コメディタッチなのに、えぐい設定が多い。
特に「老人の村」の赤ちゃんショップはなかなかのインパクトだ。
赤ん坊にオスメスと値札が張られ、まるでペットのように販売されている
この赤ん坊の正体がまた、実にグロテスク…
エピソード1のテーマにもなっている
グロテスクな風刺に「天外魔境」に通ずる部分があった。
大きく表示され、動くボスキャラとかもね。(ハクイはデューク・ペペっぽい)
キャラクター登場シーンは、「第四の黙示録」風
レトロゲームが好きな人なら、このような辛辣でぬるく無いテイストはハマるのではないか。
呪われしマリオネットの糸を断ち切る「ココロ」がテーマのRPGだが、操り人形にされてしまったボスのエピソードも切ない
最初は作る事そのものが楽しかったのに、いつの間にか「評価されること」に拘るようになるのは、まさにフリーゲーム制作で陥りがちな穴ではないか
ストーリーは気になる所で続編に……
デリーの眼帯とか「頭ン中の声」とか、まだまだ伏線を張った状態
エピソード2はデリーはお休みで、ツムギとヒフミで戦うのかしらん…
ラストはトミオカ村に帰るんかな…
気になったのは、いくら何でもボスが固すぎる
数分間、回復しながらずっと殴り続けた。パターンも変化しないし、正直ダレてしまった。
評価C+
60点
キャラクターはコメディ&熱血なのに、音楽が妙にしっとりしてることも、オリジナリティがありました。
エピソード2も必ずプレイします。
【フリゲ小話】
ティラノゲームフェス2020が始まりましたねえ。
大方の予想通り、今回は部門ごとに細分化されました。
ふりーむ!ゲームコンテストでも「その部門で評価すべき作品か?」「萌え部門受賞?萌え要素なんてあったか?」というミスマッチが起きたように、ルールを変えたらまた別の綻びが出るので、運営の腕の見せ所でしょう
投稿者が、部門ごとに応募するシステムになるのですかね
前回グランプリは「初恋は年齢天秤の中で」
あれは所謂、典型的な「なろう系」「俺TUEEE」(あんまり強くはなってないが)なので、大衆受けするゲームでしたね。
まだ流行ってるジャンルなので、2020でも増えると思ってます。
しかし「年齢天秤」はグランプリたった2〜3日で51位まで落ち、受賞作なのに、あまり話題になりませんでした。3/20にいたっては、75位です。
このままだと、ランク外まで落ちるかもしれません。まだ結果発表の状態にもかかわらず、です。
(補足:フェスページが結果発表から募集中に切り替わった所為か、3/31、とうとうランク外に…。以前ならグランプリが早々に消える事は無かった気が)
この現象について、前から思うところがあります
フリーゲームは、「評判を見てプレイする人の数」が、どんどん減っていますね。
言い換えると、レビューやゲームコンテストが、DL数に殆ど影響を与えません
以前、ほかならぬ「あなたが選ぶ今年のベストフリーゲーム」の某受賞者がそう発言していたので、やはりそうだったか、思い過ごしではなかったと確信しました
プレイしてる人は既にプレイしてる、分母自体が減っている、投稿作品数が倍増している状態ではグランプリでも有象無象になっているなど、パっと思いつく理由は色々あるんですが、昔は受賞作品は話題性が出たんですよね…
一時的だとしても、DLブーストが掛かりました。
事実、今でもDLサイトのデイリーランキング上位は、昔の受賞作品が多いです。
昔の名作が、最新フリゲよりもDLされているわけです。配信から何年も経つのに。
つまり作品自体が、「定番化」したのです
フリゲ実況も昔より、DLに与える影響力が落ちてます。
人気実況者が数十万再生されても、伸びるDL(プレイ数)は、せいぜい200程度。
大部分の視聴者は、プレイしません。
原因は複数あるでしょうが、直感的には、時代の変化で、プレイヤーの意識などに変化があったと考えます。
更に、「動画勢」(エアプ)と呼ばれる層の登場です。
CSより遥かに敷居が低いフリゲなのに、「フリゲもプレイするのが面倒くさい」「フリゲは動画だけで充分」という層が一定数いると推測します
主な視聴者層である若年者がPCを持っていないことも大きいです(ノベコレは殆どのゲームがスマホでプレイ可能にもかかわらず、です)
とある作者さんに「昔公開したゲームのDLが突然伸びたと思えば、このブログでレビューされてた」と言われたフリゲレビューブログ管理人としては興味深いネタなので、この件についてはまたデータ収集し、分析します(尚、これらはコンテストやフリゲ実況の是非を問うものではありません。客観的データの収集、考察が狙いです)
そのフリゲの知名度が上がるのはいいけど、「ゲーム」なので、どうせなら「プレイ」して欲しいよなぁ…といつも思ってます
だからというわけではありませんが、私は自作ゲームの実況は、途中から承認制にしました
ぶっちゃけると…
最初は楽しかったけど、逐一見るのが面倒になったからです
見なきゃいけないみたいな気持ちになるし、時間が掛かる上、視聴の半分は「確認作業」ですからねえ…
(;^ω^)
【このカテゴリーの最新記事】
レビューといっても違う作品なので、ネタギレは全くしません。同作品でも「ラブプラスEVERY」攻略日記は現在65本ですが、これでもめちゃくちゃ削ったので、100本は書けます。先日4本目の攻略日記を書いた「死月妖花」は、レビュー2本、しょうもないネタも1本書きましたが、ゲームコラムを70項目くらい書けます。
1つ書くと次々と書きたい事が出て来るので、その流れで増えてるだけです。
動画とかいい話を聞いた
レビューをたまに書くんだけど全然はかどらない
書いては直しの繰り返しで1時間で100文字書けないこともあるくらい
だから1000本くらいフリゲレビュー書いてる管理人が化け物すぎる
天才だろ
他にも「名作フリゲ」として認知されたゲームは、「DLサイト以外でも知名度が高い」事が理由としてありそうです。当時はフリゲも盛り上がってましたしね…。
何年も前に更新停止しているレビューサイト、まとめサイトばかりだった事が、ここを立ち上げた理由の1つだったりします。無いなら、じゃあ自分で作ってしまおうという。あれから3年以上経ちましたが、フリゲレビューサイトは増えてない模様ですね…。
私もフリゲ実況は他人の解釈が気になった時に視聴する事があります。実況はレビュー感想と違いそのシーンごとにリアルタイムで喋るので、情報収集としても利便性が高いです。
謎解きADVだと、「ここは絶対他の人も迷うだろうなぁ…」というのを確認する為だけに、そこだけ見たりもします(笑)。早送りやカットで、「30分経過〜〜」なんて流されるのがあるあるですよね。
再生リストで思わぬ良作を発見する事も、確かに多いです。その実況者と好みが合えば、自ずと良作同士が繋がってる気がします。
大抵が昔フリゲをプレイしていた人の記事で、中には本当にプレイしたのか怪しい記事も。
数年以上前の作品を新しいと言う人が多いこととも関係がありそうです。
実況動画は有料と違って逆に後ろめたさがないので、実は個人的にもノベル以外は結構視聴します。
皮肉にもこのサイト以外で参考になるまとめは実況者さんの再生リストだったりします。