脱走犯の元締めのジロタンでさえ二階廊下の奥の段ボール箱の中でふて寝しているというのに、なぜシロタンだけが外に出ているというのだ。しかも二回も。最初のシロタンは分かる。いや、最初のシロタンこそ幻か何かだったのかもとさえ思えてきた。もしや二度目のシロタンこそ幻なのかも。
唯一、シロタンの二度目の脱走が有り得るとすれば、玄関を自力で開けたことくらいだが、ジロタンでさえいまだ一度も開けて出たことがない玄関なのに、非力なシロタンが自力で開けることなど土台無理な話で、しかも、また出たばっかりで、すぐに中に入れてくれとばかりに、コンクリの上でゴロンゴロンとねだるなど通常の脱走では考えにくい。
これに関しては本当に、「狐につままれる」とはこのことかと思った。その後の午前中、その縁側前で自転車(2006〜)の固着した変速ギアのワイヤーを初めて交換したのだが、その直前、手に持っていたはずのレモンイエローの半透明で目立つプラスドライバーとオイルのスプレー缶のストローが、僅か2、3歩歩いただけなのに、忽然と手から消えていた。
いくらその狭い範囲を探しても出てこず、いまだに見つかっていない。前日の自分のよそのブログで、平清盛と徳川家康の「425年」の因果関係を初めて指摘したのだが、それが図星であることの副作用なのかもと思ったりも。
猫日記より(2022.4.9)
再興気温が23.8度で、茶の間のコタツを切ったくらいの陽気で、姐御が来ても猫集合一瞬だけ。
2024年04月09日
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