2014年01月07日
通信事業者4社の年頭所感
インフルで暇なのでブログでも更新しますかね。
まだ頭痛いので文章も痛いと思いますが。
通信事業者4社の年頭所感
昔の仕事で3社とも数年単位で携わった事があるのですが、
その時から現在にかけての各社の個人的印象を。
---------------------------
■ドコモ
「自由に憧れる出木杉君」
ここはイメージ的に一番官僚的と思われがちですが、実はちょっと違います。
実情は意外と洒落を好む殿様商売大好きっ子ですね。
もし単なる官僚的な企業であるならば、
「docomo2.0」とか「そろそろ反撃してもいいですか?」とか、
「打倒iPhone名作シリーズ」とか、
この手の面白マーケティングコピーを世間様向けに出すわけがないですw
ここのプロパー社員の方にも非常に多いのですが、
育ちの良いゆとりのあるお坊ちゃまですね。
下から上まで大体こんな感じです。
糞真面目に見られがちですが、何気に面白いこと好きですね。
その「面白さ」が世間に受けるかどうかはまた別問題ですが。
どの分野での業務発注も、3社で一番納期がまともです。
が、社内構造が古典的縦型なので、時間のロスも一番です。
実は中より外を結構しっかり見ていますし、他社をすごく気にしています。
ので、定期的にズレたことをやらかします。
若手の下の人達は結構ハードワークなのですが、
中堅〜上層に行くに連れ顕著に怠慢になります。
ちなみにチャイナモバイルも同じ構造問題を抱えてますね。
■au
「そのまんまスネ夫」
実はここが一番官僚的な会社です。
ある意味ドコモより中の争いが激しいというか。
派閥争いもドコモより戦国的。
ドコモ社員が総じて育ちの良いエリート集団なら、
au社員は庶民が努力してエリートルートに乗ってきた人達の集まり、という感じ。
仕事は下から上までそこそこハードワークです。
とにかく能書きを重視します。そして視点がいつも内向き。
毎年毎年の年頭所感を見ると良く分かると思います。
建前でもいいから「120%我々はお客様のために云々〜」と言っておけばいいのにな、
と毎年思います。
目的達成欲はものすごく強いんですが、
合理性とか効率性とかマーケセンスみたいなものが組織的に欠けている傾向があるので、
大企業にしてはガツガツしてて品の無いプロパーの人も多いです。
代理店に対するインセの払い方も、意外と結構やり方エグイです。
ま、私は昔からauが一番嫌いなので、
厳しい言い方をするならば、ここ数年の成功も所詮、
iPhoneとCBの成果でしかないですよね。
色々能書き練って練って練って練って、
結果が出るのは強攻策の時だけ、という感じです。
■ソフトバンク
「マルチ商法に目覚めたジャイアン」
ここはまあ、世間一般のイメージ通り。
マーケに関しては電通を子飼い扱いにしていて、
ここ数年博報堂にも影響を強めていますので、
国内では向かうところ敵無しの状態です。
評価が完全成果主義なので、
エリートもノンエリートも、プロパーも中途も、
社員のハードワークっぷりは業界最強ですね。
また、マーケ関連ネットワーク整備端末発注等の
全ての業務発注に関わる部分については、
年間これくらい発注するから単価を下げて、というやり方が多いです。
最近は毎度コンペで短期保証しかしない上に買い叩きをする企業も多いのですが、
ここは意外と違ってですね。
当然相手に最低限以上の価値があればですが、
ワンショットの使い捨てというやり方ではなく、
長期的に取り込み、子飼い化する方向を好みます。
なんで、ここ関連の業務に関わると、もれなくみんな多忙になりますw
また、自分達を頼りに「全力で付いてくる会社」を非常に好み優遇する傾向が強いです。
つまり、子分を面倒見る親分肌な面もあります。
逆に言うと、自社の仕事を専属または最優先でやる会社を信用する、
というのは、企業として当たり前といえば当たり前ですよね。
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上記に関しては、あくまで個人的に感じた主観です。
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まだ頭痛いので文章も痛いと思いますが。
通信事業者4社の年頭所感
昔の仕事で3社とも数年単位で携わった事があるのですが、
その時から現在にかけての各社の個人的印象を。
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■ドコモ
「自由に憧れる出木杉君」
ここはイメージ的に一番官僚的と思われがちですが、実はちょっと違います。
実情は意外と洒落を好む殿様商売大好きっ子ですね。
もし単なる官僚的な企業であるならば、
「docomo2.0」とか「そろそろ反撃してもいいですか?」とか、
「打倒iPhone名作シリーズ」とか、
この手の面白マーケティングコピーを世間様向けに出すわけがないですw
ここのプロパー社員の方にも非常に多いのですが、
育ちの良いゆとりのあるお坊ちゃまですね。
下から上まで大体こんな感じです。
糞真面目に見られがちですが、何気に面白いこと好きですね。
その「面白さ」が世間に受けるかどうかはまた別問題ですが。
どの分野での業務発注も、3社で一番納期がまともです。
が、社内構造が古典的縦型なので、時間のロスも一番です。
実は中より外を結構しっかり見ていますし、他社をすごく気にしています。
ので、定期的にズレたことをやらかします。
若手の下の人達は結構ハードワークなのですが、
中堅〜上層に行くに連れ顕著に怠慢になります。
ちなみにチャイナモバイルも同じ構造問題を抱えてますね。
■au
「そのまんまスネ夫」
実はここが一番官僚的な会社です。
ある意味ドコモより中の争いが激しいというか。
派閥争いもドコモより戦国的。
ドコモ社員が総じて育ちの良いエリート集団なら、
au社員は庶民が努力してエリートルートに乗ってきた人達の集まり、という感じ。
仕事は下から上までそこそこハードワークです。
とにかく能書きを重視します。そして視点がいつも内向き。
毎年毎年の年頭所感を見ると良く分かると思います。
建前でもいいから「120%我々はお客様のために云々〜」と言っておけばいいのにな、
と毎年思います。
目的達成欲はものすごく強いんですが、
合理性とか効率性とかマーケセンスみたいなものが組織的に欠けている傾向があるので、
大企業にしてはガツガツしてて品の無いプロパーの人も多いです。
代理店に対するインセの払い方も、意外と結構やり方エグイです。
ま、私は昔からauが一番嫌いなので、
厳しい言い方をするならば、ここ数年の成功も所詮、
iPhoneとCBの成果でしかないですよね。
色々能書き練って練って練って練って、
結果が出るのは強攻策の時だけ、という感じです。
■ソフトバンク
「マルチ商法に目覚めたジャイアン」
ここはまあ、世間一般のイメージ通り。
マーケに関しては電通を子飼い扱いにしていて、
ここ数年博報堂にも影響を強めていますので、
国内では向かうところ敵無しの状態です。
評価が完全成果主義なので、
エリートもノンエリートも、プロパーも中途も、
社員のハードワークっぷりは業界最強ですね。
また、マーケ関連ネットワーク整備端末発注等の
全ての業務発注に関わる部分については、
年間これくらい発注するから単価を下げて、というやり方が多いです。
最近は毎度コンペで短期保証しかしない上に買い叩きをする企業も多いのですが、
ここは意外と違ってですね。
当然相手に最低限以上の価値があればですが、
ワンショットの使い捨てというやり方ではなく、
長期的に取り込み、子飼い化する方向を好みます。
なんで、ここ関連の業務に関わると、もれなくみんな多忙になりますw
また、自分達を頼りに「全力で付いてくる会社」を非常に好み優遇する傾向が強いです。
つまり、子分を面倒見る親分肌な面もあります。
逆に言うと、自社の仕事を専属または最優先でやる会社を信用する、
というのは、企業として当たり前といえば当たり前ですよね。
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上記に関しては、あくまで個人的に感じた主観です。
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posted by ketaisommelier at 21:02| 能書きアレコレ