2018年04月15日
病気の9割が影響している?癌や老化にも関わる活性酸素について。
活性酸素は病気の9割にも関わると言われていていますが、具体的にどの様なものなのか個人的によく解っていなかったので調べてみました。
活性酸素とは?
活性酸素は普段の生活で自然現象的に発生しているもので
例えば呼吸をする度にも発生している。
増えすぎると体に老化現象などの悪影響を及ぼすことが有名ですが、これはあくまで過剰になった時に言える事で正常な量であれば然程問題はなく、逆に身体を守る働きを持ってもいます。
しかしながら、やはり過剰になりすぎると体内で様々な悪さを働き暴走しますので日頃から増やさない様に心がけたいものです。
活性酸素の主な原因
大気汚染、食品添加物、ストレス、電磁波、など有害なものが活性酸素を異常に発生させる原因になっている。
活性酸素が大量に発生する具体的な原因は以下の通りです。
・ストレスが溜まった時や解放された時
・工場や車の排気ガスを吸った時
・タバコを吸った時、お酒を飲んだ時
・食品添加物が体内に入った時
・農薬や除草剤が体内に入った時
・紫外線を浴びた時
・レントゲンなど放射線を浴びた時
・電磁波や超音波にさらされた時などがあげられます。
活性酸素による身体への悪影響
鉄が酸化によりサビていくように、人間の体も活性酸素が異常に増え過ぎることにより少しずつ酸化・損傷していきます
この細胞の酸化こそが老化現象の基礎となっていてるのです・・・
活性酸素が原因と言われる主な疾患
肝臓がん、肺がん、胃がんやその他のがん
高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中、動脈硬化、白血病、肝炎、ストレス性胃潰瘍などがあげられる。
活性酸素に対抗する抗酸化力
人間は活性酸素(酸化)に全く無力という事ではなく人間の体内には抗酸化力が備わっています。
例えば抗酸化酵素SOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)と呼ばれる活性酸素の酸化に抵抗する物質や補助酵素のコエンザイムQ10などがあります。
ところが、残念なことに、これらの酵素の量は年齢を重ねると共に減少し衰えていきます。
20代を過ぎると徐々に低下していき40代からかなり低下します。さらに運動不足によりSODの働きが低下する事がわかっています。
適度な運動は酵素活性を高めますが、運動不足が続くとSODの働きも鈍くなってしまいます。
日頃から運動をしていないといざ活性酸素が発生酸素が発生した時にSODが速やかに対処できないのです。
身体を鍛えるのと同じように抗酸化酵素も鍛える事が必要なのです。
肝機能の低下もSODの働きを低下させる
SODは肝臓により作られ全身の細胞に送り込まれます
暴飲暴食や睡眠不足により肝機能が低下するとSODの生産量も減少し細胞内に発生する活性酸素を素早く処理しにくくなります。
抗酸化力の低下により細胞内で処理されなかった活性酸素はパワーを増し過酸化水素へと変化します
活性酸素がパワーを増した過酸化水素は細胞内にとどまらず細胞膜を通過して血管内に侵入し赤血球や血管壁などを傷つけます
これにより、赤血球は通常の働きが出来なくなり、体内に酸素がスムーズに運ばれなくなり、全身に倦怠感や新陳代謝の低下などが起こり、血管壁では様々なトラブルの原因となってしまう。
まとめ
活性酸素は免疫力の一部の働きもしているという事で完全な悪者ではないものの、過剰になってしまっては猛毒にもなるので増え過ぎないように注意が必要です。抗酸化力を高めるため日頃から適度な運動を取り入れ体に有害なものをできるだけ体内に入れないよう心がけるのが必要ですね。
病気の原因の9割がこの活性酸素と言われているので、最も最優先で気をつけたい事の一つなのではないでしょうか?
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