9/18(土)・19(日)、代々木公園(東京都渋谷区)にて「ベトナムフェスティバル2010」が開催されています。日本とベトナムの外交樹立35周年を記念し、両国外務省などの後援で行われる初のイベント。
初日の今日(9/18)は猛暑も過ぎ去り、やや秋らしくなってきた公園の緑の下、昨年より多いい人出で賑わいをみせています。
来場者のお目当ての1つは、ベトナム料理店30店以上が集結した“屋台メシ”、主食からおつまみ、アルコール、デザート類まで現地色豊かな“食”が並ぶ様子は壮観です。
「鶏肉のフォー(米粉が原料の麺)」「生春巻き」「チェー(かき氷ぜんざい風の現地の伝統的甘味)」「揚げバナナ」など、どれも屋台らしからぬ本格的な味わいなのに驚きました。
ベトナム料理に対しては全体的に“辛い料理”というイメージがありましたが、比較的あっさりしていて、体によさそう。香草のクセも強くなく、デザートもほどよい甘さで、日本人の味覚に非常に合います。
人気の店には長い行列が出来、アオザイを着たお嬢さんが汗だくで順番を整理していました。
ベトナムの民族衣装・アオザイを選んだり、雑貨類をを興味深く見て回る日本人の姿も多く見られ、また「日本が大好き」だというベトナム人留学生は「日本人にもベトナムのよさをもっと知ってもらいたい」と話し、経済的な交流が進むベトナムとの文化的な距離を縮めるイベントになっているようです。
メイン野外ステージではアオザイショーや、樋口あゆ子のピアノ・オペラ等が模様され、会場を沸かせていました。