 も 結構影響
  して、需要に対する部品等の供給不足が
  影響しているのは間違いないでしょう。

  ちなみに初めての 付録SP-UNIT は、
  月刊ステレオ 2010年 7月号の付録だった

  Fostex: P650、6.5cm FR-UNIT・KIT

  で、ステレオ誌本誌込みで定価が

  「Fostex製 6.5cm: P650: 2,310
   (本体 2,200円+5%税込)」


  でした。 冊子(本誌) の ページ数や情報量
  の 違い や KIT と 完成品 の 違い 、
  消費税率 などの 諸経費 の違い があります
  が、最初「P650」に比べて
  約 3.5 倍( 350 %)弱値上り
となりました。

  『OM-MF4-MICA』技術的内容
   市販 SP-Unit に勝るとも劣らず、
  価格アップに伴い、相当進化
  しています。

  しかし「P650」は、量産化のための改良を
  され「P650K」として市販品として発売されて
  います。 ちなみに「P650K」高CP比
  フルレンジユニットとして認知されています。

  そして、色々ブランド独自の高音質化技術を
  『OM-MF4-MICA』には導入されていて、
  価格もアップしてしまいましたが、
  最初の「P650」より、3.5 倍弱 "音質"
  が良くなった訳ではありません

  よって、たかが 付録SP-UNIT ですが、
  市販SP-UNIT にも負けない付加価値を多く
  盛り込まれていて、やり過ぎのような気が
  私はします。もう少し、お手軽な 販売価格
  のことも考えてもらいたいと要望します。


 最後『これス工22版』純正SP-Box
についてですが、最近は 生形三郎氏 が設計
担当に定着したようです。設計が手慣れて
きて、実用で楽しく使える
ピーカーステムなると思います。

価格は現在の日本では、木材が高騰していて、
その件を考慮して、ムックの価格を去年のそれと
比較しますと

 ・去年(2021)の SP-Box 付録MOOK
  「ONKYO製: 10cm OM-OF101用 SP-Box KIT
   定価:7,700円 (本体 7,000円+10%税)」

 ・今年(2022)の SP-Box 付録MOOK
  「MarkAudio製: 6cm OM-MF4-MICA用 SP-Box KIT
   定価:8,800円 (本体 8,000円+10%税)」

と、差額1,10014.3アップ
なっています。付録SP-Unit も同程度のアップ率
なので、やむない値上がりと、
諦めるしかないでしょう。

 『これス工22版:SP-Box』音質性能ですが、
『OM-MF4-MICA』が 6cm口径 なので、MOOK誌サイズ
に限られた 板材の量でも、なんとか十分な板厚と
大きさが取れているようで、今回は サイズが大きく
なる 新構造のダブルバスレフ型 SP-Box でした。

  ※6)以下、ダブルバスレフを "DB" と略称

 『これス工22版:SP-Box』"音"狙いは、

  {DB方式で低音の量感と伸びを!}

だそうです。 十分DB稼働させるには
標準バスレフ内容積の倍程の内容積を必要とする、
DB方式ですが、
『これス工22版:SP-Box』は、そこまで確保できず
√2倍 程度となっていましたが、DBの動作は
問題なく働くと思います(7割程度?)。


参考にしたウェブページは

OMS編 これならできる 特選スピーカーユニット2022 について

2022年版 MOOK 付録スピーカーユニット OM-MF4-MICA その1

2022年版 MOOK 付録スピーカーユニット OM-MF4-MICA その2

付録スピーカーユニット2021 は、これならできる特選スピーカーユニット オンキヨー編 OM-OF101 最先端技術バイオミメティクス振動板搭載 10cmフルレンジ です。

★★ 今年は新コラボ、老舗総合音響ブランド ★★
★★ オンキヨー製 バイオミメティクス UNIT ★★

 これならできる
  特選スピーカーユニット
  2021年版 オンキヨー編
      ONTOMO MOOK Stereo編


  特別付録
   10cm フルレンジ・スピーカーユニット
  「OM-OF101」(2本)


   「音楽の本質をしっかり伝えたい」という思いから
   投入された新技術「バイオミメティクス振動板」等
   で、最先端のハイファイサウンドを目指したスピーカー
   ユニットを、お手頃価格の 付録 として提供



  ・発 売 日:2021年8月19日(木)
  ・定   価:6,930円(10%税込 本体価格 6,300円)
  ・判型/頁数:B5/24頁


    ※1)以下、本誌を "これ特ス21版" と略称


 これならできる
  スピーカー工作 2021
      ONTOMO MOOK Stereo編


  特別付録
   ONTOMO MOOK Stereo編 付録
   オンキヨー製 OM-OF101 対応  
   エンクロージュア キット(2台分)  
   (ダブルバスレフ or バスレフ 選択制)


   "低音重視" のDBか、"鳴りっぷり" のBR が選べる
   お手軽な オントモムック純正エンクージュア・キット


  ・発 売 日:2021年8月19日(木)
  ・定   価:7,700円(10%税込 本体価格 7,000円)
  ・判型/頁数:A4変/16頁


    ※2)以下、本誌を "これス工21版" と略称
    ※3)以下、スピーカーユニット ≡ "SP-Unit"
    ※4)以下、エンクロージャー  ≡ "SP-BOX"


 が発売されました。


遅くなりましたが「付録SP-Unit:OM-OF101」について、
検証してみます。


 ステレオ編集部によるムック誌特別企画の「SP-Unit」
として、弾 の モデル目になります。
そして、St誌の付録期間も含めると SP-Unitブランド
としては、Fostex,ScanSpeak,Pioneer,MarkAudio、
に続き、初登場ONKYO となりました。


「"YouTube" チャンネル "月刊ステレオ" '21/02/23
ライブ配信」で発表され「ステレオ2018年4,5,6,7月号」
やインターネット上の「ONTOMO MOOK Stereo編」等
告知が載っていました。


 「付録SP-Unit」としては初の「ブランド」で、
5番目に登場した「老舗ブランド」になります。


まずオンキヨーの "開発ポリシー"

{音楽を通じて人を幸せにしたい}

で "これ特ス21版" の表紙裏広告に載っていました。

 『OM-OF101』開発設計思想は、

 {「音楽の本質をいかに伝え、共感していただき、
  感動を伝えることができるか」を目標とする。}

と "これス工21版" の冊子に載っていました。

 今年の付録モデル『OM-OF101』特徴は、


 バイオミメティクス(生物模倣)振動板


   高剛性の貝殻構造を取り入れた
   大きくうねった、五角形を回転
   させた湾曲上の立体構造コーン。


   トンボの翅(はね)の翅脈構造を
   採用した軽く強度があり、かつ
   共振が起き難い構造のコルゲー
   ションデザインのコーン振動板
   表面。


 完全対称とした渦巻構造エッジ


   振動板を支持するエッジに上下
   方向を完全対称とした渦巻構造
   を採用、歪みを下げエッジから
   の不要音の低減を実現


 コンプライアンス・サスペンション


   サスペンション系が柔らかくて、
   微細な力でも、振動板の機械運動
   エネルギーを、音波エネルギーに
   変換可能
   (微小信号の再現性が高い?)。


 ・銅製ショートリングを採用した磁気回路


   ポール頂部、マグネット内径にも、
   ショートリングを採用、S/N感
   の向上が期待できる。


 フェーズプラグの採用


   センターキャップに比較して音の
   立ち上がりが速い、抜けがよい、
   こもり感がない、よりクリアに耳
   に届く等、振動板との相性が
   よかったため、採用


となっているようです。


 公開された規格値特性などから、
どのような付録SP-Unit なのか?
私なりに考えてみますと、


{ m0 = 5.0 g} と 振動系の等価質量 が、
10cm口径ウーファー並 に重たい
(低音再生が充実するが高音再生が難しくなる)
のに、再生周波数帯域 で 最高再生周波数 が
{ 〜 30 KHz } と、ツイーター並の伸びを
示していることに、私は驚きました。

さらに 音圧周波数特性 で、中高域の平坦さ等
は、まさに「バイオミメティクス」の 設計 と
凝ったエッジ形状、さらに 強力な磁気回路 が
測定結果に、良い音 が再生されそうな、
定量的結果 を示していると感じました。


 どのようなエンクロージャーが適するのか?
は「これ特ス21版」の冊子:P4. に


{ Qts を 約 0.7 に設計しています
  ので、バスレフ方式 にマッチします。}


と載っています。

ただ、現代の 市販SP-Unit は バスレフ方式 で
使うことを前提で設計するのが一般的なので、
バスレフ方式 がマッチするのは、当然なので
しょう。


月刊ステレオ2021年 9月号で、炭山アキラ氏 が
『OM-OF101』を使った「とんぼ返り」
と命名した
ックェルフ型ックロードーン(以下BH)
を発表しています。


『OM-OF101』の磁気回路が強力なので、
BH専用SP-Unit 程ではないにせよ、BHらしい
良い音が再生できたそうです。


個人的には、サブロク合板一枚で、
SP-BOX が2本とれる程度の内容積(約 20ℓ 強)
となるダブルバスレフ方式 が、
良さそうに妄想しています。


計算したところ「密閉型」では{内容積:Vc}は、
{ 先鋭度:Q0 = 0.7 〜 0.8
の範囲で
{ 内容積:Vc = 23.435.04 ℓ }
となります。


「ステレオ誌」に載った標準バスレフ
の計算式では、
{ダクト共振周波数:fd ≒ 57.9 Hz}
かつ
{内容積:Vd ≒ 10.05 ℓ}
となりました。


密閉型なら
{Q0 ≒ 0.735 ,Vc ≒ 10 ℓ,f0c ≒ 101 Hz}
が、良い結果が得られそうです。


バスレフ型 で、高音質を狙うなら、上記計算式の
結果を基本としたエンクロージャーが良いと思い
ます。


 今年の「ムック誌付録エンクロージュアキット」
『これス工21版』は、『OM-OF101』
10cm口径なので必然で、エンクロージャー 内容積
が大きく必要なため、MOOK誌の形態サイズ では、
木材が足りないため『OM-OF101』の音質性能を十分に
引き出した高音質めません


しかし、お手軽にちゃんとした エンクロージャー
が欲しい場合 『これス工21版』最適で、
設計者の 生形三郎氏 が 楽器作成的スピーカー
開発を駆使して、それなりに音をチューニング
して完成させています。よって、それなりに
音を楽しむことは出来るでしょう。


参考にしたウェブページ


OMS編 これならできる 特選スピーカーユニット2021 について

ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット オンキヨー編1

ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット オンキヨー編2

ステレオ誌:実用付録ムック これできまる! 本物の低音力(付録:BASSチャンデバ、2019年2月発売) が 2020年3月 に再販売?

★★ もっと低音を! 付録バス・チャンデバ ★★

 これで決まる! 本物の低音力
  ONTOMO MOOK Stereo編

  特別付録
  フォステクス製 SW専用チャンネルデバイダー
  Stereo×Fostex BASS Channel Divider

   自分で詳細にコントロール、自分だけの BUSS SYSTEM を
  作ることが可能な低音用に特化したアナログ・チャンデバ。
   200Hz以下の低域信号を抽出・制御、SWに用いるアンプ
  部分やスピーカー部分を自由に組み合わせることが可能。
   どんなアンプでも使用可能な入力が、アンプのスピーカー
  出力端子から取る設定。制御部がSPから離れた付録は、
  操作・調整・SW帯域追加 が容易に可能

  ・付録外形寸法:W109×H28×D60[mm](突起物含まず)
  ・付 録 質 量:380 [g]

  ・発 売 日:2019年2月19日(火)
  ・定   価:9,350円(10%税込 本体価格 8,500円)
  ・判型/頁数:B5/24頁

    ※1)以下、スピーカーシステム ≡ "SP"
    ※2)以下、スピーカーユニット ≡ "SP-Unit"
    ※3)以下、ウーファーユニット ≡ "WF-Unit"
    ※4)以下、エンクロージャー  ≡ "SP-BOX"
    ※5)以下、サブ・ウーファー  ≡ "SW"
    ※6)以下、BASSチャンネルダバイダー
            ≡ "BASSチャンデバ"
    ※7)以下、Model OM-MF5 ≡ "OM-MF5"

 の 2019年2月 発売の付録「BASSチャンデバ」
ムック が好評につき完売状態でしたが、何故か?
2020年3月に再発売されました。

非常に遅くなりましたが「BASSチャンデバ」
について、検証してみます。

 「Stereo誌2018年11月号」記事
「短期集中連載:もっと低音を!」によりますと、

2014年11月19日 発売の MOOK付録
「2ウェイ用チャンネルデバイダー」
発売したときに「SW用チャンデバ」欲しい
という要望が結構あったそうです。

 ※a) SW(サブ・ウーファー)
      ウーファー帯域の下、
      つまり超/重・低音帯域を
      再生させるスピーカーシステム

 ※b) チャンデバ(チャンネル・デバイダー)
      マルチアンプ方式を実施するための、
      帯域分割(高,中,低 等)する装置

 その要望に応えて「ムック付録SW用チャンデバ」の
発売に至ったそうです。
たしかに「オーディオマニア」で小型の
「自作スピーカー(以下SP)」等を使っていると、
重低音再生のために「SW」が欲しくなりますが、

現在は「A&V システム」の方が
一般的に「ピュア オーディオ システム」より、
人気があるようで、市販「アクティブSW」は、
一世代前に比べて、多数のモデルが市場に
出回っています。

「BASSチャンデバ」を使用するために、
わざわざ「パワーアンプ」と「自作SW」
(市販大型SPでもOK)を用意して、
手間と暇を掛けて、重低音再生することを
目指さなくても、個人的にはよいと考えますが、

「自作SP」の作成において、腕に自信があり、
すべての「SP」を自作で賄う、ニッチな要望を持つ
ことは十分理解出来ます。しかし、繰り返しますが、
一般的には、その理解は得られないと、私は考えます。

個人的には、試してみたい気持ちはありました。
よって試しに購入しましたが、
「パワーアンプ」(付録の LXA-OT1/3 でもOK)は、
用意できますが「パッシブSW」を作成する
必要があり「ウーファーユニット」を購入する
必要がありましたで、未だに使用していません。orz

以前使用していた大型システムを SW代わりに使う
方法も紹介されていますが、仕様を見ますと
「入力信号」はメインアンプの「SP端子」から取る、
どんな「プリメインアンプ」等を使っていても
利用できる方式です。

それは「プリアウト端子」から取る方式より、
音質劣化が心配される方式となります。
さらに「2.1ch方式」の「ウーファー」1本の方式は
使えず、「2.2ch方式」しか工夫しなければ使えません。

「2.2ch方式」は「2.1ch方式」より音質は良いですが
「SW設置面積」が広く必要で、SWが2台分となる
コストが掛かる方式しか使えません。

なお「入力SP端子」が「ワンタッチ プッシュ」の
ばね式 で、太い「SPケーブル」は使用出来ません。
これはスピーカーを駆動する電力のような大電力?
が必要ではなく、信号音源としての小電力? の
信号電圧なので、ほ導体断面積は、小さくてOK
ですが、

音質上の事を考えますと、インタコネクトケーブル
同様で、音質に影響する可能性が高いので、細くとも
質の高いSPケーブルを使った方が良いと推測します。

 上記連載記事「もっと低音を!」では、

 (1) メインSP
    :2018年ムック付録:Model OM-MF5
    :ムック誌付録 小型SP-BOX

 (2) メインアンプ
    :DENON:PMA-390 プリメインアンプ

 (3) パワーアンプ
    :Fostex:AP15d パーソナルアンプ

(40) パッシブSW-00 自作 10cm口径
    :Fostex:FW108SH ウーファー
    :+ 小型密閉型 SP-BOX

を使用して、使い方の解説・試聴レビュー
載せていました。

本誌では、それら以外に SW追加して、

(41) パッシブSW-01 キット 12cm口径
    :ワンダーピュア 12cm口径ウーファー
    :WP-SP121SUB SW

(42) パッシブSW-02 完成品 16cm口径
    :ワンダーピュア 16cm口径
    :WP-SP161SUB SW

(43) パッシブSW-03 自作 16cm口径
    :フォステクス FW168HS WF-Unit
    :+ FW165WB2 バスレフ型 SP-BOX

(44) パッシブSW-04 自作 10cm口径
    :+ フォステクス P1000(Stereo誌付録)
    :密閉型 SP-BOX

等を加えて試聴レビューを載せていました。
さらに「炭山アキラ 氏」「生形三郎 氏」による
氏らの実際システムに組み込んだ試聴記事も
載っています。

自作や上記のようなSPシステムに向いている
ムック付録「バス・チャンデバ」だと思いました。
でも、どのような価格クラスのシステムでも使える
と載せています。


参考にしたウェブページは

オントモムック これで決まる! 本物の低音力 8

オントモムック これで決まる! 本物の低音力 7

オントモムック これで決まる! 本物の低音力 6

オントモムック これで決まる! 本物の低音力 5

オントモムック これで決まる! 本物の低音力 4

オントモムック これで決まる! 本物の低音力 3

オントモムック これで決まる! 本物の低音力 2

オントモムック これで決まる! 本物の低音力 1

ONTOMO MOOK Stereo編 付録SWチャンデバ

ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット2018 は、これならできる特選スピーカーユニット マークオーディオ編 Model OM-MF5 ロングストローク・メタル振動板 です。

今年は新コラボ・気鋭 マークオーディオ製


これならできる 特選スピーカーユニット
   マークオーディオ編
  ONTOMO MOOK Stereo編

  特別付録
  8cm フルレンジ・スピーカーユニット
  「Model OM-MF5」(ペア)

  振動板の運動エネルギーを正確に音圧エネルギーに
  反映させることを重視した、新発想の設計方針に基づく
  ユニットをお手頃価格の付録として提供

  ・発 売 日:2018年7月19日(木)
  ・予   価:5,616円(8%税込 本体価格 5,200円)
  ・判型/頁数:B5/24頁

スピーカー工作の基本&実例集 2018年版
  ONTOMO MOOK Stereo編

   特別付録
   MOOK ステレオ編
   付録 MarkAudio Model OM-MF5 対応
   エンクロージュア・キット
   (ダンプドバスレフ)

   "おまけ" とは言わせない
   市販品に肉薄する音質と外観

   ・発売予定日:2017年7月19日(水)
   ・予価:4,968円(8%税込 本体価格 4,600円)


    ※1)以下、スピーカーユニット ≡ "SP-Unit"
    ※2)以下、エンクロージャー  ≡ "SP-BOX"
    ※3)以下、Model OM-MF5   ≡ "OM-MF5"


 が発売されました。遅くなりましたが
「付録SP-Unit:OM-MF5について、
検証してみます。


 ステレオ編集部による特別企画の「SP-Unit」
として、10
(去年は第8弾、第9弾 が同時発売?!)になります。


 「ステレオ2018年4,5,6,7月号」
インターネット上の「ONTOMO MOOK Stereo編」
告知が載っていました。


「ステレオ2018年8月号」では「OM-MF5」を使用した
スピーカー工作記事が、"特集" で組まれていました。

 今年は、今注目を浴びている、気鋭の
マークオーディオ製「OM-MF5:SP-Unit」が
付録になっています。


付録「SP-Unit」としては初めての「ブランド」
番目の登場になります。


 今年の付録モデル『OM-MF5』特徴は、


 高剛性軽量な振動板
   宇宙工学グレードの 100μm厚
   アルミ・マグネシウム合金


 ロングストローク(Xmax が一般より長い)
   低音域での正確なストロークを達成?


 高コンプライアンス・サスペンション
   サスペンション系が柔らかくて、微細な力でも
   振動板の運動エネルギーをが音波エネルギーに
   変換可能(微小信号の再現性が高い?)


となっているようです。


 『OM-MF5』は「マークオーディオ」の
同じ8cm口径市販品「Alpair6v2」等から
低コスト化しています。


まず「フレーム」ですが、市販品は
「エンジニアリングプラスチック」を使って
いますが


『OM-MF5』は「鉄板プレス」に変えて、
量産化によって、低コスト化しています。


また「高コンプライアンス(柔らかい)」
サスペンション系が、多分組立工程での難しさから
やや「低コンプライアンス」方向に向けたようで、


{最低共振周波数:f0 ≒ 124 Hz }と高く、
{等 価 質 量:m0 ≒ 2.05 g }と軽く
なっています。


これらは「マークオーディオ SP-UNIT」の特徴から、
一般ブランド? 「SP-UNIT」の特徴へ傾いていて、
重低音の再生が、やや後退していると推測します。


以上の低コスト化等で、市販フルレンジ
「MarkAudio SP-UNIT」から聴感上の
ワイドレンジが、やや低下すると思われますが、


「マークオーディオ」の指向性が広く
高い解像力明るさは、保たれていると、
告知 や MOOK誌の冊子 に載っていました。


 またエンクロージャーですが
「エアーサスペンション」系の「SP-BOX」で、
内容積の少ない「密閉型」

つまり「小型エンクロージャー」にやや向いて
いる「SP-UNIT」ようです。
(バスレフ は万能でフルレンジなら普通に可能)


計算したところ「密閉型」では{内容積:Vc}は、
{ 先鋭度:Q0 = 0.7 〜 0.8の範囲で
{ 内容積:Vc = 3.101.28 ℓ となります。


「ステレオ誌」に載った標準バスレフの計算式では、
ダクト共振周波数:fd ≒ 81.4 Hz}かつ
内容積:Vd ≒ 3.4 ℓ}となりました。


 今年の「ムック誌付録エンクロージュアキット」
『スピーカー工作の本&例集2018年版 は、
商品解説では "高音質" を強調していますが、


内容積がおよそ1.5 ℓ 弱}になる
「ダンプドバスレフ型 SP箱KIT」
なるそうです。


なお「ダンプドバスレフ」は「密閉型」と
「バスレフ」の中間となる特性になります。
よって適正内容積も中間になります。


以上より、設計計算値の範疇に入りますので、
商品解説に "誇大表現" はなく、その解説は、
信じて良いと思います。


 さらに「SP箱KIT」の音質を向上させるためには、
「仕上げ塗装」や「吸音材」や「スピーカー端子」と
「内部配線材」等の工夫で容易に達成できるハズです。


 設計者は、新進気鋭のオーディオ評論家? で、
スピーカー自作にも熱心な「生形 三郎 氏」です。


「生形 氏」は、音楽之友社公式オンラインショップ
「ONONMO Shop」で発売された バッフル面 に
「オーク(楢):無垢材」を使った数量限定品


UBUKATA MODEL DBR-3
  (マークオーディオ製 8cmフルレンジ・
    スピーカーユニット・キット OM-MF5 対応)


  ・型   番:STKT-008
  ・発 売 日:2018年7月19日(木)?
  ・販売価格:54,000円(8%税込 本体価格 50,000円)


も設計しています。こちらは「SP-BOX」素材に高額な
「オーク(楢):無垢材」等を採用した、
ハイエンド機的な仕様なので、


工夫せずとも、解説通り正確かつ丁寧に工作すれば、
あまり苦労せずに高音質を得られると予想します。
ただし「使いこなし」は重要で必須事項になります。


参考にしたウェブページは

OMS編 これならできる 特選スピーカーユニット2018 について

ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット マークオーディオ編3

ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット マークオーディオ編2

ステレオ編集部 特別付録スピーカーユニット マークオーディオ編1

ONTOMO MOOK Stereo編 これならできる 特選スピーカーユニット Pioneer編 付録 OMP-600 用 鳥型BH コサギ ついて

 超高コスパSPが作れる 雑誌付録SPユニット 

ONTOMO MOOK Stereo編
  これならできる 特選スピーカーユニット
  パイオニア編
  
  特別付録
  6cm フルレンジ・スピーカーユニット
  「OMP-600」(ペア)

  ブランドの伝統に裏打ちされた小口径ユニット

  ・発売日:2017年7月19日(水)
  ・定 価:3,500円(8%税込 本体価格 3,780円)

ONTOMO MOOK Stereo編
  これならできる 特選スピーカーユニット
  フォステクス編

  特別付録
  8cm フルレンジ・スピーカーユニット
  「OMF800P」(ペア)

  金属振動板にフェイズプラグを携えた実力派

  ・発売日:2017年7月19日(水)
  ・低 価:4,600円(8%税込 本体価格 4,968円)

    *1) 以下、スピーカーを「SP」と呼びます。
    *2) 以下、SPユニットを「SP UNIT」と呼びます。


が発売されて、3/4年を超えて、次の付録「SP UNIT」の
お知らせも「ステレオ2018年4,5月号」に掲載されていますが、
「OMP-600」の「エンクロージャー」の話題が続いています。

それは「炭山アキラ 氏」が設計した
「鳥型BH:コサギから始まっています。

「コサギ」の「エンクロージャー」の 設計解説・工作方法
記事は「パイオニア編」に載っていて、

試聴レビュー記事
「ステレオ2017年8月号」に載って
います。

「OMP-600」の発売後、数ヵ所で、2017年付録
「スピーカーユニット」の試聴会を開いたそうで、
それら試聴会で

「鳥型BHコサギ」自作スピーカーに対する
問い合わせが殺到したことにより、

音楽之友社のウェブサイト
「オントモ ビレッジ オンラインショップ」にて
限定販売ですが発売されました。

  鳥形バックロードホーン・キット
     炭山アキラモデル「コサギ」STUK-01
       OMP-600付、2本セット
     販売価格:50,000円(税込54,000円)

『STUK-01』独自の特徴としては「Fostex編:OMF800P」との
聴き比べが出来るように「ねじ」止めで簡単に交換できる
「バッフル」を付属させていました。

しかし限定販売数に達したため、現在は販売終了となりました。

 「コサギ」は「炭山アキラ氏」に開発元「パイオニア」から
直々に「鳥形BH」のリクエストを送り、
それを受けて制作されたスピーカーモデルだそうです。

よって「炭山氏」も力を入れて、設計・開発 したことが
感じ取れます。

さらに『OMP-600』自体も「パイオニア」初の試みなので、
相当威信をかけて作り上げた 傑作ユニット であったことも
推測できます。

でも、それを告知記事等で明確に表現できていないため、
一般には、十分伝わっていなかったようでした。

 規格で{ Q0 = 0.997 }とBH{ Q0 < 0.3 が理想}に
不向きな「SPユニット」に思えてしまいますが、

 { Q0 }よりも重要な要素の、実効振動板面積よりも
大きなサイズの磁石を搭載している、相対的に磁気回路が
超強力な駆動力が非常に高い「スピーカーユニット」なので

「BH」の「リア・ホーン」を必要十分に駆動出来る
ことを実現しているユニットと私は推測します。

(Q0 の影響は、200[Hz]付近の音圧にややピーク性の
 音圧として表れているが、それが反って低音域の強化に
 なった好結果となっている?)。

 超人気で多くの実績を残した
「故:長岡 鉄男 氏」最高傑作と評価された
「D-101S:スーパースワン」の使い勝手を

大幅に緩和できるように設計された( D-101S は
設置場所を広く取り過ぎてセッティングが非常に
難しい)にも拘わらず

「スーパースワン」楽に凌駕するかもしれない
音場感と微小信号の再現力を持っているそうです。

しかも、低音域は一般家庭のハイファイ再生で必要と
される 50[Hz]までフラットな伸びを達成していて、
十分な低音感を得ているそうです。

 音量も心配されますが「BH」は、超低音を除いて、
十分に振動板に負荷を掛けて、無駄な振動が発生しない
耐入力を、非常に高める機構なので、

コーン紙が大きく揺れて入力が入らなくなる現象が
抑えられるので、一般家庭で鳴らすには十分な音量
得られているようです。

興味のあるあなたは、私に騙されたと思って
「コサギ」を作って使ってみればハイエンド・
スピーカーはいらないと予想します。

 その後さらに
「音楽之友社×パイオニア セミナーイベント」
にて参加者から「炭山 氏」に

{「コサギ」はいいスピーカーだけどちょっと難し
  過ぎる。もっと簡単なBHは実現できないの?}

という複数の問いかけが、あったそうです。

 その問いかけを受けて「コサギ」より、
もっと簡単に作成できるフロアスタンディング型
「サマリー」を「炭山 氏」が設計・作成して

「共立電子セミナーイベント」にて、お披露目した
ことが「ステレオ2018年 2月号 P.71」に載って
いました。

その「サマリー」の工作紹介記事にて「板取図」と
「組立図」そして「工作時の注意事項」が掲載されて
いました。

しかし記事上「図面」等に設計ミスがあり、その後
「月刊ステレオブログ:2018年1月29日」の記事に、

{炭山アキラ氏設計BH「サマリー」改定版図面」が
アップされました。

上記「ステレオ誌」の「サマリー」図面から

 ・一部の取り付け位置を示す数字が脱落して
   しまっていたのを修正

 ・バッフル板と仕切り板3の間を余り板から
   取った部材で埋めるように修正

を追加した「バージョン1.1」に書き換えた
図面が載っていました。

なお「バージョン1.0」の「サマリー」音質は、

{1カ月以上結構な音量で鳴らし込んだ結果、
 「コサギ」ほどではないにせよ、結構なレンジ感と
 解像度を聴かせてくれるようになった。}

と載っていました。

 さらにその後「ステレオ2018年 4月号 P.118」に
「炭山 氏」設計の新作ダブルバスレフ型「チビD」
が「ボンノート:イベント」でお披露目したそうです。

しかし「チビD」の工作記事はいまだに雑誌記事等で
お披露目されていませんが「OMP-600」は色々と楽しめる
「スピーカーユニット」であることが証明されていました。

参考にしたウェブページは

ステレオ編 これならできる 特選スピーカーユニット について

鳥型BH:コサギ について、ステレオ2017年10月号 に登場

フォステクス限定販売ユニット FE208-Sol 高級20cmフルレンジスピーカーユニットについて

 フォステクス(Fostex)から、
バックロードテッド・ホーン・スピーカー専用
開発された

「FEスーパーシリーズ」の元祖、20cm口径
限定高級フルレンジユニットが発売されました。

 ※1) 以下 バックローテッド・ホーン を BH と略称する。

FE208-Sol 20cm口径フルレンシユニット』
  ● 価格 ¥35,000+消費税/1台 ●発売日:2017年9月下旬
  ● 限定 300台(即予約注文数に達したので、再配布開始)

「FE-Solシリーズ」でBH向けアルミダイカストフレーム製
限定スピーカーユニットはFE103-Sol:10p口径」
FE88-Sol:8.5cm口径」に続いて、モデル目になります。

 さらに一般的「20cm口径フルレンジ」の場合は、
規格上の再生周波数特性で、高音域が 20[kHz] を
超えていましても、高音域の放射指向性は非常に狭いので、

通常の仕様では、スーパーツィーター(以下STW)が欲しく
なります。よってベストマッチとなる STW 発売されました。

T90A-Super ホーン型スーパーツィーター』
  ● 価格 ¥39,000+消費税/1台 ●発売日:2017年9月下旬
  ● 限定 200台


 『FE-Solシリーズ』としての共通特徴

(a)2層抄紙ESコーン
(b)高剛性アルミダイキャスト・フレーム
(c)ハイ・コンプライアンス コルゲーションダンパー
(d)3点接着方式/ファストン205金メッキ端子
(e)強力・低歪みフェライト外磁型磁気回路

「FE103-Sol」「FE88-Sol」同様ですが、20cm口径と
ユニットのサイズが大型化したことで、


(e)2層抄紙センターキャップ -> 2層抄紙ダブルコーン
    「FEシリーズ」16cm口径以上の振動板の特長です。

と変更されています。

『FE208-Sol』音質的特徴は、
「繊細で表現力豊かな音楽再生を実現 と、
 圧倒的な ダイナミックレンジと
 100dB を超える出力音圧レベル」

と説明されています。


 昨今のスピーカーシステムのダウンサイジング化
伴い、次に発売になる「FE-SOLシリーズ」
限定ユニットは、私の予想では、

FE138-Sol(仮):13cm口径」
FE168-Sol(仮):16cm口径」
発売になると思っていましたが外れました

 Fostex限定販売、20cm口径「FE20Xスーパーシリーズ」の
前回の発売は「FE203En-S:2011年3月で、
じつに6年ぶりとなっています。

さらに「FEスーパーシリーズ」の主な共通する特徴として、
レギュラーユニット(現在、FE208EΣ)に対して、磁気回路の
駆動力強化定番ですが、

『FE208-Sol』「FE203En-S」より
磁気回路強化されている「FE203En-S」
同様サイズの大型磁石を2枚重ね

「FE208SS:1996年11月」
「FE-Sol」化したグレードアップバージョンとみなしますと、
なんと21年ぶりのモデルチェンジとなります。

 大型磁石2枚重ねクラスの強力磁気回路用
エンクロージャー例えば、故:長岡鉄男氏設計

D−58D−150[モア]や、
大型共鳴管方式「F3000T〜V(ネッシー)」

所有している方にとっては、待望の代替ユニットになります。

新規
「Fostex BH専用限定ユニット」
楽しみたい方々にも期待を裏切らない様に純正

『FE208-Sol』専用BH型スピーカーボックス
受注生産で用意されました。

BK208-Sol FE208-Sol用BH型
   20cm口径用スピーカーボックス』
  ● 価格 ¥200,000+消費税/1台
  ● 受注開始日 平成29年 9月末

「FE103-Sol」「FE88-Sol」の純正専用BH型
スピーカーボックスと販売価格を比べますと、
およそ3〜4倍値段となっています。

振動板面積の比率で考えますと、価格比と振動板面積比は、
ほぼ等しいに近い 1:4 と、なっていますので、
当然のことなのか? と判断できます。

よって『BK208-Sol』が特別高額な
スピーカーボックスであるという訳ではありません。

妥当な価格設定だと思いました。しかし、
実勢上の絶対値では、高額に感じてしまいます。

でも、自作スピーカーのフラッグシップ・モデルと思えば、
大概のフラッグシップ機が 100万円/1本 を、
超えていますので、それらと比べますと安く感じます。

 『BK208-Sol』は最近の恒例となっている
「取扱説明書」に載っている
標準スピーカーボックス に相当する

作例エンクロージャー
設計オリジナル とした
市販化スピーカーボックス です。

そのために、D−58、モア のような ユニットの性能を
最大限に引き出すために、

一般家庭では大き過ぎるスピーカーボックス では、
一人では工作出来ず、価格もさらにアップせざるを得ないので、
やや小型になっています。

以上より フラグシップ機 というより、扱いやすいハイエンド機
相当のスピーカーボックス サイズ に、まとめたと、
私は推測します。

そのため、低音域の伸びは 50[kHz]〜 と、超高忠実度再生用
としては、ややもの足りなくなっていますが、

一般ソーズ音源"音楽" を聴く上では、
十分な低音域再生となる BH になっているようです。


 参考にしたページは

Fostex(フォステクス) FE208-Sol の限定販売について

Fostex(フォステクス) FE108-Sol について、バスレフ 2

フォステクス FE108-Sol の限定販売について、その6

Fostex(フォステクス) FE88-Sol について、市販BH 2

フォステクス FE88-Sol の限定販売について 3、バスレフ型

ステレオ 付録スピーカー 2017 は、ONTOMO MOOK Stereo編 に 企画が お引越し、 フォステクス編 OMF800P、パイオニア編 OMP-600 の 2冊同時発売

今年のユニットステレオ編集部初 2ブランドを発売


これならできる 特選スピーカーユニット
  パイオニア編
  ONTOMO MOOK Stereo編

  特別付録
  6cm フルレンジ・スピーカーユニット
  「OMP-600」(ペア)

  ブランドの伝統に裏打ちされた小口径ユニット

  ・発売予定日:2017年7月19日(水)
  ・予価:3,500円(8%税込 本体価格 3,780円)


これならできる 特選スピーカーユニット
  フォステクス編
  ONTOMO MOOK Stereo編

  特別付録
  8cm フルレンジ・スピーカーユニット
  「OMF800P」(ペア)

  金属振動板にフェイズプラグを携えた実力派

  ・発売予定日:2017年7月19日(水)
  ・予価:4,600円(8%税込 本体価格 4,968円)


スピーカー工作の基本&実例集 2017年版
   ONTOMO MOOK Stereo編

  特別付録
  MOOK ステレオ編 付録 Pioneer OMP-600対応
  エンクロージュア・キット(QWT方式)

  QWT方式採用のエンクロージュア・KITは史上初!

   ・発売予定日:2017年7月19日(水)
   ・予価:4,000円(8%税込 本体価格 4,320円)


の発売が近づいています。

ステレオ編集部による特別企画のスピーカーユニットとして、
第8弾になります。


 フォステクス編「OMF800P」スピーカーユニット対応の
エンクロージャー・キット(以下、SP-BOX)が付録になる
「スピーカー工作の基本&実例集」の発売がありませんが、

「OMF800P」
「Stereo2016年8月号 付録スピーカーユニット M800
音質アップさせた改良モデルです。

そのため、ほとんどの「M800」対応の「SP-BOX」が、
適応できるそうで、去年の


スピーカー工作の基本&実例集 2016年版
   ONTOMO MOOK Stereo編  

  特別付録
  ステレオ 2016年8月号 付録 フォステクス M800
  バックロードホーン エンクロージュア・キット

  付録エンクロージュアは、"凄いぜ!メタル対応"

   ・発売予定日:2016年7月19日(火)
   ・予価:4,900円(8%税込 本体価格 4,537円)


が、音楽之友社ステレオ編集部 としての純正「SP-BOX」として、
在庫が無くなっていましたが、再販されています。


 「ムック誌」タイトル
「これならできる 特選スピーカーユニット」
となっています。

これは「本格ハイファイオーディオ入門者」を
メイン・ターゲットとしていることを表していると
私は感じました。

「スピーカーユニット」が付録になって8年間も続いて、
日本国内の経済事情で「月刊ステレオ誌」に特別付録として
「おまけ」が付けられなくなったにも係わらず、

「月刊ステレオ誌」の別冊? に相当する
「オントモムック ステレオ編」に移してまでも、
スピーカー工作関連の特別付録を続けているのは、

「趣味のオーディオ」を、
極めるためには「スピーカー自作」は避けて通れない、
大事な体験 になるということです。

「オーディオ システム」は高級品を購入して、
ただ設置すれば、直ぐに高音質で音楽を楽しめるような、
簡単・安易な「趣味」ではありません。

「スピーカー システム」を代表とする
「コンポーネント」の「使いこなし」(チューニング)作業が、
高音質再生を実現する上で、非常に重要な行動になります。

そのために「スピーカー自作」は
「スピーカー システム」が「何たるか?」を理解していなければ
「使いこなし」を適正に施すことは出来ません。

ですから「スピーカー自作」は
「スピーカー システム」を知る上で、避けて通ることが出来ない
楽しい訓練体験です。

でも、安心して下さい。
難しく考えなくても「料理」に似たモノがあります。
「手料理」のようなものです。

「工作」楽しい作業ですから、分からないことがらは、
「ステレオ編集部」等の発信する情報を参考にすれば、初心者でも、
付録で本格ハイファイスピーカーシステムが手に入れることが出来ます。

付録が本格パーツである証拠は、
去年の付録「Fostex製:M800」は「Ishida model」という
非常に贅沢な「SP-BOX」に収めて、ペア10万円で、

音楽之友社のカスタマー向けサイト?
「オントモ ビレッジ」にて発売されていることが証明しています。

さらに「付録スピーカーユニット」が元となって
「フォステクス:かんすぴシリーズ」がラインアップされています。

つまり、市販商品と変わらない(それ以上?の)本格設計がされている
ということです。

よって、ステレオ編集部による、工作特集企画の
「付録スピーカーユニット」は「おもちゃ」レベルではなく、
本格的に楽しめるレベルの「アイテム」となっています。

参考にしたウェブページ

ステレオ編 これならできる 特選スピーカーユニット について

ステレオ 2017 付録スピーカーユニット は ONTOMO MOOK Stereo編 に代替

中村製作所 NS アモルメットコア ノイズフィルターについて、Stereo誌,オーディオ アクセサリー誌で、超高評価!!

 オーディオ用のトランスを使ったアクセサリーやケーブルを発売
している 中村製作所 から、ケーブルを穴に通すだけの画期的 Audio用
ノイズフィルター「アモルメットコア」が発売されています。

『中村製作所
 NS Amormet Core(アモルメットコア)
        ノイズ吸収リングコア』

 NSシリーズ:コモンモード専用

  NS-095B{外形φ 9.0 穴径φ 5.5 t= 8 [mm] @2,000}
  NS-115 {外形φ12.0 穴径φ 5.0 t= 7 [mm] @1,000}
  NS-145 {外形φ14.0 穴径φ 6.5 t= 7 [mm] @1,200}
  NS-221 {外形φ22.5 穴径φ10.0 t=12 [mm] @3,200}
  NS-285 {外形φ28.0 穴径φ14.0 t=13 [mm] @7,800}
  NS-295 {外形φ28.0 穴径φ16.0 t=13 [mm] @7,800}

 NSTシリーズ:ノーマルモード/コモンモード両用

  NST-105{外形φ10.5 穴径φ 5 t= 6.5 [mm] @ 800}
  NST-159{外形φ15.0 穴径φ 6 t= 9.0 [mm] @1,000}
  NST-198{外形φ19.0 穴径φ 8 t=10.0 [mm] @1,500}
  NST-241{外形φ24.0 穴径φ10 t=12.0 [mm] @1,800}

現代のA&V・ピュアオーディオ機器で有害ノイズ

 商用電源(東京電力を代表とする電力会社が発電して送電する
のが主?)をエネルギー源として働く電気機器には、電力を一定の
電圧等に保たないと正常に動作できませんから、

 "安定化電源" と呼ばれる "電気回路のユニット" を必要として
います。

 "安定化電源" は半導体素子の発達によって20世紀末ごろまで
主流だった{大型トランス,電解コンデンサー,整流ブリッジ素子}
等で構成されたリニア方式電源(以下、リニア電源)」から、

現状は、回路が複雑なので電子回路素子をIC等の集積化を
しなければ原価コストが下げられなかった

スイッチング方式電源(以下、スイッチング電源)」
に主流が変わっています。

電子回路の集積化と集積化による大量生産化可能によって、
原価コストの問題はクリアされました。

「スイッチング方式電源」は「リニア方式電源」と
比較しますと小型化可能で、非常に高効率
(安定化するための電力ロスが少ない)ですので、

"エコ" "地球にやさしい" のですが、

高速で電子回路のスイッチの "ON" と "OFF" を繰り返す仕組み
なので、主に「高周波ノイズ」の発生が非常に多い
デメリットを持っています。

「スイッチング電源」から発生する「高周波ノイズ」は
「電源コンセント」を逆流?して、屋内配線電線、送電線に
放たれたり、

「電源コード」等の接続電線が「放射アンテナ」化して、
電波として空中に放たれています。

 以上より、A&V,オーディオ機器に対する「電源環境」
事情は非常に悪く、電源が汚れていて音質が劣化されてしまう
状況となっています。

その証拠に、オーディオ業界での、高級高品位ブランド
「アキュフェーズ」や「ラックスマン」では、

自ら「スイッチング電源」から発生する「ノイズ」の除去を
目的の一つとした「クリーン電源」を開発して発売しています。


アモルメットコア退治するノイズ

 オーディオ機器に影響を与える雑音(ノイズ)には、
ノイズ電流の流れ方によって2種類に分かれます。

 A)ノーマルモード・ノイズ(機器回路内を1方向に流れる)
 B)コモンモード・ノイズ(機器を1本の導線として流れる)

です。

 「アモルメットコア」は「アキュフェーズ」や「ラックスマン」
の電源「ノイズ対策」に比べて簡易的ですが、今まで対策
出来ていなかった、パーツの素材と構造を、

除去するノイズのターゲット(主にコモンモード)を絞って、
他のオーディオ機器の処理する再生信号に全く影響を与えない
オーディオ用として、開発・企画されたノイズフィルターです。

よって、今まで対策しようにも高級オーディオ装置ですら、
十分対策出来ていなかった電源が発生源の主に
「コモンモード・ノイズ」の除去能力が高いので、

低コストにもかかわらず、
非常に音質改善効果のある
アイテムとなっています。

私が試したところ、
10万円オーディオシステム
50万円オーディオシステムにも

匹敵出来る音質に改善されました。
圧倒的超ハイCP(コスパ)
「オーディオアクセサリー」です。

100万円のオーディオシステムの場合は、どんな音質に改善
されるのか? 想像すらできない未踏の世界?
だろうと推測します。

 本来なら「オーディオ用ノイズフィルター付電源タップ」等に
組み込まれる「チョーク・コイル」として使われる「電子パーツ」
として使われる素材になりますが、

 「中村製作所」の中村社長のもっと気楽に「アモルメットコア」
の効力を、広く オーディオ・ファン に利用してもらいたいという
思いから、低価格で製品化された「オーディオ・アイテム」です。

アモルメットコア使い方

 オーディオ機器間の接続に使用されるケーブル類の±極の電線
ケーブルを「アモルメットコア」ドーナッツ状リングの中央の孔に
一緒に通すだけです。

 2CHステレオの場合、左右チャンネルの電線を一つの
「アモルメットコア」の孔に一緒に通しても構いませんが、

−極,+極 の電線1本に、一個の「アモルメットコア」を使う
方法は効果があまり発揮されないそうです。

しかし、−極,+極 の電線1本に『NSTシリーズ』を使い
(ノーマルモード対策)『NSシリーズ』(コモンモード対策)
と併用すると、

音質改善効果が相乗効果で、さらに増強されるそうです。
しかも、数ヵ所の「アモルメットコア」対策をしても
音質が劣化するようなことは一切ないそうです。


参考にしたページは


アモルメットコア付き電源タップ への改造1(改善方法の検討)

アモルメットコア付き電源ケーブル の試聴2(作成・試聴)

アモルメットコア付き電源ケーブル の試聴1(改善方法の検討)

音質改善の極意 APS-DR000+ES-OT4 の試聴(使い方の原理解説)

アモルメットコア付きスピーカーケーブル の試聴

フォステクス限定販売ユニット FE88-Sol 高級8.5cmフルレンジスピーカーユニットについて

 Fostex(フォステクス)から、故:長岡鉄男氏 設計の
バックロードホーンスピーカー向けに開発された

「FEスーパーシリーズ」では珍しい 8.5cm口径
限定高級フルレンジユニットが発売されました。

FE88-Sol 8.5cm口径フルレンシユニット』
  ● 価格 ¥12,000+消費税/1台 ●発売予定:2017年2月中旬
  ● 限定 3,000台

 Fostex限定販売8.5cm口径ダイキャスト製
ユニットフレーム採用のユニットは『FE88-Sol』

同類の仕様で開発された、そのオリジナル相当する
「FE88ES-R」と、

バスレフ型向け純マグネシウム振動板採用の
「MG850」の2モデルしか過去に発売していませんでした。
 
そのような非常に珍しい口径を『FE-Solシリーズ』
発売したのはスピーカーシステムの小型化
完全に定着してしまった現代では

16cm口径以上フルレンジユニットは、
大き過ぎ人気なくなってきた

ということなのでしょうか?

しいと言っても『FE88-Sol』のオリジナル
「FE88ES-R」8.0cm口径フルレンジユニット

特徴になる音域音質維持しつつ、
欠点となる音域再生不足補うために、

ユニット口径をギリギリに小さくしつつも、
帯域再生バランスの取れる低音域の再生不足を補った、

『Fostex』さんの自信作となっていました
(実力と人気は別物です)

そのようなでは『FE88-Sol』
「FE88ES-R」DNA継承

かつ「Sol(ソル)」の技術を投入して進化した
限定販売フルレンジ・スピーカー・ユニット
なっています。

 前回『FE83-Sol』の限定販売の時と同様で、
発売時期は非常に疎ら(マバラ)ですが、手軽に
『FE88-Sol』の高音質を楽しめるように

『FE88-Sol』取付加工のみ(箱に配線接続してねじ止め)
残した「スピーカーボックス」の発売が3モデルもあります。
(「FE88ES-R」の時は「スワン88」の板材カットサービスのみ)

BK88-Sol FE88-Sol用BH型 SP-BOX』
    ● 価 格:¥48,000 (税別)/1台
    ● 発売日:2017年3月上旬
    ● 配布数:限定 200台 予定

    ○ FE88-Solの高音質、スケール感ある豊かな低音
    ○ ダイナミックレンジの広い再生を手軽に味わえる
    ○ 2ピース構造、シナ合板/MDF 複合キャビネット
    ○ サンライズレッド/ダークブラウン ツートンカラー塗装
    ○ バナナプラグ対応金めっきスピーカー端子採用
    ○ OFC同芯撚り線でユニットまでの音質劣化を軽減

BK88-BH(SR/BR) FE88-Sol用BH型 SP-BOX』
    ● 価 格:¥54,000 (税別)/1台
    ● 発売日:2017年4月3日受付開始(納期約1ヶ月)
    ● 配布数:受注生産品

    ○ 前面開口、タイトでハイスピード感の迫力あるBHの"音"
    ○ ダイナミックレンジの広い再生を手軽に味わえる
    ○ 仕上げは2種類、サンライズレッド(SR)/濃いブラウン(BR)
    ○ バナナプラグ対応金めっきスピーカー端子採用
    ○ OFC同芯撚り線でユニットまでの音質劣化を軽減
    ○ ユニットを事故から保護する、スピーカーグリルを装備

YK88-Sol FE88-Sol用バスレフ型 SP-BOX』
    ● 価 格:¥34,000 (税別)/1ペア
    ● 発売日:2017年5月上旬
    ● 配布数:限定 100ペア 予定

    ○ FE88-Sol用に音質調整済み
    ○ 簡単な組み立てでSP完成
    ○ 適度な響き、繊細で明瞭、表現力豊たか
    ○ ビーチ突き板仕上げ、パーシモンオレンジ塗装
    ○ バナナプラグ対応金めっきスピーカー端子採用

とラインアップされました。

『BK88-Sol』『YK88-Sol』
取扱説明書に載っていた標準エンクロージャー
オリジナル設計となっている

企画上「FE103/FE83-Sol」
DNA継承しています。

『BK88-BH(SR/BR)』
「FE108-Sol」用市販BH「BK108-Sol」
類似した設計思想の本格BHで、

企画上「FE108-Sol」
DNA継承しています。


 『FE88-Sol』8.5cm口径フルレンジユニットの特徴は
限定ユニットの「FE103-Sol」をハイファイ用BH向けに
強化・高級化した「FE108-Sol」の発売と同様で、

「FE83-Sol」ハイファイ用BH向け強化高級化
したのが『FE88-Sol』という発想される企画と微妙に
違っています。

それは「FE83-Sol」8.0cm口径フルレンジユニット で、
今回の『FE88-Sol』8.5cm口径フルレンジユニット と
口径が異なっているところから、明らかです。

 『FE88-Sol』「FE108-Sol」の仕様上の
特徴はユニット口径を除いてほぼ同じとは、
なっていません

しかし共通点多いので共通の技術上の特徴を挙げますと

(a) 高剛性アルミダイキャスト・フレーム
    「FEスーパーシリーズ」の特徴(磁気回路・デザイン強化)。

(b) 2層抄紙ESコーン/2層抄紙センターキャップ
    「FE-Solシリーズ」の音質を象徴する振動板素材の特長です。

(c) ハイ・コンプライアンス コルゲーションダンパー
    振動板の性能をより引き出すための、
    振動板・ボイスコイル・ボビン等を支持するパーツの
    高品位仕様(柔らかくて反応が良い)です。

(d) 強力・低歪みフェライト外磁型磁気回路
    これも振動板の性能をより引き出すための、駆動系部品の
    高品位仕様(正確な駆動力伝達)で、BH用に駆動力強化

(e) メカニカル2Way センターキャップ
   /高耐熱ガラスコンポジットボイスコイルボビン

    これも振動板の性能をより引き出すための駆動力伝達系部品の
    高品位仕様(伝達エネルギーの低損失)です。

(f) 3点接着方式/ファストン205金メッキ端子
    これは「FE-Enシリーズ」から搭載している仕様の特長です。

となります。仕様で「FE108-Sol」と口径以外で異なる特徴は、

(g) 推奨エンクロージャーに バスレフ型 が追加されている。

(h) 仕様スペック上は BH型 向け というより バスレフ型 向け
   の傾向が強い

となります。


 『FE88ES-R』BH型向けとして、
音域強化をするために振動板面積を増やす設計
なっていましたが、

それだけでは低音再生補えないので
{先鋭度:Q0 = 0.46と高めに設計していたため、

バスレフ型での理想とされる
{先鋭度:Q0 = 0.50に近いスペック
となっています。その傾向は

   FE88ES-R    −>  FE88-Sol
{ Q0 = 0.46   }−>{Q0 = 0.45   }
{ FS = 106.0 Hz}−>{FS = 105.5 Hz}
{ Mms = 1.9 }−>{Mms = 2.2 }

と、ほぼ「FE88ES-R」DNA
『FE88-Sol』継承しています。

よって「FE888ES-R」向けに設計された
エンクロジャーBH型 バスレフ型 を問わず、
ほぼ『FE88-Sol』用使うことが出来ます


参考にしたページは

フォステクス限定 FE88-Sol スピーカーユニット について その5

フォステクス限定 FE88-Sol スピーカーユニット について その1
    >>次へ
プロフィール

工房68K
リンク集
<< 2023年04月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
最新記事
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。