木小屋の反対側の表斜面には、この春もうす紫色のカタクリの花が咲かせている。20年以上も前、ワシが思いつきで北上川沿いの小道をヤマハJOGで下って行ったことがあった。するとそのどん詰まりにお不動さんがあったという訳。その後、うちのおばあちゃんも行きたいと言い出し、後日改めて車で乗せて行った時に、おばあちゃんが参道の杉林の斜面に咲いていたカタクリの花を家に持ち帰り、それがちゃんと根付いて今でも咲いているという訳だ。このお不動さまだが、目にも御利益があるとのことで目の悪かったおばちゃんが娘のおばあちゃんを連れて、ここまで歩いて来たことがあったそうだ。山道を歩いて一日コースだろうか。
そんなに増えてはいないけれど、例年通りしっかりと十株くらいだろうか、今年も春を忘れずに咲いてくれている。その場所は、山の表斜面に植えられたツツジの裏に当たるため下からは見えないが、このようなひっそりとした木陰を好むような植物のため、どこもかしこでも育つという植物ではない。高山植物のような可憐な雰囲気がある。
そういえば、このカタクリの花が当家にて群生している辺りに、20年くらい前、ニホンカモシカ一頭が庭から見えないようにこのツツジの裏に、ちんまりと身を隠していたことがあったっけ。その様子をバッチリとこの部屋の窓から見ていたワイに気づかなかったらしい。今はいつもコタツ台に座っているけれど、当時は机のイスにだけ座っていたもので、外の様子が手に取るように分かったものだから。
猫日記より(2022.4.11)
朝6時半、縁側で猫トイレを掃除中、戸を開けジロタンが脱走。5分後、ミネちゃんまで脱走。1時間後、外で「ウ〜」と唸っている声がして、あの唐猫?と思い行ってみたら、玄関前でジロタンが唸っていて、母猫ミネちゃんと二匹でいるのに、ミネちゃんはしっぽを太くして背中を丸くしたりで、すぐにジロタン、ミネちゃんと捕まえ、7時半、縁側から仲良く家の中に入れた。中ではいたってフツーにしてた。
その後、机の上に寝てたジロタンに、10時、ミネちゃんもジャンプして二匹で1時間ばかり仲良く寝てた。もしかして、ミネちゃんのことを外で見て、どこぞの猫かと勘違いしてないか息子ジロタン。
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