ぼよよん日記

中学生のときニューミュージックなるものが流行っていた。

なんのことはない、いわゆる歌謡曲とは路線が違う音楽のことを総括してそう呼んでいただけだ。

アリス、松山千春、ユーミン、ゴダイゴなどたくさんの人たちが活躍していたが、中でも自分はオフコースが好きだった。

ちょうど「さよなら」がヒットしていた頃で発売したばかりのアルバム「we are」を夢中で聴いていた。

小田さんのハイトーンの声が好きで、よくオリジナルキーでまねして歌ったものだ。

その後いろんな音楽を聴くようになり、洋楽を聴くようになってからは邦楽をバカにするような時期もあった。

あれほど聴いていたオフコースもずっと聴かなくなっていた。

ある時音楽好きの友人から　鈴木康博（オフコースのメンバーです）がキリンジのエイリアンズをカバーしているよ、聴いてみて、と薦められた。

聴いてみて「良い曲だな」と思い、オリジナルも聴きたくなり早速聴いて見ると・・・・
「この声小田さんそっくりじゃん」と思った。

キリンジというミュージシャン気になって「シングルベスト」なるものを聴いてみていっぺんで好きになった。
声は小田さんに似ているが、音楽はまったくの別物で聴けば聴くほどはまりました。



今でも私の愛聴盤であるキリンジの「SINGLES BEST Archives」。
1曲目の「風を撃て」から最後の「鋼鉄の馬」まで名曲ぞろいの1枚です。