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2021年10月15日
HIDEさんの音を集めてみる2
前回の続
さて前回何処まで書いたっけな?
Jeloshy期まで書いたんだったけど、前回の画像ですが、正確にはART OF LIFEの頃のセッティングの様です。
ワーミーも初期のWH-1 でした。
この頃になると野外Liveや機材がOPENとなるような動画や写真等が集めにくくなるのと、フィルムGIG だったりとなかなかインタビュー資料が集まらず苦戦しました。
1つ言える事はBLUE BLOODの頃と正直ガラッと音質が変わった事は感じました。
基本的な音は変わらないんだけど、ジャキっとした纏まりのないようなイケイケはみ出し者な音からX事体が枠の中に納まる様な音楽的な音になってきたことだ。
HIDEさんの機材が変わってるのもあるのだろうが、Xそのものがプロとしての音の作り方、楽曲の作り方になってきたのか衝撃的な感じが少ないけど枠の中からはみ出したいと言った音と言ったらよいのかわからないが、アナログの様な電子的の様な音に変わってると自分は感じる。
前回のHIDEさんの音を集めてみるでのこの機材なのだが、97年のPATAさんの機材とぱっと見は大きな機材が似てるのでこれはPATAさんの機材だよ!と誤解される方もいますが、HIDEさんの機材です。
実際のPATAさんの機材の雑誌資料
この後からの資料はDAHLIA期の資料からソロでの資料になりますが、X Japan解散前の機材と解散後ではホボ同じ様です。
しかしつまみ等のセッティングの違いがわかる画像が残ってるのでX Japanとしての音とHIDEとしての音は別な感じでメロディーというかリードとしての音がソロでは必要なくなるのか埋もれない音や特殊なエフェクトを使う音に対しての音のセッティングに合わせてあるとも思える。
何というか上記にも書いたがBLUE BLOODの荒々しさから拘って創りこんできたというか、メジャー2枚目になるX Japanとしてのプレッシャーなのかガチガチの音楽というかマニュアル通りのというか…
JealousyからのXは棘のない薔薇のように感じたのは自分だけだろうか?
あそうそう!
レモネードショップのオフィシャルカレンダー是非購入してくださいな。
最近物忘れが激しくなってきて何処まで書いたか読み直さないと飛ばしちゃいそうになりますw
意外と多忙だから保存保存で何日も放置しながら書いてるから余計にそうなんだけどwww
これがDAHLIA期の機材の様です。
殆んどがソロでもこの後使用されてはいるのですが、XJapanとしての音作りと、ソロとでは基本的に違う使い方をしてるのではないかな?と思います。
コンパクトエフェクターも様々な物を取り入れていて前回掲載したオーバードライブが2機?(OD-1とMAXON)なんかは自分の記憶でしかないが、確かOD-1はブースター代わりでドライブはドライブで別みたいな事言ってたのか読んだのか定かではないが記憶にあり、クリーンにもOD-1とか何となくどこかで…
その資料どう検索したら確認できるか調べてるのだがまた発見があれば追記していこうと思います。
さて次ですが一般公開されてる(された)HIDEさんの実際のギターや機材はほとんどが撮影不可のはずですが、撮影可能だったのかネットやメディア関係なので数多く実機の画像が残ってました。
ほとんどの人はギターや衣装に目を向けてしまい実際に楽器触る事が無ければ展示してあっても(へー?こんな物使ってたんだ?)くらいのオマケ程度にしか見てこない機材が画像に残ってます。
上に掲載した画像は生前最後に使用していた機材の様です。
これを見ると実はソロでのレコーディング?で使用されたセッティングなのか、ライヴでのセッティングなのかテーピングによりマーキングしてある物があるのが確認できた。
より画像を鮮明にして拡大していくとこの様になる。
上からDHP-33のつまみの位置はこんな感じで、PDI-05が左側にJC-100?がこんな感じでマーキングされ、右がSANS AMPとなってマーキングされている。
2系統の音をミックスしてたと考えるとこのバランスは重要な位置だったのでは?と思うのと、右側のSANS側の更に右のつまみが上になってる事が画像で判断できる。
つまみは正直左側のJC-100のつまみ左も上のように見えるが画像が荒くてこれ以上は判断しかねました。
その下のGSPは判断不能だが、主にクリーンで使用とどの記事読んでもそう答えてるのでクリーン系統のプリセットを主に弄ってたはずですが、こればっかりは画像では分かりません。
TC.electronicsの1210はこんな感じで次もこんな感じで、SANS AMPのつまみの位置みてみると、
左からPRE-AMPが右いっぱいで、次のBUZZがわずか左でPUNCHは平均の0辺りでCRUNCHは左9時くらいの位置でDRIVEは右いっぱい、LOWは0辺りでHIGHわほんと僅かに左でLEVELはまぁーいいとして、こんな感じになってるのがわかる。
これは本人が最後にセッティングした後に一般公開される間に誰かに狂わされてない限り最後のセッティングである事は間違いない事だと思う。
上の画像だとこの様に見えると自分のSANS AMP PSA-1でつまみを真似たのがこんな感じです。
この辺が最後にHIDEさんが求めてたであろう音だと思います。
そして、先日のHIDEって誰?での生前最後の直筆サインの黄色いMGの真横にコンパクトエフェクターが公開されていて、こちらもTVでメディアが放送してくれた画像で詳しくつまみの位置が判断できた。
とはいえわからない部分もあるが画像を拡大してみるとつまみの白い部分の位置などわかり、BigMuffのつまみやGovernorのカラフルなつまみの位置などが読み取れました。
参考画像
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今回はこれくらいにしときます。
上の方の2022年のカレンダーはお早めにお求めくださいね(^-^)
昨年は買えなくて悲しい思いしました(>_<)
〆の画像ですが、かなりレアな画像掲載します・(以前に撮影可能?だったのか2017年の公開でイエローハートの裏側を撮影した画像を見つけてきましたので数枚あるが1枚だけ掲載します(^^)/
他は今後の記事ネタに保存してあります( *´艸`)
次回のネタはタトゥーにしようか、HIDEさんが手にしてるレアなギターにしようかアメーバの続編にしようかなやむなー
2021、HIDEミュージアム
2021年10月08日
HIDEさんの音を集めてみる
HIDEさん使用の実際の機材
HIDEさんの音を出したくて出したくてたまらずに色々な画像や資料をあさりかき集めてみたが、実際同じ音を何処まで再現できるか考えると、同じ機材同じ楽器を使ったとしても正確には再現は不可能と結論は出てる。
HIDE さんの指癖やピッキング癖だったり真似たとしてもHIDEさんというカリスマにしか出せない雰囲気、憧れ、そういった物はどうしようもない。
例えばHIDEさんがミスで間違えたとしても誰も気が付かない、というかアレンジだと思うだろう。
上手いからこそ出来る修正だったり、憧れ的感性で聞いてるからミスも正しく聞こえたり・・・
自分も弾くのだが、1音ミスると間違いなく否定され指摘されるであろう。
それは仕方のない事でこればっかりは本物とコピーの差なのでギターに限らず総てにおいて、この部分の音は真似(再現)できない。
ま、だから憧れであり真似て同じ音を出したかったりと苦悩するのだけど、最近はネット検索やYouTube等の動画配信で過去のGIGの動画出てるのもあり耳が良くなってる方々が増え、情報が増え、自分が当時知りたくてどうしょうも無かったHIDEさんの癖や機材、はたまたアメーバペイズリーの正体は?の様にいろんな発見ができる。
当時はBANDやろうぜ!、GIGS、ロッキンf等の雑誌インタビューの資料で情報を得るしか出来なかったので小さな写真を虫眼鏡でじっくり見てアメーバの模様真似たり、バンドスコアーの写真や情報、VHSのビデオで爆発寸前GIG、刺激、等を何度も見る事で時間を費やしていた。
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正直に書くと当時はランドセル卒業して大人に憧れてただけなので音とかテクニックとか歌詞の意味なんかまったくわからず、ただ単にTOSHIさんのハイトーンVOICEとユーモアあるトークに憧れてHIDEさんの存在はそこまで意識してなく、ファンなのでXそのものが好きで真似たい真似たいとハイトーン出ない自分はギター持ってXの様にカッコよくなってモテたいといった不純な野心でPATAさんHIDEさんと意識するようになり、モヒカンのPATAさんカッコいいけど孔雀というか扇みたいな異様な威圧感と存在感、そして特徴的なモッキンバードに目を奪われあんなんなれたらな〜とHIDEさんを意識し始めた感じであった。
Xの中に輪をかけて何だか変な奴が居るくらいで、上手いとか下手とかそんな事はわからないし、とにかく目立ってるというのが印象であったし、Xの刻みリズムは当時知ってるアーティストでは衝撃的でX自体の虜だったのは間違いなく正直な事実でした。
連載の中で偉そうに音の事やギターの事掲載してますが実際は頭の中だけで今でもギターは下手でわからない事ばかりで最近なって間違った覚え方をしていた事に気がついたり、こんな所でこんなテクニック入ってたの?なんて発見もするくらい情報が容易に入るようになってきて今更ながら機材組んでみたりHIDEさんのパートや音を再現してみたいなんて思う様になった。
とわいえデビュー時の音とお亡くなりなる前とでは音が違う。
細かく区切るともっと音に違いがあり何処の辺りの音が好きかでもセッティングだけでなく機材が変わってくる。
マルチエフェクター再現で納得できればそれでいいのだが、何故だか厚みや深さ抜け具合等マルチでは自分の思う音と違う様に聞こえて弾ける弾けないよりその違いが気になってマルチ弄りに時間を費やしてしまったりで、だったら当時憧れてた機材揃えちゃえ〜と社会人パワーで機材課金www
元々所有していた機材などはあるのだが、年代物の中古揃えるとガリガリ君あったり課金もハズレくじ引いたりで正直新品無いのかよ~とボヤくくらいw
あー自称、超、超、イケメンの俺の事なんか誰も興味無いだろうから本題の音作りの参考資料出しますね。
チェッ・・・
資料としては俺がファンになってしまい、よく見てるYouTube動画のアステラさんの動画で詳しく紹介されてるのだが、初期のXサウンドHIDEさんPATAさんの音について実際使用していた機材等を詳しく説明し、特にHIDEさんのセッティングとか分析して実際に演奏してる動画あるのだが、同じ様に自己分析で似た内容を掲載させて頂きます。(アステラさんご本人に無断でご紹介させてもらってますがご迷惑でしたらコメントかTwitterなどでつぶやいていただければ気が付き次第、紹介記事削除対応させて頂きます。)
最初は初期(デビュー当時のBLUE BLOOD頃のバンドスコア資料より)
これはアステラさんのチャンネルで詳しく説明出てるので見ていただけるとより詳しくわかると思うのですが、初期の機材を拡大分析し、つまみの位置や光ってるボタンで当時どの様な音を作っていたのかある程度再現できる。
当然演奏する箱(建物とかの広さや環境)の大きさや、ギターのピッキングやミュート、運指でニュアンスというか音も変わるのだが、基本的には同じ機材なのでマルチの様な違和感ある音ではなくHIDEさんにより近い音作りが出来る。
コピーって自己満足の世界でもあるので何処まで拘るかで個々に感覚は違うのですが、自分は細かい事まで再現出来たらとか近づきたいといった拘りで場所を取るラック機材を少しづつ集めてもいる。
重いし配線だらけだし邪魔だし今じゃ古い道具なのだろうが、やっぱファンである以上、髪の毛1本までも再現出来たらと思うのは自分にとっては自然な事で、ついつい集めてしまう。
SANS AMP PSA-1は2度も買ってハウリングにノイズ、基盤不良等で粗悪品すぎてハズレくじで未だにまともなプリセット音出てるのか解らずなのですが、懲りずにまた・・・w
ノイズと言えばADA MP-1はノイズが酷いと欠点があり、ノイズリダクションと組み合わせる必要があり、HIDEさんはHUSH 2 BXがこの当時使用していたと資料にあるが、CXを俺は買いました。
ローランドのDEP-5とSDE-1000もこの当時のHIDEさんの音には重要で当時の音を再現したいので所有してますが音作りで近いんだけどちょっと違うと思っていたところアステラさんが拡大分析して解説して感動したので即真似て納得いく音が出せた。
上にも書いたが箱などの環境でセッティング多少変わると思うのでそこは好みで変える必要あるのだが、これ以外にも画像や資料で残ってる物を参考にしていきたいと思う。
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今回いつもより長文なってしまうな〜
取り敢えず次の画像はデビュー前と思われる機材の写真です。
アーミーパンサーとサブ機がフライングVでしたのでデビュー前だと思います。
KORGのDT-1 チューナー、FURMANのパワーデストリビューター、Roland DEP-5、Roland SDE-1000
ADA MP-1、HUSH 2 BX といった感じだ。
コンパクトエフェクターもコーラスやOD1等組み合わせるのが確認できる。
画像から大凡のつまみの位置が特定できる。
そしてコンパクトエフェクターなのだけど…
右から、
たぶん MAXONのOD9(つまみ位置が恐らく左10時、中11時、右4時)に見える。
そして OD-1 (左は全開の5時、右10時)
次が Guyatone FLAGER (左上1時、右上12時半?、左下12時半?、右下1時)
最後が コーラス (左1時、中12時、右11時)
自分にはですが、この様に見えるが実際はどうでしょうか?
自分にはこう見えるよとか違うよとかありましたらコメント宜しくお願いします。
このデビュー前と思われる画像のコンパクトエフェクターなのですが、オーバードライブ使い分けてたのでしょうかね?たぶんMAXONだと思うのですがカラーリングからOD9というオーバードライブだと思うのだが…
HIDEさんハチャメチャだから独特な組み方とか使い方してたのかな????
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これはデビュー間もない頃の切り抜きですがHUSH 2 CXになったのと赤のコンパクトエフェクター(PSMかな?)とOD-1その他はアンプ追加されてるくらいで同じ様ですね。
Peavey VT-M120とRolandのJC-120ですが、渋谷公会堂でクリーン用にJC-120が追加されたと読んだことがあります。
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次はJealusy期の資料ですが、この頃になるとガラッと変わった感じで機材が複雑に感じます。
Jealusyのスコアから
この頃はTC.2290、REV5といったやや大きな機材構成でENGLのプリアンプで基礎的な音を作っていたようだ。
そういえば先日の事ですが某オークションでTC.2290が出品されてたので欲しいと思ったのですがやはりめったに出ない機材なので高値過ぎて断念しました。。。。
趣味での投資にしては自分の身分にしては高額すぎて指を銜えてたってのが現実ですがw
Jealusyの画像残り
ENGL 《エングル》 Savage 60 Mark ll (E630/2) 価格:369,600円 |
TC electronic/TC1210-DT【展示機特価品】 価格:11,000円 |
↑↑↑↑↑↑↑
ここならかなり揃います。
この辺の機材の資料のカラーもありましたので少し解体していきます。
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OD-1とフランジャーのつまみもBLUE BLOODの頃とは変わりワーミーもアップとダウンでセッティングしてますね。
よく知ってるワーミーUの黒では無い赤色のワーミー(ピッチシフター)ですね。
ちょっと拡大してみましょうかね♪
すべての画像を鮮明加工してるのでつまみの位置を時間で記載できるのだが光の加減で間違う事もあるので記載は省くので判断してください。
PDI-05とENGLのつまみの位置も拡大鮮明化するとこんな感じになります。
一緒に写ってるENGLのTube プリアンプとSDE-1000に目印がしてあるので実際に使用してた重要な位置であると思います。
その他のラック機材もこの様にセッティングされてます。
DAHLIA期の機材も↓↓↓↓↓と機材資料と時間の止まった少し前の機材のセッティングの画像もそろえてありますが今回ここまでで次回に書きます。
CADコンプレッサーだったり、TC.1210、TC.2290、ENGL、コンパクトエフェクターやヤマハのリバーブだったりかなり使用期間短かった様なマニアックな機材で、この後にPSA-1とGSP2101に即替わり機材は固定化しつつあったように思える。
キャビもピービ―からマーシャルに変わり、パワーアンプはハイワット、エングル、VHTclassicやら始めたばかりの学生の軽音楽部のような人には何のこっちゃ?エフェクターの繋ぐセオリーだけでも何となくなのにと言われそうだけど、カリスマであるHIDEさんの音に対しての拘りが資料集めてると今まで以上に凄く感じられる。
【もっと詳しく細かく知りたい人は こちらclick】
後半の機材画像の一部です。
こちらも処理や拡大するとこんな感じでわかってくる事があるので次回もっとSANS AMPやPDI-05等のつまみも載せる予定です。
何気に撮影した画像の処理でex-proのナンバーも読み取れましたので記載します。
B-18の様ですね。