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2018年08月11日
男性にもオススメ、「美白美容液」3選 資生堂HAKU、Kiehl’s(キールズ)、THREE(スリー)
シミの原因と美白スキンケアのメカニズムに関しては、以前のブログで少しご理解いただけたかと思います。(参照;「老け顔男子にならないために。男性のための「美白」スキンケア入門」)
難しい理論はさておき、それなら何を使えば良いのか?というのが皆さんの一番の関心事ではないでしょうか。
ですので、今回は男性にもオススメの「美白スキンケア」アイテムを紹介します。
美白スキンケアと一言で言っても様々なアイテムがあり、とても一度ですべてを紹介するのは難しいので、今回は美白スキンケアの王道ともいえる「美白美容液」を紹介します。
「美容液」は何のために使うのか?
美容液というアイテムにあまり馴染みのない方もいるかと思いますので、まずは美容液というアイテムに関して簡単に説明します。
基本的に、美容液は化粧水の後に高い効果効能を求めて使うアイテムです。
化粧水がたっぷりの水分で肌を潤すことが目的なのに対して、美容液は様々な肌悩みに対して、より特化した効果を与えるアイテムです。
なぜ美容液はより高い効果を出せるのかというと、そのテクスチャー(感触)に理由があります。
美容液は化粧水やクリームと違ってそのテクスチャーに明確な定義がないため、幅広いテクスチャーが可能になるのです。
例えば化粧水であれば“みずみずしい”、乳液やクリームであれば“クリーミー”な感触が求められます。
一方で美容液はその感触に関してこれといった明確な定義がありません。
このテクスチャーの幅が実はポイントなのです。
化粧品には効果効能を最大限発揮するために、“有効成分”という、その効果の鍵となる成分を配合しています。
美白であれば、先に述べたようなビタミンCやアルブチンといった成分を、シワ改善であればレチノールといった成分が有効成分の代表例です。
この有効成分はそれぞれ水性や油性といった特性をもっているため、配合できるアイテムに制限がでてきてしまいます。
具体的には、レチノールは油性であるがために水と混ざらないために化粧水への配合が難しいといったことなどがその一例です。
ところがテクスチャーの幅が広い美容液であれば、様々な有効成分を配合することが可能になります。
だからこそ美容液は様々な肌悩みに特化した、より高い効果を与えることができるアイテムとして位置づけられているわけです。
特にしみや日焼けへの効果を期待されている美白スキンケアにおいては、この美容液が重要なアイテムとなってくるわけです。
そこで今回は、多々ある美白美容液の中でも男性の皆さんにもぜひオススメしたい美容液3品を紹介したいと思います。
資生堂HAKU メラノフォーカス
45g 10,000円、20g 3,700円(税抜)
(*今年3月にリニューアルされバージョンアップ)
45g 10,000円、20g 3,700円(税抜)
(*今年3月にリニューアルされバージョンアップ)
美白美容液を語る際に、資生堂HAKUを外すわけにはいかないと思います。
なぜならば、13年連続で美白美容液売り上げNo.1を維持し続けているまさに日本を代表する美白美容液だからです。
2005年1月〜2017年12月の13年で累計1460万本*を突破し、単純計算で年間100万本以上売れていることになります。
*インテージSRI美白美容液市場 金額シェア
長年売れ続けるというのには、やはりそれなりの理由があるからだと思います。
まず一番の理由は「美白といえば資生堂」という信頼が多くの女性の間にあるからではないでしょうか。
元々機能性と技術力には定評がある資生堂ですが、特に美白分野においては100年以上の肌研究*から常に世界をリードする有効成分や技術を開発し続けています。(*資生堂ウェブサイトより)
資生堂にはいくつか美白化粧品のシリーズがありますが、ブランドを代表する美白美容液が今回紹介するHAKUです。
その名前からも売り上げ実績からもHAKUは資生堂の最新の美白技術の粋が詰まった美容液だと言えます。
HAKUは資生堂が開発した独自の美白有効成分を2種類(4MSK, m-トラネキサム酸)配合し、かつ定期的な(ほぼ2年ごと)リニューアルを行うことで、常に最新の美白技術を消費者に届けています。
そして何といってもその効果感も長年支持される大きな理由です。もちろんこの美容液1本で大きなシミが消えるというのは難しいとは思いますが、口コミなどを見ていると肌トーンのアップや日焼け後の肌の鎮静効果などに満足している方が多いのが分かります。
私自身も美白美容液だけでシミが消えるというのには懐疑的ですが、将来的なシミを予防するためにも、そして日焼けし過敏になった肌を落ち着かせる意味でも、HAKUはぴったりだと感じます。
ややこっくりとしたテクスチャーで、使い心地もクリームのように保湿感がありしっとりとしたうるおいを感じます。
一方で、肌に溶け込むようにすっと馴染み、汗ばむ肌でもべたつきません。
べたつかないというのは、特に夏場の男性にとっては使いやすいと思います。
まさに信頼と実績、そして使いやすさの3拍子がそろった美容液だと言えます。
ドラッグストア、もしくは資生堂オンラインストアで購入可能
Kiehl’s (キールズ) DS クリアリーホワイト エッセンス
30ml 7,200円、50ml 10,000円(税抜)
30ml 7,200円、50ml 10,000円(税抜)
こちらは男性にも人気のスキンケアブランド、Kiehl’s(キールズ)の美白美容液です。
この美容液のオススメはなんといっても、みずみずしいテクスチャーです。
前出の資生堂HAKUがこっくりとしたクリーム状なのに対して、キールズの美容液は透明でみずみずしく、少しとろみのある化粧水といった雰囲気です。
とはいえこの美容液の売りは感触だけでなく、その美白効果もしっかりと評価されており、キールズのNo.1美容液となっています。
キールズは元々160年以上前にニューヨークでアポセカリー(調剤薬局)としてスタートしているということもあり、その的確な肌悩みへの対応と高い効果には定評があります。
日本に上陸したのは2008年とちょうど10年前になりますが、その無駄のないシンプルなスキンケアで、今では多くの男性にも愛されるブランドになっています。
中でも美白美容液は、「DSライン」というハーバード・メディカル・スクールのエキスパートの協力を得て開発されたシリーズの商品で、まさに世界中の皮膚科医や皮膚科学の知見がつまったアイテムだと言えます。
エキスパートに裏付けられた効果効能に加えて、“薬品”を思わせるパッケージもこの美容液の人気の理由のひとつです。
女性用スキンケアは可愛らしいパッケージのものも多く、躊躇してしまう男性も少なからずいるでしょう。
しかしこのキールズの美容液は、まるで実験器具を思わせるどちらかと言えば男性好みのシンプルな外見をしています。
そしてもう一つのオススメポイントが香りです。
キールズ共通の抑えた香りで(ほぼ無香料)男性も使いやすくなっていると思います。
日本全国のKiehl’s(キールズ)店舗、オンラインストアで購入可能
THREE(スリー) バランシング ホワイトクリア エッセンス
30ml 10,000円(税抜)
30ml 10,000円(税抜)
こちらはTHREE(スリー)の、美白美容液です。
スリーというブランドは、まだ男性にはあまりなじみの少ないブランドかとも思いますので、まずは簡単にブランドの紹介をしますね。スリーはポーラ・オルビスグループ傘下のブランドで、2009年に“ナチュラル”をコンセプトに誕生しました。
原料がナチュラルということだけでなく、“自然体”で生きることをテーマにスキンケアだけでなく、ボディケア、ヘアケア、サプリメントなども展開しています。
青山にあるフラッグシップストアでは、カフェやスパも併設し、スリーのナチュラルな世界観を五感で感じることができます。
そんなスリーの美白美容液は、医薬部外品という厚生労働省からの認可も取得しながら、天然由来成分95%というまさにナチュラルと効果を両立した美白美容液です。
ナチュラル系と聞くと、どうしても効果は科学的な製品より低そうだなという印象を持つ人も多いと思います。
ところがスリーの美白美容液は植物由来という自然の恵みに強くこだわりながら、しっかりとした美白効果を謳える医薬部外品認定を受けた美容液です。
このあたりは、ポーラ・オルビスグループの技術力が発揮されたのかなと感じます。
この美容液はナチュラルで高機能という点に加えて、そのフレッシュな使い心地と浸透感の良さも秀逸です。
一般的な美白スキンケアはその有効成分の影響で、どうしてもやや重たくペタっとした感触のものが多いのですが、このスリーの美容液は美白美容液だということを忘れてしまうような、軽さとさらっと感で肌にすっと浸透していきます。
ですので、べたっとするスキンケアは苦手だなという男性には非常にオススメの一品です。
また精油をベースにしたナチュラルな香りは男性でも使いやすいかと思います。
日本全国のTHREE店舗、オンラインストアで購入可能
今回紹介した美白美容液3品はそれぞれ特徴のある商品です。
男性の皆さんが少しでも美白美容液を身近に感じ、また自分に合った一品に出会っていただけると嬉しいです。