2018年05月24日
ツボ。足三里などを押して夏バテ解消。
東洋医学では気の流れが滞ると病気になると考えます
そして、『気』が欠乏すると体や内臓などの活力が低下し、心に不調が現れる場合もあります
私たちの体の中には『気・血・水』という、元気に生きるための3大要素が、ぐるぐると流れています
この3つの流れがきちんと整っていると,
栄養や酸素、エナルギーがしっかり運ばれるので、気力が充実して元気になり、命の火が勢い良く燃え続けるのです
ツボは、気の流れる道『経絡』の上にある『気の出入り口』のことであり、『気・血・水』の滞りやすい場所でもあります
ツボを温めたり押したりすることで『気・血・水』の流れを整え、体調を正しく整えるというのが、ツボ治療の根幹となる考え方です
体が冷えてる場合は、ツボを温めると、より高い効果が得られます
現代人は、体を動かすチャンスが減り、筋肉が不足しています
筋肉が少ないと熱が発生しないので体が冷え、気や血が滞り、病気になるのです
ただし、なんでもかんでも温めればいいわけではありません
夏バテに効果的なツボ
・足三里(あしさんり)
・湧泉(ゆうせん)
・三陰交(さんいんこう)
・太白(たいはく)
夏は暑い日が続くと体がだるく食欲もなくなり、頭もボーッとしたり、寝苦しい夜が続くと夏バテを起こしがちになりますよね・・・
塩分や夏野菜をしっかり摂ると、体内バランスが整います
逆に冷房によって、外気との温度差に体がついていけなくなるのも夏バテの原因の一つです
自律神経のバランスが乱れてしまうので
冷房は28度に設定し、冷やしすぎないようにし、寝るときには冷房をセーブしましょう
また、冷たいものも胃腸を冷やし、夏バテを起こします
水分補給は常温の水や温かいお茶がオススメです。
冷たいもののガブ飲みは禁物ですね!
夏バテを解消するツボは
消化不良によく効く[足三里]
元気回復の特攻ツボ[湧泉]
循環不良による冷えに効く[三陰交]
胃腸など消化器系の働きを良くする[太白]
足三里
膝の皿の外側にある窪みから、指4本分下にあたります。
足のすねを両手でつかむようにして、左右の親指を重ねて強く押す。
ボールペンの先などを使うと弱い力でも強く押すことができます。
三陰交
内側のくるぶしから指4本分上にあたります。
椅子に座って片足をもう片方の足にのせ、親指で押しましょう。
湧泉
土踏まずの端、指を曲げたときにできる『人』の字のシワの下のくぼみにあたります。
両手で足をつかみ、親指をツボに垂直に当て、力を入れて強く押す。
ゴルフボールなど丸くて硬いものを当て、ゴリゴリ押し回してもいいです。
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