2021年08月05日
サンバーのドアスピーカーをインナーバッフル制作で16cmへ交換
この前サンバーのパワーウィンドウ化をやった後に勢いでフロントドアのデッドニングとスピーカーの交換をやりました。
≫ 参考:サンバーのフロントドアをデッドニングしてみました【制振・吸音材】
その時はサンバーのフロントドアのスピーカー取り付け部のサイズは13cmくらいまでが上限ですので仕方なくそのまま取り付け出来る10cmサイズのスピーカーを選んだのでした。
交換後は以前よりも音がはっきり良くなったので満足していたのですが、やはり10cmサイズのスピーカーであるために低音の物足りなさを感じていました。
そこでみんな大好きみんカラ情報を調べてみると「インナーバッフル」というものを製作して16cmサイズのスピーカーを取り付けている情報がありました。
参考にさせていただき、やってみることにしました。インナーバッフル(バッフルボードとも言うようです)とはスピーカーとドアの間に挟み込んで、サイズの合わないスピーカーを取り付け出来るようにするもののことを言うようです。
また、スピーカーのサイズを大きくすると奥行きも大きくなるため、そのまま取り付けると窓を下げた時に干渉してしまうのでスペーサーとしての役割もインナーバッフルにはあります。
よくカーオーディオ専門店などが車種に合わせてワンオフでインナーバッフルを製作して格好よく仕上げているのを雑誌などで見たことがあるのではないでしょうか?
みんカラ情報やググった情報によるとインナーバッフルを自作するには木を小さく解体してから再び接着剤で固めた「MDF板」という材料がよく使われているようです。
また、純正の内張(ドアインナーパネル)の中に納めるためには厚さは12mmくらいのMDF板を用意するのが良いそうです。
そこで調べてみるとMDF板は100均にも売っているそうなので近所のセリアに行って買ってきました。
45cm×30cmのサイズで厚さは5.5mmくらいの物を2枚買いました。
厚さ5.5mmですので2枚貼り合わせて11mmくらいの厚みにして使います。
インナーバッフルのサイズですが、16pサイズのスピーカーを取り付けるので外径は16cmで、内径は購入したスピーカーのサイズに合わせて125mmにしました。
MDF板の切り出しにはサークルカッターというものを使いました。
ドリルに固定して簡単に円が切り出し出来ますので便利です。
4枚切り出したら2枚ずつ木工用ボンドで接着して数日放置します。
塗装後の写真ですがネジ穴を開けました。
黄色丸はドアの片側3か所の取り付け用で赤丸はスピーカーを取り付ける穴です。
黄色丸に重ならないようにスピーカー取り付け用の穴を開けました。
黄色丸の穴はドアから紙に写し取り、位置決めしました。
MDF板は湿気に弱いらしいので塗装しておきました。
100均の水性塗料を刷毛塗りです。
完成後は見えませんので仕上がりは気にしません。
インナーバッフルとスピーカーの固定は直接木ネジだと弱いのでこのようなものを買ってきました。
M4のツメ付きナットです。
下穴は6mmでドリルで空けました。
このようにスピーカーの取り付け穴に裏から打ち込みました。
これならしっかり固定出来ますよね。もちろんみんカラ情報です(感謝)
スピーカーの取り付けにはインナーバッフルの厚みが11mmくらいなのでM4の10mmか15mmくらいで取り付けしました。
そしたらやっとスピーカーの取り付けです。
カロッツェリア(パイオニア) 16cm2ウェイスピーカー ハイレゾ対応 TS-F1640にしてみました。
スピーカーの取り付けが出来たら1度音出しをして確認しておきます。
最初の音出しで10cmから16cmにして良かったと思いましたね。
そしてドアの内張(ドアインナーパネル)を取り付ければ完成なのですが、情報通り少し内張とスピーカーが干渉しますのでドア取り付けピンの台座の2か所をカットしました。
そこで2か所を写真のようにカッターでカットしました。
こんな感じでサンバーに16cmのスピーカーが取り付け出来ました。
適当に作ったインナーバッフルが どれくらい耐久性があるのか分かりませんが、時間があったらもう一度作り直してみてもいいかなと考えています。
また、安くオーダー出来るところもあるようですのでそれもアリかもしれません。
最後にインプレッションですが、やっとサンバーのスピーカーからの音が最近発売されている軽自動車レベルになった、あるいは少し超えたような気がします。
それよりも4ナンバーの軽バンですから防音処理をやって車内を静かにする方が先で効果的かもしれませんね。
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