しろうとの戯言

2011年06月15日

オーガニックコスメ成分0.07　　アルテア

　皆さんお早うございます

　今日ご紹介するオーガニックコスメ成分は

　　アルテアです

　一般的にはウスベニタチアオイ（薄紅立葵）と呼ばれています

　学名はAlthaea officinalisコスメ成分としての

　呼び名アルテアは学名に由来してますね

　そしてなんと英名はマシュマロウ

　実はあのふわふわのマシュマロのことです

　marsh mallowと書き、marsh（湿地）に育つmallow

　（葵）という意味です。

　昔はお菓子のマシュマロはウスベニタチアオイの根から

　取れるデンプンを利用して作られていました。

　ウスベニタチアオイはアオイ科の多年草で

　草丈は約1mに達するそうです。

　そのエキスには喉や胃腸の炎症を抑える効果があるとゆわれています

　不眠解消に効果てきで花はハーブティに利用でき、のどの痛みを

　緩和します

　葉や根から抽出されるエキスには肌の軟化作用、消炎作用、収斂作用

　がありダメージを受けた肌や髪を保護します

　オーガニックコスメにはパックやローションとして使用されています。

　今日の？
　

　収れん作用・収斂作用

　タンパク質を変性させることにより組織や血管を縮める作用のことです。

　アストリンゼント（Astringent）効果とも呼ばれています。

　収れん作用を持つ成分には止血、鎮痛、防腐などの効果もあります。

　渋、柿、ワイン、茶、などに含まれる

　タンニンの化合物は腸粘膜のタンパク質と
　
　結合して被膜を作ります

　これにより炎症を起こした粘膜への刺激を和らげるため、
　
　整腸剤としても使用されます

　タンニンを含む食品を口に入れると強い渋みを感じることがありますが、

　これはタンニンが舌や口腔粘膜のタンパク質と結合して変性させるこ

　とにより生じると言われています。

　これを収れん作用と呼びます。

　渋味は厳密には味覚ではありません。タンパク変性によって
　
　生じる痛みや触覚に近い感覚だと言われていています。
　
　塩分の塩味も実は味覚ではなく痛みや触覚に近い感覚だという研究者
　
　もいます。

　渋味のことを別の呼び方で収れん味と呼びます。
　

　いかがでしたでしょうか？

　マショマロの件にはマイカも超驚きました

　では皆さん良い一日を