アップロード日: 2011/05/22
東日本大震災から1カ月後、
津波に流された岩手県陸前高田市の自宅跡で、
海に向かってトランペットを吹いていた少女がいた。
震災から70日たった5月20日、
少女は東京オペラシティの舞台に立った。
■アサヒ・コム動画 http://www.asahi.com/video/
いま、世界には100万人をこえる難民がいる。
この難民は、悲惨な状態にあったとしても、
「命を守る行動」がとれた人たちだ。
命を守るために故郷を離れることができた人たちだ。
日本人、とくに福島の子供たちは、難民にすらなれない…。
いま、福島の子供たちの心がすさんでいるという。
…当然だろう。
大人たちは、安全神話を洗脳され、カネのためもあって、
「大丈夫だ!我慢しろ!」の一点張り。
だが、子供たちは携帯をチョッと操作すれば
放射能障害の異常発生の情報が瞬時にとれる…。
国や県の帰郷運動(福島に帰ろう!)の欺瞞性など
一瞬で見破る。
アタマにきて、やがて心がすさんでくるのも当然のことだ。
難民にもなれない福島の子供たち…。
おととしの夏休み…。
鹿児島の人たちは福島の子供たちの
一時疎開を受け入れた。
福島の子供たちと鹿児島の子供たちは、
一緒に遊ぶうちに馴染み…、
一生涯つづくはずの友情も生まれた。
けど、夏休みは必ず終わる。
別れの日は必ず来る…。
最後の日…、鹿児島の子供が言った、
「次は必ずボクたちが福島に行くからね!」
これに対する福島の子供たちの答は↓こうだ。
「ボクたち、帰りたくないけど、帰らなきゃならない…」
こう言ったあと…、強い口調で続けたそうだ、
「福島に来ちゃ駄目だ! 」
http://grnba.com/iiyama/index.html
*
こんな福島の子供達を、犠牲にして踏みにじるような
企業も政治家もメディアも官僚ももう許せません。
もう嘘や誤魔化しを通しません。
しっかりと見極めて、まごころある企業と政治家を
選択し育て上げるのが、消費者の務めであり、
私達99%はしかとその力を発揮して行きましょう。