ストーカー被害に悩まされていた女子高生、七日ハル(なのかはる)は、赤海ユウ(あかみゆう)の営む探偵事務所へ解決の依頼をする。
被害確認の為にハルの自宅へ向かう二人だったが、玄関の扉を開いた先は誰も知らない空間が広がっていた−−。
事実と虚構が混じり合う、追憶の世界へ。
システム的には非常にシンプルなホラーゲームで、ダンジョンを探索し、謎を解き、クリーチャーから逃げる…
それを繰り返して先に進む
マップが今時のホラーゲームにしてはいい意味で狭いので、探索の煩わしさはほとんどありません。
ラブホから葬式まで、多彩なステージがプレイヤーを待ち受けます
クリーチャーから逃げる事も、難しくはない
メインは謎解きで、大抵のプレイヤーは、探索時間よりも思考時間のほうが長くなるでしょう
書いておきたいのは、やはりストーリー…
事実と虚構が混じり合う、追憶の世界の通り、終わってみると一体何が事実でどれが虚構だったのか、明確には判明しません
でもそんなプレイヤーでも、唯一間違いなく分かることがあって…
それを考えると、なかなかにブラックでゾっとする結末でした
元ネタは「魔女の家」かな?と思う設定や仕掛けも…
評価C
60点
絵も綺麗だし、謎解き、ストーリー重視のホラーゲームが好きな人にはおすすめの、最後まで気が抜けない一作でした。
…本作は、所謂、考察系なわけですが…
……
…このゲームで攻略したステージって、やっぱり…
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プレイヤーの間で知られてなかったり、忘れられてる演出って、結構ありますよね。「赤異怪段」のクリア後にプレイヤーを脅かす演出…
斬新だ!画期的!と絶賛されてましたが、実は「見られ終章」などでも使われています。
演出法そのものより、自分なりのアレンジ…プレイヤーが油断したところを攻める間の取り方や、絵や音楽の使い方のほうが重要なのでしょうね。完全に新しい物を生み出す事は、一筋縄ではいかないでしょうし。
是非、遊んでみてください〜
確かに魔女の家以外に心当たりがないですね。おっしゃる通りかもしれません。
「魔女の家」へのリスペクトを感じましたが、全くの偶然かもしれません。
一番上手いと思ったのが、ややネタバレですが、ゲーム中の重要なシーンでメニュー画面を開いた時、ある部分が変化する演出です。
「魔女の家」以外のホラーゲームで使われていた記憶が、ちょっとありません。
補足すると、パクリだと言ってるのではありません。
寧ろ、このような効果的な演出は、他の作品も追随すべきだと思っています。
魔女の家っぽさありましたかね?人形を切り裂くのとクマを切り裂くのはやや似てると思いましたが、ちょうも両作品に出ていますが、魔女の家では助けているのに対し、こっちは工作してますし、たまたまかな、、、と思いましたが。