殺人の理由や犯行の動機
なんてものは人により様々で、親を殺された恨みや恋人を寝取られた妬み。何が発端になるかは分からない訳です
だって人間十人十色ですから
つまりそれが、目の前で咳をされた、電車で割り込まれてた、ハンガーを投げられた
一見馬鹿馬鹿しくとも、おかしくはない訳です
なぜなら人間十人十色ですから
本作「日常の犯人」はそんなテーマのサスペンス
まずこの「日常の犯人」というタイトルが非常によかった。
パっと見て、おや?なんだ?と興味を惹かれるタイトルだ。
「犯人の日常」ならあるが(「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」を思い出した)、「日常の犯人」と言う言葉は聞いた事が無い
Google検索したが、やはり使われていなかった
このブログでレビューしたフリーゲームでは「未完の後悔」以来のタイトルへの注目だったね
女子高生の主人公とその姉に、もう明らかに怪しい男が忍び寄る、といったサイコサスペンス
自分を警察官と偽って、ストーキングしてくる犯人がとても気持ち悪い
ミステリではないので誰でも犯人を推理できるようになっているが、実は真犯人が存在する
しかし、そちらはどうも脈絡が無い感じがしたな。
タイトル通りのテーマ性ではあるが、幾ら推理物ではないにせよ、もう少し何か、こいつが犯人という決定打が欲しかった
探索の攻略難易度は、マップが小さいため低い。怪しい場所を調べれば、トゥルーエンドが見られるだろう
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評価C
60点
サスペンスを題材にしたフリゲって、案外少ない気がしますね。
冒頭から犯人に直接関係ある描写を入れるテレビドラマ風スタイルで、「古畑任三郎」なんかが好きな人は、やってみてはいかがでしょう
思わぬところに潜んでいるのです、殺意と言う奴は。
トゥルーエンドの真相まで、まさに日常に犯人が潜むお話でした
因みに小4の時、先生が旅行のお土産で買ってきたお菓子を1人1個までのところ、2個ならず3個食べたのは私です
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