2024年10月18日
サンバーバンのシートをレカロからワゴン純正にしてみました
わがサンバーはフロントのシート左右をレカロSRというシートに交換してあります。
≫ 参考:サンバーバンにレカロSRを装着 シートレールが売ってるなんて!
しかし、フロントシート以外のシートや内張はワゴン用のベージュ系カラーのものに交換してあるのでスポーティなレカロSRとは見た目の相性がよくありません。
そのため、一度くらいはフロントシートも同じカラーにしてみたくなったので、レカロシートは保存しておくことにして安い中古のワゴン(TW1またはTW2)純正シートを購入してみました。中古のシートを購入したのは毎度おなじみのヤフオクです。
左右セットのものを比較的安く落札できたのですが、じつは大きな落とし穴があったのでした!
見た目は多少汚れていても自分でバラして生地をクリーニングすれば良いと思っていたのですが、届いたシートを梱包の段ボールから出して、一晩サンバーの中に入れておいたところ、翌日サンバーのドアを開けた瞬間おどろいてしまったのです。
とっても車内が臭かったのです!
お香のような、安い香水のような強い臭いで車内が充満していました。
暑い日でしたので余計に匂ったのかもしれません。
とてもこのまま乗る気はしないので返品も考えましたが、最初から分解してモケット部を洗濯しようと考えていたのだから、洗えば落ちる臭いだろうと考え、返品せずに使用することにしました。
でも、その考えが甘かったようで、酸素系漂白剤で漬け置きしてから洗濯機で洗ってみても1回では臭いが落ちず、3回繰り返して若干臭いが残っている程度になりました。
臭いは生地だけではなく中のウレタンにも強烈にこびりついていたため丸洗いをしたりして大変でした。
サンバーディアスワゴンの純正シートの分解は難しくはありませんが表面の生地を分離するのは少し面倒でした。
以前にレカロシートは分解して生地を丸洗いしたことはありますが、純正シートは初めてです。
純正シートの座面と背もたれの表面の生地には線が入っているのですが、その部分は内部でピアノ線のようなものが入っていて、シート本体のウレタンに針金のようなもので固定されていました。
これがあるから、シートの生地がダブつかずにピンと張っているわけです。
その固定用の針金を外すのが意外と難しくて時間もかかり面倒でした。
この針金固定がシートの片側だけで13か所あるので合計26か所を外して、再度戻す作業が必要でした。
サービスマニュアルなど無くても見れば分かる作業なのですが、とても地味な作業でした。
ただ単にシートを取り換えて終わりの予定でしたが、臭いのおかげで大変なことになりました。
なんとか臭いを落とします!
最初は洗濯石鹸で洗濯機で洗ってみましたが、汚れは少し落ちたものの、臭いの方はそのままです。
そこで調べてみると酸素系漂白剤が良いということなので急遽近所のホームセンターに行って買ってきました。
買ってきたのはこちら、オキシクリーンです。
オキシクリーンで漬け置き洗いしてみたところ、かなり臭いは落ちましたが、まだ微かに残っていましたので、その後2回洗ってみたところなんとか許容範囲(完全ではないけど)になったので取り付けることが出来ました。
ウレタンの乾燥に時間が掛かったため、トータルで1週間くらい掛かっています。
取り付けてみるとディアスワゴンのカタログのインテリア写真と一緒ですね。
パワーウインドウを取り付けた時にフロントドアとリアのスライドドアの内張も同色のものに交換したので統一感が出ました。
でも座ってみるとレカロシートの素晴らしさが分かるわけです(笑)
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