ねこ喫茶「ケイシー」自宅部

最近、ワイが寝る前と起きようとすると、その物音に気付いたジロタンだけは必ず寝床に来る。ワイのことをとても好きになってくれたみたいで、布団から出入りする時に必ずワシの足に頭をゴシゴシと擦り付けたり、ワシの素足を舐めたりするのが日課となっている。おそらくだが、ジロタンは元々ワシの足の匂いが大のお気に入りみたいで、自分の顔や頭にも、そのかぐわしい匂いを擦り付けておきたいみたい。

確かにまだ子猫の頃、他の三匹とは違ってジロタンだけはちょっと遠慮がちに三匹から少し離れた一番遠くからワシの足先の辺りの靴下を横になってよく齧っていたものだ。他の三匹はコタツ台の下に足を伸ばして座っているワシの膝上以上に集まっていたというのに。当時はジロタンはちょっと人見知りな子なのかと思っていたが、どうして今はグイグイとワイに食いついてくる子に成長した。

猫日記より(2022.3.14)
まだ外は薄暗い5：45頃、縁側の外にシロタンがいてビックリ。少し前、寝床のおばあちゃんに抱っこさせたのに、鍵はどこも閉まっており、本当に四次元ポケットから出たのかと思った。そしたら、テレビの裏のサッシ戸が10センチほど開いており、地震で鍵が外れたらしい。お陰で、猫がテレビの裏辺りを歩いたせいで、ブースターのスイッチを踏んだようでオフになっていた。6：15、最初に脱走したらしいジロタンが先に戻り、6：30、シロタンも雨降りで早々に戻った。2時半頃、縁側の突っかえ棒が外れ、三匹揃って外へ出て、3時半ミネちゃん、ジロタンと開けたままの縁側から次々入ってきて、4：15、シロタンも戻ってきた。