2019年02月13日
元自衛官3等陸曹が自衛隊を語ります
みなさんは国を守る自衛隊についてどの程度の知識、関心がありますか?
まあ駐屯地の記念行事に参加して戦車を見た方もいらっしゃると思います。
まずは私の知識、経験をもって自衛隊を語りたいと思います。
まずは自衛隊の階級から話したいと思います。
まず一番下の階級ですが、2士といいます。知識や経験もほとんどない階級ですね。
これが2士の階級章です。
次に1士という階級があって2士よりは偉い階級ですね。知識も少しはついてきます。
これが1士の階級章です。
その次は士長という階級になります。士長になると自衛隊の基礎的な知識、経験がつきます。
個人差はありますが、士長になると試験を受け合格すれば3曹に昇任することができます。
これが士長の階級章です。
まあわかりやすくいうと士の階級は民間でいうパート、アルバイトみたいなものです。
曹の階級から正社員といったところですかね。
曹の階級で一番下なのが3曹ですね、専門職の技術、知識はプロの力をもつ階級です。
これが3曹の階級章です。
次に2曹という階級に上がります。曹の昇任は少し特殊で選抜で決まりますので人によってまちまちです。
早くて4年、遅い人は10年くらいかかることもあります。2曹は特技班長になれるくらいの
力を持ちます。そのぶん責任は重くなります。民間でいう係長クラスです。
これが2曹の階級章です。
次に1曹という階級になりますが、1曹になると上級陸曹集合訓練(略して上曹)という
教育を受けます、1曹クラスになると年齢も30後半から40代に差し掛かってくる
場合がほとんどですね。監督陸曹の役職に就くケースもあります。上曹の成績次第で
次にあげる曹長に昇任する時期が決まってきます。
これが1曹の階級章です。
そして曹長になると自衛隊の骨幹ともいえる幹部に昇進するチャンスがあります。
これが曹長の階級章です。
まあ幹部の前に准尉という階級があります。准尉は少し特殊な階級で待遇だけ幹部
というものです。まあ曹長、准尉で定年退官を迎えるケースがほとんどです。
これが准尉の階級章です。
そしてこれからは防衛大学を卒業したという例で話をしますね。
防大卒の隊員は2士からのスタートではありません。いきなり曹長からのスタートです。
そして准尉を飛ばして3尉に任官します。幹部の階級ですね。
そして決められた期間3尉で過ごすと2尉に定期昇任します。
これが3尉の階級章です。
2尉クラスになると小隊長を任される場合がほとんどです。パソコン作業が多い
階級でもあります。民間でいう課長、部長クラスといえます。
これが2尉の階級章です。
そして次は1尉です。1尉になると中隊長クラスの役職を任されます。
1個中隊の長ですので当然失敗した時の責任はかなり重いです。
1尉をある程度経験し自衛隊用語でいうFOCに合格すると佐官になることができます。
これがい1尉の階級章です。
佐官の1番下の階級の3佐ですね。1番下とはいえ自衛隊の機密情報を任されるケース
が多い階級です。また3佐以上の階級になると個人装備火器が拳銃になります。
これが3佐の階級章です。
次の階級は2佐ですが2佐クラスになると大隊長、隊長を任されます。
民間でいう重役クラスといえます。
これが2佐の階級章です。
次に1佐という階級になりますがこの階級になると分屯地指令、連隊長クラスです。
自衛隊のほとんどを知る階級といえます。
1佐をある程度経験し自衛隊用語でいうAGSに合格すると将官になることができます。
これが1佐の階級章です。
次の階級は将捕です。この階級になると駐屯地指令や旅団長を任されます。
民間でいえば副社長クラスといえます。
最後に1番偉い階級である将ですね、幕僚長や師団長などを歴任します。
私からみても将官の方は雲の上の存在でした。
そしてこれが将官の階級章です。
まあこれが自衛隊の階級についてです。ご理解出来ましたでしょうか?
とりあえずこれで今回は終わります。次回は自衛隊装備,火器編をお送りいたします。
それではこれで失礼いたします。ご清聴ありがとうございました。
まあ駐屯地の記念行事に参加して戦車を見た方もいらっしゃると思います。
まずは私の知識、経験をもって自衛隊を語りたいと思います。
まずは自衛隊の階級から話したいと思います。
まず一番下の階級ですが、2士といいます。知識や経験もほとんどない階級ですね。
これが2士の階級章です。
次に1士という階級があって2士よりは偉い階級ですね。知識も少しはついてきます。
これが1士の階級章です。
その次は士長という階級になります。士長になると自衛隊の基礎的な知識、経験がつきます。
個人差はありますが、士長になると試験を受け合格すれば3曹に昇任することができます。
これが士長の階級章です。
まあわかりやすくいうと士の階級は民間でいうパート、アルバイトみたいなものです。
曹の階級から正社員といったところですかね。
曹の階級で一番下なのが3曹ですね、専門職の技術、知識はプロの力をもつ階級です。
これが3曹の階級章です。
次に2曹という階級に上がります。曹の昇任は少し特殊で選抜で決まりますので人によってまちまちです。
早くて4年、遅い人は10年くらいかかることもあります。2曹は特技班長になれるくらいの
力を持ちます。そのぶん責任は重くなります。民間でいう係長クラスです。
これが2曹の階級章です。
次に1曹という階級になりますが、1曹になると上級陸曹集合訓練(略して上曹)という
教育を受けます、1曹クラスになると年齢も30後半から40代に差し掛かってくる
場合がほとんどですね。監督陸曹の役職に就くケースもあります。上曹の成績次第で
次にあげる曹長に昇任する時期が決まってきます。
これが1曹の階級章です。
そして曹長になると自衛隊の骨幹ともいえる幹部に昇進するチャンスがあります。
これが曹長の階級章です。
まあ幹部の前に准尉という階級があります。准尉は少し特殊な階級で待遇だけ幹部
というものです。まあ曹長、准尉で定年退官を迎えるケースがほとんどです。
これが准尉の階級章です。
そしてこれからは防衛大学を卒業したという例で話をしますね。
防大卒の隊員は2士からのスタートではありません。いきなり曹長からのスタートです。
そして准尉を飛ばして3尉に任官します。幹部の階級ですね。
そして決められた期間3尉で過ごすと2尉に定期昇任します。
これが3尉の階級章です。
2尉クラスになると小隊長を任される場合がほとんどです。パソコン作業が多い
階級でもあります。民間でいう課長、部長クラスといえます。
これが2尉の階級章です。
そして次は1尉です。1尉になると中隊長クラスの役職を任されます。
1個中隊の長ですので当然失敗した時の責任はかなり重いです。
1尉をある程度経験し自衛隊用語でいうFOCに合格すると佐官になることができます。
これがい1尉の階級章です。
佐官の1番下の階級の3佐ですね。1番下とはいえ自衛隊の機密情報を任されるケース
が多い階級です。また3佐以上の階級になると個人装備火器が拳銃になります。
これが3佐の階級章です。
次の階級は2佐ですが2佐クラスになると大隊長、隊長を任されます。
民間でいう重役クラスといえます。
これが2佐の階級章です。
次に1佐という階級になりますがこの階級になると分屯地指令、連隊長クラスです。
自衛隊のほとんどを知る階級といえます。
1佐をある程度経験し自衛隊用語でいうAGSに合格すると将官になることができます。
これが1佐の階級章です。
次の階級は将捕です。この階級になると駐屯地指令や旅団長を任されます。
民間でいえば副社長クラスといえます。
最後に1番偉い階級である将ですね、幕僚長や師団長などを歴任します。
私からみても将官の方は雲の上の存在でした。
そしてこれが将官の階級章です。
まあこれが自衛隊の階級についてです。ご理解出来ましたでしょうか?
とりあえずこれで今回は終わります。次回は自衛隊装備,火器編をお送りいたします。
それではこれで失礼いたします。ご清聴ありがとうございました。
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