スタートを決めて先頭に立っていきましたが、道中で息が入らず、直線残り200mから徐々に後退。結果7着での入線となっています。
「先週はすごく大人しくて乗りやすい馬だと思っていましたが、今日は全くの別馬で返し馬から気合いが入りまくって、レースでもずっとハミを噛んだまま。どこかで抜けるところはないかと模索していたのですが、2番手の馬が引かず、ずっとついてこられましたからね。溜めてもそれほど切れる馬ではなさそうですので、少し早いかなとは思いましたが、ふかして行った次第です。力んで走っていた分、残念ながら最後は一杯になってしまいました」(菊沢騎手)
「前走はフワフワして完全にオフの状態。打って変わって今日は完全にオンになってしまいました。道中で少しでも抜けるところがあれば良かったのですが、1コーナーからずっと噛んでしまう格好に。中間に少し乗ってもらった時はフワフワしていましたので、このままでは良くないと思い、メンコを外してみたらこの内容ですからね。それにしても難しい馬です。例えば返し馬だけブリンカーをつけて、レースでは外すとか。また色々と考えていかなければなりません。1700mは微妙に長いので、今日みたいに噛んでしまうとしんどくなりますよね。やはり理想はダートスタートの1400mあたりかと思います」(村田調教師)
◆先週と同じ4番枠からのスタートでしたが、レースぶりは正反対。今回はハナに立って行けたもののガツンとハミを噛んでしまい、終始突かれる展開も苦しく、ラストは一杯になってしまいました。なお、このあとは、「権利が獲れればもう1回小倉も考えましたが、さすがにここは美浦トレセンへ戻しましょう」と調教師。適度に節をあけて「今度は地方交流戦も選択肢に加えて検討していく」予定となっています。(HTC)
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