ねこ喫茶「ケイシー」自宅部

昨夜8時過ぎ、茶の間の掃除をしようとサッシを開けたら、まさかのジロタンが外にいるではないか。なんでジロタンが外にいるのだ。もしやジロタン似のニセモノではないのか？などいろいろ頭をよぎったが、一瞬こちらを見て、開いてるサッシから中に入ろうとした歩み寄った仕草から見て、どうやら本物のようだった。

どこから出たのか、掃除は後回しにしてすぐに経路を探索した所、なぜか縁側のサッシが10センチばかり開いていた。ミネちゃんはずっと家の中にいたけれど、きっとシロタンも含めシロジローの兄弟は脱走中と思われた。この間のシロタンの連続二回の、特に二回目の脱走のような不可思議な脱走でないことだけには安堵したが。

茶の間の掃除が終わって、寝床に入る9時前に一応、シロジローが縁側前に戻ってないか確認のためサッシを開けて闇夜の外に声を掛けてみたが全くの無反応だった。あのジロタン似の猫さんと外で鉢合わせにならなければよいが・・と思いつつ寝入ってしまった。その後、何も争うような物音を聞くでもなく、夜中2時に目が覚めたので、一応縁側のサッシを開けて名前を呼んでみたが、またしても無反応だったので、こちらもそのまま寝てしまった。

ミネちゃんはシロジローのことが心配なのか、いつも茶の間のコタツで寝ているのに、珍しく座敷の段ボールの中で寝ていたし、この暑いのに布団にまで入ってきた。朝5時半、すでに外は明るく、目が覚めるとまたすぐにサッシを開けて外の様子を伺うが、全く兄弟猫の気配がまるでない。いつもなら腹を空かせ、サッシが開くのを縁側前で、じっと待機しているはずのシロジロー兄弟がいない。

その1時間後、今度こそと思い縁側のサッシを開けると、やっとシロタンの姿があり中へ入ってきた。その1分後、ジロタンも続いて中へ入ってきて、やれやれやっと三匹揃った。この脱走劇の原因だが、昨日の夕方、猫トイレを置いてある縁側に掃除機を掛け、水拭きまでしてるので、その際に外へ猫砂を掃き出す時にいつもとは別のサッシを開けていた。その鍵が甘かっか、閉め忘れたようだ。

猫日記より(2022.4.12)
昨日の最高気温29.1度。今日28.0度と猫らは暑くて今までみたいに暴れないし、外へ出る気力もないようだ。逆にカメキチが今まで食パンしか食わなかったが、朝8〜9度になり、餌も食べるようになった。