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2016年06月25日
ダンサーインザダークとニンフォマニアック
デンマークに、ラース・フォン・トリアーという映画監督がいます。
結構、コアな映画を撮る人なのですが、今回は、この人の映画「ダンサーインザダーク」と「ニンフォマニアック」です。
「ダンサーインザダーク」は黄金の心三部作の最終作と呼ばれる作品になります。工場で働くチェコ移民のセルマが徐々に視力を失っていく病気にかかっています。彼女の病気は遺伝性のもので、息子のジーンも13歳までに手術をしなければ失明してしまいます。そこで、セルマは働きながらお金を貯め、手術費用を工面しようとするのですが、そのお金を知人に盗まれ、もみ合ううちに殺人を犯してしまいます。
彼女には、裁判で死刑が言い渡されます。真実を話し、弁護士を雇うことで無罪になる可能性はあるのですが、裁判には多額のお金がかかります。このお金を使うと息子のジーンに手術を受けさせることはできません。彼女は最終的に息子の手術を選択します。
一方、「ニンフォマニアック」は、色情狂の女性、ジョーの物語です。こちらは鬱三部作の最終作と呼ばれます。ジョーは、50代になったある日、路地裏で倒れているところを読書家で性体験のないセグリマンという老男性に助けられ、その半生を語り出します。
彼女は、あらゆるセックスを楽しみ、浮気や不倫を繰り返して生きていました。その結果、落ちるところまで落ちていく。しかし、自分のやりたいことをしてきたという人生です。相手の男性を狂わせるだけくるわせて、その人生を破壊し尽くすということをしています。そして、終盤、最後に性経験のないセグリマンを狂わせ、彼を殺してしまいます。
ともに光と闇、希望と絶望が詰まっているいい映画ですので、大勢で部屋飲みとかで見てみることをお勧めします。(特に女子会で!)
結構、コアな映画を撮る人なのですが、今回は、この人の映画「ダンサーインザダーク」と「ニンフォマニアック」です。
「ダンサーインザダーク」は黄金の心三部作の最終作と呼ばれる作品になります。工場で働くチェコ移民のセルマが徐々に視力を失っていく病気にかかっています。彼女の病気は遺伝性のもので、息子のジーンも13歳までに手術をしなければ失明してしまいます。そこで、セルマは働きながらお金を貯め、手術費用を工面しようとするのですが、そのお金を知人に盗まれ、もみ合ううちに殺人を犯してしまいます。
彼女には、裁判で死刑が言い渡されます。真実を話し、弁護士を雇うことで無罪になる可能性はあるのですが、裁判には多額のお金がかかります。このお金を使うと息子のジーンに手術を受けさせることはできません。彼女は最終的に息子の手術を選択します。
一方、「ニンフォマニアック」は、色情狂の女性、ジョーの物語です。こちらは鬱三部作の最終作と呼ばれます。ジョーは、50代になったある日、路地裏で倒れているところを読書家で性体験のないセグリマンという老男性に助けられ、その半生を語り出します。
彼女は、あらゆるセックスを楽しみ、浮気や不倫を繰り返して生きていました。その結果、落ちるところまで落ちていく。しかし、自分のやりたいことをしてきたという人生です。相手の男性を狂わせるだけくるわせて、その人生を破壊し尽くすということをしています。そして、終盤、最後に性経験のないセグリマンを狂わせ、彼を殺してしまいます。
ともに光と闇、希望と絶望が詰まっているいい映画ですので、大勢で部屋飲みとかで見てみることをお勧めします。(特に女子会で!)