私歴16 究極の我慢(>д<) !!
我慢しながら仕事と向きあっていました
ある日、強烈に痛みが激しくなって
我慢の限界を知りました
仕事をしているはずなのに
目の前が段々白くなって
視界が狭くなっていきました
いつの間にか右手のマウスが止まったままで
じっと耐えている自分がいました
冷や汗が出てくるのが分かりました
事情を話し、その日は早退して帰らせてもらう事にしました〓
午後からの診察時間を待って
はうようにして医者を訪れました
股関節のレントゲンをもう一度撮ってもらいました〓
でも、レントゲン上では急激な変化は見られず
何をどうすると言うことも無く
更に強い痛み止めの薬をもらって、帰ってきました
もう、何を飲んでも、効いているのかどうかさえ
分からない状況でした
それから週末が明けるまで
会社を休む事になってしまいました
でも、5日も、6日も、体を休めても
痛みは少しも良くなりません
そして月曜日、初めて、杖をついて会社に出て行きました
すごく勇気が要りました
1mの距離でさえ、まともに進めない状態でした
1分と立っていられなくて、
車から事務所までの距離をどんなふうに歩いてたどり着いたのか
自分でも良く覚えていません
しばらく休みをとっても、
やっぱり改善しない痛みに
杖だけで仕事をするのは無理でしょうと言うことで
私が自分の車椅子があるという事を伝えると
会社の人たちは、みんな、協力するから
明日からは車椅子で仕事すれば良いと言ってくれました
車からの乗せ降ろしは、
気が付いた人が誰でもしてくれると言うのです
駐車場からは遠いので、
事務所の入口付近に駐車する許可をもらい
タイムカードも誰かが代わりに押してくれることになりました
こぼれそうになる涙を我慢するのが精一杯でした
どうしてそこまでして働かなければならなかったかと言うと
こうなってしまう2〜3週間程前、
社長から驚く様な話がありました
こんなに忙しいのに、
会社の存続が危ぶまれる状況にあるというのです
ちゃんとした回答は近い内にしますと述べられただけで
先行き不透明な状態のまま、皆が仕事をしていたのです
事業縮小の噂も社内に広がり、
現場によっては解雇されてしまうんじゃないかと
不安が皆の中に漂っていました
今、手術だ、入院だとなれば、解雇はまぬがれません
先行きがはっきりしない以上は
どう動いて良いか分からない状況でした
会社の存続が危ぶまれるというのに
それでも私が担当していた現場は忙しく〓
人手不足の中、
それぞれが担当しきれない程の仕事をこなさなくてはならなくて
一人でもかけると今以上に大変な状況になることが
目に見えていました
何としてでも目の前の仕事を
ただただ、こなして行くしか無かったのです
本当・・・・辛かったです
自力で立っていられない程の痛み
ちょうど、虫歯がめちゃくちゃ痛む時に、
上あごと下あごにぐっと力を入れて噛み締める感じ
と言えば伝わりやすいでしょうか
すり減って炎症を起こしている股関節が〓
立ち上がって足に体をあずけると
痛すぎて立っていられないのです
トイレでズボンを下げると言う動作ですら辛くて
体を壁に押し当て、体重を壁にあずけながら
それでも辛くて、必死で食いしばりながら頑張ってました
本当に辛かったです〓
今だから、こうやって落ち着いてブログにアップ出来ますが
その渦中に居る時は、
言葉に出して「辛い」と言ってしまえば、
あっという間に心の堤防が切れて
何もかも投げ捨てなきゃならなくなりそうで
辛いの一言がなかなか言えなかったですね・・・・
でも、
しなければいけない仕事が目の前にあったからこそ
頑張れたのかも知れないな
誰かに求められていると言う事が、
私を強くさせてくれたのかもしれないです
生きている価値とでも言うのでしょうか・・・・
家族もそうですが、職場の仲間も大事な存在だったんですよね
にほんブログ村
この記事へのコメント