私歴F 自骨での手術22歳
私の場合、生まれながらの股関節の発育不全で
乳児の頃に足を固定して、股関節を作りあげました
でも、成長期になってその噛み合わせは浅く、
普通の人の6分の1しか支えがありませんでした
その為、普通の人より6倍の力が足に加わる事になります
当然、股関節の軟骨が何倍も早いスピードですり減る訳です〓
そして段々、股関節が変形していく それが変形性股関節症です
22歳の時、右足の股関節の骨きり術の手術を受ける事にしました
これで、痛みと戦う長い長い日々とはさようなら出来ると
期待で胸が一杯だったのを覚えています
長い入院生活でした
ざっと1ヶ月半ベットに寝たままの状態で、排便も排尿もお布団の上と言う状態
母には本当にお世話になりました
今では考えられないくらい長い安静期〓
やがてベットの上で座れる様になり、車椅子を経て、歩行器、松葉杖、そして退院
トータル2ヶ月半は入院していたでしょうか
若かったんですよね。22歳。そりゃ、回復も早いわ
かなり跛行は残った物の、足の痛みもすっかり無くなって、快適な日々がやってきました
嘘のように痛みから開放されて、世の中が輝いて見えたものです
それでも、飛んだり跳ねたり、立ち仕事はもちろん
避けなければならないのは変わりませぬが、
立っていられる時間や、歩いていられる距離と時間が格段に増えた事
手術して良かったと思いました。
今思えば、当時は22歳の花も恥じらう乙女良く頑張ったなと思います。
ずっと寝たまま、T字帯とか当てられてる訳ですよ
そこへ、大勢のインターンの先生を引き連れた主治医の先生がやって来て
私の体を横に向け、手術した方の右足を手で持って
大きく開脚して、動きをチェックして行くのです
ちょっと、ちょっとぉ見えるじゃん!!!
と、訴える間もなく、「良好ですね」と言うと、またぞろぞろと、
インターンの先生達を引き連れて病室を出て行くのです
今思えば、女である前に、実験台の道具扱いだった様な
まぁ、レースのパンツ履いた色っぽい女なら敵も躊躇するものの、
T字帯では、色気も無かったでしょうしねそんなもんでしょう(笑)
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