バツイチになって、むしろ幸せになった私の日記

こんにちは。まめぽよです

先週、祖父が亡くなるという悲しい出来事がありました

９０代も半ばでしたから、お別れの日が近いことは分かってたけど。

医師に「もって今日か明日」って言われたその日に亡くなりました

悲しい・・・。

祖父は、亡くなる２週間くらい前からカレンダーをじっと見つめるようになり、

２月１１日、３連休の初日に息を引き取りました。


「自分が死んでも、仕事や学校を休まないでほしい」

「可能な限りすぐ火葬して、その日のうちにお墓に納骨してほしい」

「お葬式などはしなくていい」

「納骨が終わったらみんなで仕出しでもとって食べて、賑やかに過ごしてほしい」

「ただし、酒は飲むな」


かれこれ２０年以上も前から、それはもう呪文のように何度も何度も聞かされた遺言です。

他にもまだいくつかありますが、そのどれもが

「死後、迷惑をかけたくない」という思いが込められていました。

家族の誰も、祖父の死にかかわることを迷惑だなんて思っていないのにね

でもとりあえず祖父には「分かったよ」と答え続けてきたし、

遺言であり約束ですから、私たちは可能な限りそれらを守って行動することにしました。

「私たち」というのは、私たち８人家族に叔父が１人加わって、全員で９人です。

手分けして行動はしましたが、超ハードスケジュールでした

亡くなった翌日に火葬し、お墓に直行して納骨。

その日の夕方には仕出しを配達してもらって、仏壇のある部屋でみんなで食べました。

祖父の遺言どおり、お酒は用意しないで、代わりにお茶やジュースを飲みました。

・・・遺言を守るためとはいえ、なんという忙しさ

でもそのハードスケジュールのおかげで、日曜日にはもうだいたいのことが落ち着き、

月曜日には通常どおり仕事や学校に行くことができます。

「自分が死んでも、仕事や学校を休まないでほしい」

祖父は生前、何度もそう言っていましたからね。

きっと、自分が旅立つ日を決めるためにカレンダーを見つめ続けていたのだろうと思います

（遺言どおり、仕事休まないで明日からまた頑張るね）

・・・そう思っていました。

少なくとも、私はね。

でも、妹と弟は違ったのです






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