2018年05月21日
認知症。アルツハイマー型、脳血管性、レビー小体型、それぞれの症状や特徴。
年齢を重ねるごとに、うっかり物忘れや、人の名前や物の名称などが直ぐに出てこなくなったりしますよね・・・
このまま、どんどん物忘れが酷くなり・・・
なんて不安になることはありませんか?
今回はそんな不安を少しでも解消し予防できることを紹介できたらと思います。
色々な原因から、脳の細胞が死んでしまったり働きが悪くなることで様々な障害が起こり、生活する上で支障が出ている状態のことを指します。
認知症は誰にでもかかりうる病気です。
2025年に認知症患者は700万人を超えると推定されています。
認知症予備軍であるMCI高齢者を加えると、およそ1300万人となり65歳以上の3人に1人が認知症患者と、その予備軍と言えることになりそうです
認知症は高齢者に多い病気ですが65歳未満で発症する若年性認知症も増えています。
認知症には種類がある
・主にアルツハイマー型認知症
・脳血管性認知症
・レビー小体型認知症
上記の3つがあげられます
この内、およそ60%はアルツハイマー型認知症だと言われています
認知症の症状は大きく二つに分かれます
中核症状
認知症の方なら誰でも現れる中核症状と本人の性格や環境が作用する周辺症状です
中核症状の代表的症状に食事をしたかどうかわからなくなるなど体験したことなどを覚えられなくなる記憶障害
日付、場所の理解や方向感覚が失われて今日がいつか、自分が何処に居るかなど、自分が置かれた状況がわからなくなる見当識障害などがあります
周辺症状
周辺症状には妄想を抱いたり幻覚を見るといった精神症状と徘徊や暴力などの行動症状などがあります。
中核症状による機能低下や不安、焦燥がもたらす症状です
例えば物盗られ妄想と呼ばれる大事なものを盗まれたと被害妄想を抱く症状などがあります。
アルツハイマー型認知症
アルツハイマー型認知症は脳にタンパク質が溜まり脳が萎縮してしまうことが原因と言われています。
主な症状としては記憶障害や見当識障害があります。
最近のことが思い出せなくなっていき、歩いてきた道がわからなくなって徘徊してしまうなどの症状が起こります。
脳血管性認知症
脳梗塞や脳出血などの脳の欠陥障害などによって起こる認知症のことです。
脳の欠陥障害は多くの場合、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病などが原因と言われています。
主な症状に、まだら認知症と言われる症状があり、物忘れが目立っていても判断力や理解力などは低下していなかったり同じことをしても出来る時と出来ない時が繰り返し起きたりします。
レビー小体型認知症
レビー小体というタンパク質が脳に溜まることで起きる脳の萎縮が原因です
このタンパク質はパーキンソン病の原因にもなるもので
実際、レビー小体型認知症ではパーキンソン病に似た歩行障害なども起こります。
主な症状として幻聴や幻視があります
まとめ
認知症は予防したり発症を遅らせたりすることができます
認知症を予防する対策は大きく分けて2種類で
日々の生活習慣の改善と簡単なトレーニングで脳機能を鍛えるものがあります。
認知症をしっかりと知ることで症状に合った対策をとったり予防することができます。
認知症を理解し不安を無くしましょう。
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