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posted by fanblog

2018年05月23日

【Part2】SSDのキャッシュにメモリ(DRAM)を使う

前回、DRAMキャッシュの効果に若干期待外れな印象を受けたので、もう少しキャッシュ容量を増やして試してみました。

前回は、「キャッシュのディスクへの反映時間」を5秒にしていたのですが、Crystal DiskmarkのIntervalが5秒であることなどを考慮し、今回は、ディスクへの反映時間を「3秒」にしています。

また、ベンチマーク目的なら、メモリをもっとキャッシュへ使っても問題ないと考え、2048MB+256MB=2304MBをキャッシュ容量としています。


まずは前回のおさらい。
キャッシュ等使用していない状態でのベンチマーク結果
Toshiba_SSD_20180520.PNG


次に、今回の設定の測定結果

設定:
 キャッシュのSSDへの反映時間: 3秒
 キャッシュ容量 :2304MB

Toshiba_cache2304MB_3sec_2.PNG

シーケンシャルのリード/ライトは、劇的に高速化しているように思いますが、やはり、小容量のランダムな書込みはキャッシュを使った方が遅い。
と言う結果は変わりません。

そこで、次に、ベンチマークを下の項目(4KiBQ1T1)から順に上の項目を実行してみました。
(ベンチマークの実行順序を下から上の項目の順番(逆順)で実行しました。)
また、せっかくなので、各ベンチマークを実行する間隔を1分程度空けて、キャッシュの内容がデバイスに反映されている(はずの)状況で次の項目を実行しました。

結果はこんな感じ。
Toshiba_cache2304_逆順実行.PNG

この結果、4KiBQ1T1の項目のReadが劇的に速くなりました。
しかし、やっぱり、小容量のランダムな書込みは速くなりません。

う〜んっ、と唸って、もう一回、キャッシュを設定しない状態でベンチマーク回しました。

キャッシュ設定なし。再測定
Toshiba_Normal_2.PNG

やっぱり、ランダムライトはキャッシュを利用しない方が良い。
このSSDは東芝製なのですが、もしかすると、このSSDが賢く動作して小容量の書込みを高速化しているのかもしれません。

通常の使用条件では、大容量の連続リード/ライトが頻繁に発生することはなく、どちらかと言うと、小容量ランダムアクセスの性能を重視した方が良いように思います。

今回の結果では、リード性能はキャッシュを使用した方が軒並み良いのですが、ライト性能が逆転現象なので悩みどころです。

時間があれば、キャッシュ容量を減らして、小容量のランダムのリード/ライト性能を測定し、(特にライト)性能に変化が出るか試してみたいと思います。

posted by zunzun at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | SSD/HDD
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