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お節介オヤジ
サラリーマン生活で一番長い業界はコンビニ。そのコンビニで商品仕入れ、開発、マーケティングなどを務めてきましたが、コンビニ退職後は、デジタルサイネージの業界にその後は…映像関係の事は多少は知識があると思っています。
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2018年08月29日

絶対零度 予定通りの10%超え 白石麻衣、女優としての着実な歩み 演技も高評価

フジテレビのドラマ枠”月9”で放送中の『絶対零度』前回放送(8/27)前の白石麻衣さん出演で10%超え確実か?と書きましたが前々回よりは0.3ポイントダウンしたものの10%はキープした様です。視聴率を引張った?白石麻衣さんの演技力も高評価だった様ですね。

絶対零度白石麻衣.jpg絶対零度白石麻衣1.jpg


月9「絶対零度」第8話10・0% ゲスト出演の白石麻衣に「君になら撃たれたい」の声

東スポWeb 2018年08月28日 13時26分
27日に放送された俳優・沢村一樹(51)主演のフジテレビ“月9”ドラマ「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」第8話の平均視聴率が10・0%だったことが28日、分かった。
同作品は上戸彩(32)がシーズン1&2で主演した人気刑事ドラマ「絶対零度」の第3弾。沢村は元公安のエリート刑事・井沢範人を演じ、未然に犯罪を防ぐ捜査チーム“ミハン”の活躍を描く。

 初回視聴率は10・6%と、2017年7月期の「コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜THE THIRD SEASON」(初回視聴率16・3%)以来同枠で1年ぶりに2桁を記録する好スタートを切った。その後、第2話9・6%→第3話10・8%→第4話11・7%→第5話10・4%→第6話10・6%→第7話10・3%と推移。今回は前回から0・3ポイントダウンしたものの6話連続で2桁をキープした。

 第8話のゲストは乃木坂46・白石麻衣(26)。整形の過去や違法に拳銃を所持することから“ミハン”によって危険人物と特定されてしまう花嫁役として“月9”初出演を果たした。犯行実行日は1週間後に控えた結婚式。復讐する相手はかつての恋人の命を奪った…というストーリーだったが、ネットではウエディングドレス姿の白石に「かわいい」「奇麗すぎる」の声が続出。さらにその姿で拳銃を構えたシーンには「君になら撃たれたい」「殺されてもいい」といった声も聞かれた。

 第8話にはシーズン1&2で上戸演じる桜木泉の上司役を務めた北大路欣也(75)もゲスト出演。最後のシーンで電話で「カメ」と桜木の愛称を口にし、次回予告にも今シーズン初回で失踪後にベトナムで焼死したことになっていた桜木の姿が映された。上戸の再登場が視聴率アップにつながるか注目だ。

(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)


白石麻衣、女優としての着実な歩み 『絶対零度』憎悪と愛情を両立させた高度な演技

RealSound 2018.08.28配信記事より引用

乃木坂46の白石麻衣が、2018年に入り、立て続けにドラマ出演を果たしている。4月より放送された『やれたかも委員会』(MBS・TBS)、5月放送の『世にも奇妙な物語’18春の特別編』(フジテレビ系)の『フォロワー』、そして今回『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』(フジテレビ系)への出演だ。

 彼女のこれまでの経歴を振り返ると、映画『劇場版BAD BOYS J -最後に守るもの-』(2013年)に始まり、ドラマ『初森ベマーズ』(テレビ東京系/2015年)、ドラマ『キャバすか学園』(日本テレビ系/2017年)、映画『あさひなぐ』(2017年)といった“乃木坂46”としての白石、アイドルの部分を前面に打ち出した脚本、配役の作品が多くあった。キスシーンが話題となった映画『闇金ウシジマくん Part3』(2016年)は、アイドルの枠を飛び出した初めの一歩であったと言えるが、それが二歩、三歩と次へ繋がっていったのは、今年に入ってからだ。

 白石は、乃木坂46初の専属モデルとして、2013年から5年間、雑誌『Ray』で専属モデルとして数々の表紙を飾り、昨年発売した2ndソロ写真集『パスポート』(講談社)は、先日8月20日、白石の誕生日に21度目の重版、累計発行部数32万部を突破し、前人未到の記録を更新中。『日経エンタテインメント!』の「タレントパワーランキング2018 音楽編」では、「ミュージシャン急上昇 TOP20」で1位を獲得し、2018年上半期CM女王(エム・データ)にも輝いている。乃木坂46の白石麻衣としてだけでなく、個人としての白石麻衣へ。立て続けのドラマ出演も、注目度の高さの証だ。


絶対零度白石麻衣3.jpg絶対零度白石麻衣2.jpg


白石が演じる役は、決まってクールな役柄が多い。乃木坂46メンバーがメインキャストを務めた映画『あさひなぐ』では、強く美しい薙刀部のエース・宮路真春、『やれたかも委員会』では月綾子を演じた。クールな役柄は容姿端麗な白石のルックスを活かした配役であるが、月綾子はそこに色気とシュールな笑いが要求された、ある種これまでの配役にはなかった演技が求められた。『世にも奇妙な物語』のストーリーの1つ、『フォロワー』は白石にとって初の主演作品。嘘の写真投稿でSNSのフォロワー数ナンバーワンを目指す『フォロワー』は、ホラーサスペンスであり、終盤はサイコホラーへと変貌していく物語であった。恐怖からの絶叫、焦りからの疾走、そして恐怖の果てに行き着くのが狂気。車に轢かれてまでも自身のフォロワーを気にする常軌を逸した白石の表情は、観るものにゾッとする恐怖を与えた。


月9初出演となる今回の『絶対零度』で白石が演じるのは、結婚式で復讐を果たそうとする美人花嫁。劇中で何度も“美人”と謳われることからも、これまでの『やれたかも委員会』『フォロワー』と地続きのイメージではあるが、演じる砂田繭美に求められるのは複雑な心情の変化。元恋人をドナー提供のために殺された繭美は、その医者の人生最高の日に最も苦しい思いをさせるべく、大切な人である息子・神谷統一郎(入江甚儀)を銃殺することを計画する。

 ハイライトとなるのは、繭美が復讐に燃える結婚式のシーンだ。教会には「アベマリア」が流れ、出席者が祝福する中、扉が開きウェディングドレスを身にまとった繭美が現れる。ゆっくりとバージンロードを歩く繭美に笑顔はなく、統一郎を見つめたその表情には憎しみの執念が溢れている。幸せの象徴でもある結婚式という場で、1人憎悪を剥き出しにし、ブーケに隠した拳銃を構える姿は、『フォロワー』に見た白石の演技を彷彿とさせる。捜査のため、繭美と仲良くなった小田切(本田翼)が本当に統一郎を殺せるのか懐疑的であったように、繭美は引き金を引く直前で恐怖心に襲われる。

 泣き出しそうになる恐怖は絶叫に変わり、勢いで引き金を引くも、銃は空砲を放つ。虚ろな表情を浮かべる繭美。彼女の計画を全て知っていた上で、結婚式に臨んでいた統一郎は、彼女の思いを受け止め毒物を飲む込む。困惑する繭美は、小田切に支えられ井沢(沢村一樹)から全ての真相を聞き、「なんで、彼は私を問い詰めなかったの?」と涙を見せる。「彼を助けて! お願い。なんでもします。罪も償います。だから、お願い、彼を助けて……」というセリフは、彼女の中で憎悪から自身の奥に隠れていた愛情へと変わっていったことを表す重要なシーン。感情の移り変わりが激しい今回の結婚式でのシーンは、白石にとって最も高度な演技だったと言えるだろう。


絵に描いたようなお嬢様というキャラ設定は、小田切とのランチシーンで見せる柔和な笑顔から見て取れるが、演じる白石と本田はモデル時代から、公私共に仲が良く、『絶対零度』の公式Twitterでも、白石の誕生日を祝う2人のショットが公開されている。結婚式でのシーンもそうだが、気心の知れた本田との共演だったからこそ発揮された、白石の迫真の演技だったのかもしれない。

 「白石麻衣は、もう、どこへでも行ける。」とは、秋元康が白石の写真集『パスポート』の帯に宛てた言葉だが、その意味を改めて強く実感する『絶対零度』への出演だった。


視聴率も好調な『絶対零度』次回は前作の主演だった上戸彩も出演されるかも?と言う事でまた視聴率も10%キープしそうですね。そんな『絶対零度』を見逃してしまった方はフジテレビ公式動画配信サービス【FODプレミアム】で見逃し配信中です。白石麻衣さん出演された8話は無料視聴可能です。最新話が放送終了後に無料配信が始まりますよ。白石麻衣さんの演技を無料でみたい方は日曜日までにご覧になった方がいいですよ。









「『新参者』シリーズは役者としての基盤を支えてくれた」

俳優”阿部寛”さんと言うとコミカルな演技からシリアスな演技も演じられる俳優さんですよね。その”阿部寛”が役者としての基盤を支えてくれた作品が”新参者”シリーズの様です。その”新参者”の完結編『祈りの幕が下りる時』のBlu-ray&DVDが現在発売中。発売と同時に動画配信もはじまっていますよ。

『新参者』.jpg『新参者』1.jpg


阿部寛が明かす、“加賀恭一郎”の8年間 「『新参者』シリーズは役者としての基盤を支えてくれた」

RealSound 2018.08.27配信記事より引用
 2010年4月に連続ドラマとしてスタートした東野圭吾原作の『新参者』シリーズの完結編となる『祈りの幕が下りる時』のBlu-ray&DVDが現在発売中だ。数多ある「刑事モノ」で描かれる刑事とは一味違う、加賀恭一郎という主役を生み出した本シリーズは、8年にわたり多くのファンを獲得し続けてきた。

リアルサウンド映画部では、8年にわたり加賀恭一郎を演じた阿部寛にインタビューを行った。本シリーズが自身に与えた影響から、完結編となる『祈りの幕が下りる時』の見どころ、共演した松嶋菜々子の魅力までじっくりと語ってもらった。


全く演じたことがないタイプの役だった

ーー阿部さんにとって、『新参者』シリーズで演じた加賀恭一郎はどういう存在ですか?

阿部寛(以下、阿部):8年前、『新参者』(TBS系)で初めて日曜劇場で主役をやらせてもらいました。『新参者』の刑事・加賀恭一郎役は、犯人や容疑者の外見だけではなく、心の動きを敏感に感じ取る刑事の役なので、彼らの持つ感情の動きに対しての目に見えない心の反応を、目に見える芝居にどう反映させていくかは意識していました。それまではどちらかというと自分が一人で突っ走っていくようなエキセントリックな役が多かったので、むしろ“動かない刑事”加賀へのアプローチはそれまでとはちょっと違いました。


ーー加賀恭一郎はこれまでの刑事ドラマには出てこなかった独特なキャラクターだと感じます。

阿部:『新参者』シリーズを通して、僕としては、加賀を演じることは、手足をもがれたみたいな感覚がありました。8年前は色々な役を演じるにあたって、その時々の方法でその役を“捕食”しようと思ってましたけど、加賀の場合はほとんど動かない、何を考えているのかもわからない不思議な男。なので、相手と向きあって、自分の心の中に沈めていくという芝居だったと思うんです。自分がそういう役を演じることになり、しかも主演という物語においてもっとも重要な人物だった。全く演じたことがないタイプの役でしたし、なおかつ加賀は悪役だったり尖がったところのある人間じゃなくて、人の心をちゃんとくみ取って沈めていって、自分の血と肉にしていく人です。そういう深みのある人物だったので、最初は手探り状態で役を模索していましたが、普通に喋るような素振りで何かを聞き出したり、核心をついても決して表情に出さない、そんな加賀を徐々に自分の中で確立できるようになったと思います。


ーーそもそも、なぜ加賀の役を引き受けようと思ったのでしょうか?

阿部:ドラマ『新参者』の話をもらった時、僕ももう45歳くらいになっていたので、そろそろ本格的な刑事役にも挑んでみたいと思っていました。昔でいうと『特捜最前線』(テレビ朝日系列で1977年〜1987年3月26日まで放送された刑事ドラマ)などの作品を観ていて、やっぱり刑事は背中で何かを示せるような、深い人間じゃないと難しいなと思っていたのですが、この年齢で逃げても仕方がないなと。さらに東野圭吾さんが描く加賀恭一郎はすごく魅力的な役柄だったので、いい機会だなと思ってやることしました。


ーー当時、役作りの上で意識していたことは?

阿部:最初にドラマ『新参者』がスタートする時は、“刑事の怖さ”を出すのが一番のテーマでした。小さい頃、別に捕まるような悪いことをしたわけじゃなかったと思うんですが、近所で何かあったみたいで、警察の方に聞き取りをされたことがあったんです。「あそこの家の人見たか」とか「いつ見たか」とか。その時は親がいなくて、玄関の前で僕が4〜5人の刑事と相対しました。優しくて物腰は柔らかで静かなんですが、雰囲気はものすごく怖い。そんな印象があったから、同じような印象を視聴者が持ってくれたらいいだろうなと考え、加賀のキャラクター作りにも反映させました。


加賀の感じ方、考え方が僕自身の精神になった


ーーシリーズの完結編となる映画『祈りの幕が下りる時』は、加賀の心情や過去も物語の展開に絡んでいきます。演じるうえでどんな工夫がありましたか?

阿部:あえて何も考えませんでした。『祈りの幕が下りる時』は親父(加賀隆正)との確執というのが一番大事なテーマで、それは加賀自身のテーマでもある。『赤い指』(2011年放送のTBSスペシャルドラマ第1弾)の時から、隆正(山崎努)という父親との関係を、加賀はずっと引きずっています。ですから、たとえ親子であっても刑事のように淡々と隆正との関係を保っていく中で果たして加賀はどのような決着をつけるのか、ある種、客観視しながら見ていました。それが、加賀ならではの感覚なんでしょうね。8年間そういう思いを持ち続けてきたから、その加賀の感じ方、考え方が僕自身の精神になったみたいな感じでした。


ーー刑事ものですが、シリーズを通して親子のつながりの話でもありましたね。

阿部:そうですね。もし家族関係の中で犯罪が起こっても家族の誰かが犯罪に巻き込まれたとしても家族の繋がりや血は簡単には断ち切れないじゃないですか。だからこそ、作品の中でその関係を連続的に描いていくことによって、色々な家族のあり方を知ることができる。結局、加賀も家族の問題は完全には解決しきれない。でも、そこになにか足跡を残していくんですよね。それでも加賀は生きていくというか、彼の感じた生きることの切なさが『新参者』シリーズには流れていると思います。


ーー今作はドラマ版とは違う映画ならではの骨太なドラマに仕上がっています。福澤克雄監督は『下町ロケット』(TBS系)でも一緒にドラマを作っていますが、ドラマと映画で演出の違いは感じましたか?

阿部:今回福澤さんと初めて一緒に映画をやらせていただきましたが、福澤さんの撮影体制は、ドラマとはそんなに変わってなかったような気がします。『新参者』シリーズの一番最後を福澤さんに撮ってもらったらどうなるだろう?と個人的な興味もありました。素晴らしい作品に仕上げてくださり嬉しかったです。これだけ長く続いて、知名度もある作品を一番最後にまとめるのは、すごく難しかったと思います。福澤さんは「刑事ものは苦手なんだよ」と言ってましたけど(笑)、そこに焦点を当てて作り上げてくださったことに感謝してます。


ーー加賀の人物像について、福澤監督は何と話していましたか?

阿部:福澤さんが原作を読んで「これはマザコンってことにしましょう」とおっしゃっていて、「そこか!」と思いました。それで、福澤さんだから福澤さん独自の世界観があるだろうなとお任せしたんですよね。話のテンポも上がっていて、捜査会議のシーンからドキドキするような展開で始まっていく。あのスピード感は、すべて飽きさせることなく作っていくという福澤さんならではのやり方だったと思います。その上で泣ける要素や感動があるという作りは、これまでのシリーズとは違う魅力が出ていると感じました。


ーー従弟役の松宮脩平を演じる溝端淳平さんは、シリーズ1作目から出演していますが、阿部さんから見てどんな人ですか?

阿部:彼は屈託のない明るい人間です。1作目の『新参者』の時、溝端くんは20歳で、その時から一緒にやってるので非常に長い付き合いになりました。『眠りの森』は『新参者』の前日譚であり、溝端くんは出演していませんでしたが、『新参者』シリーズに対する思いは、彼自身強く抱いていたみたいで、今回久しぶりに一緒に演じて、彼の心が強く育ったんだなと感じました。『祈りの幕が下りる時』の前半戦は、溝端くんが引っ張っていく役だったので、彼の力強さが目立ったと思います。裏エピソードとしては、最後の舞台挨拶が終わって、そのあと彼は仕事があって仮打ち上げみたいなのを途中で抜けたんですが、それでは収まりきらずに、次の大入りの舞台挨拶の時に打ち上げをもう一度やってくださいと(笑)。その後、打ち上げを改めて開いたのですが、本当に熱い思いを伝えてくれて。やっぱり嬉しかったですよ。一緒に作品を作り上げた仲間がそのような思いを持ってくれたことがね。


『新参者』4.jpg『新参者』3.jpg


ーー本作のキーマンである浅居博美を演じる松嶋菜々子さんとは初共演です。

阿部:松嶋さんは素晴らしい女優さんでした。現場で色々話をさせてもらったんですが、すごく深みがある方でした。一緒にお芝居をしてても目線だけで伝わってくるものがあり、心でお芝居される方なんだなと。気負うようなシーンでも、力が抜けていてとても自然でした。印象深いシーンが2つあります。1つ目は、映画のクライマックスとなる明治座の演出家室の狭い空間でのシーン。このシーンでは、松嶋さんはリハーサルから涙を流されていました。僕はそれがすごく嬉しかったし、あの芝居の強さが見事に映画の最後、本シリーズの最後を締めることに繋がったように思います。もう1つは、浅居博美に加賀恭一郎が出会った剣道教室のシーン。加賀としても、僕自身としても、これから松嶋さんと芝居をしていくんだ、という覚悟のようなものを覚えた場面だったのですが、歩いてくる松嶋さんの姿にもこの作品に対する覚悟のようなものが感じられ、今でもはっきりと記憶に残っています。共演シーンではありませんが、浅居博美の親を演じた小日向文世さんとのシーンは本当にすごかった。あの鬼気迫る様子は役者というもの、演じるということを超えたものだったように思います。


ーー阿部さんが座長として意識されたことは?

阿部:座長として特に意識したことはあまりないんです(笑)。それぞれのキャストが自身の限界に挑んで芝居をしている。その姿を一番間近で見ることができることが非常に嬉しかったし、福澤さんの現場は、みんなが自分の能力を少しずつ超えていくような感覚があります。新しいキャストも加わって一緒に戦っていく環境が心地よかったです。


役者としての基盤を支えた『新参者』の8年間


ーー8年続けてきた加賀恭一郎は、阿部さんのキャリアにとってはどういう位置づけですか?

阿部:1つの役を長くやり続け、しかも、途中何度も違う役を演じて戻ってくると、その時の自分の現状やバロメーターを図れるんです。もちろん長いことやれば、良いときも悪いときもある。今当時を思い起こすと、『新参者』は8年間の自分の役者としての基盤を支えてくれた気がするんですよね、戻ってきたときにホッとするというか。


ーー阿部さんはシリーズものに出演しつつも、固定したイメージに引きずられない役者としての強さがあると思うのですが、役の切り替えに秘訣はあるんですか?

阿部:20代の頃は同じような役ばかり演じていたこともあって、30代に入り色々な役をやりたいと思えるようになったことで、演じることが楽しくなりました。と同時に一つひとつの役に対するこだわりも出てきたので、特に役の切り替えについては意識していません。でもその分役作りについては欲張りだと思います。自分ができないような役が来れば来るほど、これを演じたいという思いは強くなる。やっぱり人物を作り上げる作業は大変だけど面白いものです。視聴者の方もそうだと思うのですが、こういう人になったら面白いだろうなとか想像力を掻き立てながらこれからも色々な役を演じて行きたいですね。


祈りの幕が下りる時

2017年 | 540円のレンタル費用がかかります。U-NEXTポイント利用可能です。




加賀恭一郎はなぜ「新参者」になったのか…。完結編にしてシリーズ最高の感動巨編
見どころ
2010年に連続ドラマとして開始した東野圭吾原作の本シリーズ。事件の裏に隠された人の心の謎を解く、という要素が大きな話題に。重厚かつ緻密な演出で新風を吹かせる。
ストーリー
東京都日本橋のアパートで女性の絞殺死体が発見される。やがて捜査線上に美しき舞台演出家・浅居博美が浮上。捜査を進めるうちに、現場の遺留品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを発見する。それを知った加賀恭一郎は激しく動揺し…。
2019年8月1日 23:59まで配信コピーライトマーク 2018 映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

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