PCとスマホで、現在1章まで配信中
スマホ版をクリアしての感想をね…
まあ色々言いたい事はあるんだけど…
はぁ、すごいねこのゲームは…
登場人物が畜生しかいない
でもそれが公式的というか、設定にあって、どのキャラも口が悪い(笑)
口を開けば煽り倒す。
隙あらば社会批判
まともなキャラがほとんどいないほどに、皆性格に問題ありだ。
こんなゲーム久々なので、貴重な作品だ
私はそこに痛快さを覚えて気にいっているが、明らかに人を選ぶポイントではある
ジャンルは、シネマティック怪談ホラーノベル。
シネマティックを謳っているが、テイストはアニメチック、ラノベチックに近い
田舎町を舞台にした、怪異現象と戦う少年少女のひと夏が描かれる
本格的なホラーというよりは、怪談や怪異現象に立ち向かう、少年少女のジュブナイルがメインかな
夏を舞台にした日常シーンが、かなり多め
一章は、全10節に分かれているが、ホラー中心なのは2節ほど
他はコメディ要素が強く、寧ろホラーなのに笑えるくらいのストーリーとなっている
エロネタ、下ネタも多い
前記したが、キャラクターはとにかく畜生ばかりで、まともな奴がほとんどいない
主人公の静太くんは、とても小学生とは思えない知識と語彙力で、風刺というよりは、最早直接的な社会批判ばかりを繰り返す
共産党をアカと批判したり、キャラクター性としては捻くれた大学生くらいの印象だ
元総理大臣が親戚にいたり、勲章を持っている上級国民は車で人を轢き殺しても逮捕されないとか、やばそうな発言も平気でする
そんな静太くんの師匠
親のすねを齧っている中年ニートで、ロリコンのあるさんが余りにいい味を出している
変態だけどインテリで、主人公のブレイン役。
ニートの癖に世の中を悟ったような事を言うってのがリアルで面白い
ぶっちゃけこれらの台詞は本編とまるで無関係なのだが、作者はどうしても主張したかったのかもしれない
ダブルヒロインの紗姫とミネミネは、実に可愛いね。
幼馴染の紗姫は…
とんでもない畜生だ
だけどミネミネは、このゲームの唯一の良心といってもいいくらいに、まともだ
陰陽師なのになぜか小学生にパンツを見せる変態であること以外は…
私はミネミネのほうが好きだが、どっちが人気あるかな
気になった方はPVを見ると、より興味を惹かれるかもしれない
フリーBGMではなく、坂田穂乃花の「君のこと」という楽曲を使っているが(植田真梨恵っぽい)、このPVだけだと、泣きゲーや、ギャルゲーっぽいね
とても畜生だらけのホラーノベルには見えないよ
評価B
70点
ストーリー、絵、キャラ、どれもが高水準で、面白かったです
本作に日常シーンや社会批判が多いのは前記した通りですが、本格的なホラーになる2章への「つなぎ」、だったのかもしれないですね
それほどまでに、終盤の怪異との戦いは、手に汗握りました
何の力も持たない少年少女が、知恵と勇気を武器に、必死に化物に立ち向かう展開は、熱いです
命がけの戦闘を終えるも、謎を残し、衝撃の台詞で終わるラストシーンは、2章への期待感を、より強くしましたね…
最後の一言で、そうかこれまでの物語は全部……
なるほどなぁ…ってひっくり返った
冬に配信される2章が楽しみです
ちなみに…
見栄えのため、スクショではオフにしてますが、実際にはバナーを踏んで応援しまくりです。
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