一か月でどんなふうに海が変わったのか楽しみにして、朝4時半海岸へ。
今回もヒラメ狙いで沖の根回りへ直行。
途中で浮気せずに一直線に向かうつもりだったのだけれど、水深15mあたりを脚漕ぎで進んでいると周囲に何かの気配・・・
ふと水面に目をやると、驚くことに、カヤックと並走するように大量のショゴが泳いでついてくる。
皆、頭の上に八の字を書いてあるのがなんとも笑える。
最初は群れの中に入っただけかと思ったけど、スピードを上げると、ショゴもスピードアップ。
スピードダウンすると、ショゴもスピードダウン。
ナニコレ???
しばらくすると、なんかフィンにぶつかる感触?もしかして、フィンの動きに興奮してアタック??
30センチもなさそうだけれど、小さくても美味しいショゴ。
ちょっとだけ寄り道して釣ることに。
ジグサビキのジグを動かして釣ろうとするけれど、ヒットしない。
面白がってついてくるものもいるけれど、追いかけて遊んでるだけのような感じ。
昔、釣りの師匠の父親が言った「見える魚は釣れない」が頭をよぎる。
それにしても凄い数のショゴ。
ショットガンを落としても、サビキに小魚がヒットしないのに、魚群探知機の画面は真っ赤(本命じゃないという思いがあったので、写真を撮ってないのが残念)
それでもようやく、一度だけ、小魚がヒットして、サビキが激しく動くと、急にショゴ達もスイッチオン。
サビキ仕掛けに一匹掛かって、何とか捕獲成功。
4〜5匹は釣りたいと思って、その後も粘るけれど、釣ることが出来ず、本命の目的地に向かう事にした。
後で思うと、もったいなかった・・・後に沖でSUPフィッシャーの方からジグの動かし方を教えてもらえたのに、時すでに遅し・・・
そんなことがありながらも、とりあえず目的地到着。
そこはまさにお魚天国。
魚群探知機には海底から海面までビッシリと小魚が埋め尽くす様子が映し出される。
ジグサビキのショットガンを落とすと、今日は、99%ウルメイワシ。それも良型。
5本バリに5匹とかかかるので、落とし込み釣りすると、仕掛けが痛む。
でもウルメイワシは一度上げるとすぐに弱るので、仕方なくそのまま落とし込む。
▼ショットガンで愛用の仕掛け▼
最初に到着したポイントでは、2回ほど、大きなアタリがあったけれど、ヒットせず。
少し根の近くに移動すると、20センチ強のカサゴ。
何とか本命ヒラメをと粘るけれど、アタリはこない。
水面ではワカシがイワシや、かなり小さいベイト(多分シラス)を追いかけている様子が見える。
この魚群探知機の画面を見せられて、大物が釣れないのは、とても悔しくて、ポイントを移動しながらかなり長い時間ねばったけれど、それでもアタリなし。
SUPで先にポイントに入っていた方も、ワカシしか釣れないとのこと。
遊漁船が沢山集まって来て、音と燃料臭いのがつらくなったので、このポイントでの釣りを断念。
ショゴがまだいないかな、と様子を見に行くけれど、やっぱりもういない。
仕方ないので、近場のポイントで死んだウルメイワシをぶら下げて底もの狙い。
しばらくの間、睡魔に襲われながら竿先を見つめていると、不自然な動きが現れたかと思うと、いきなりロッドが水面へ!かと思ったらドラグがゆるゆるになってしまっていたリールから勢いよくラインが出て行く。
慌ててロッドを手に取ってドラグを締めて、巻き始めるけれど、時すでに遅し。
手応えが無いので、巻き上げてみると、ハリス切れ。
サメかな・・・そう思わないとやってられない。
その後は、何度、エサをつけて落としても頭だけになって戻ってくるばかり。
ヒラメじゃなさそうなので、諦めて納竿とした。
何も釣れないよりはいいけれど、せめて、ショゴをもう少し捕獲できてればなぁ・・・
どちらにしても、本日は7種の小魚定食だ。
釣れた(キープした)魚
・ショゴ×1
・カサゴ×1
・ウルメイワシ×10
・小アジ×4
・小サバ×1
・小ムツ×1
・小イサキ×1