フリーゲーム　優しい世界

3分間でケリをつける3on3の対戦バスケゲームだが、キャラクターに「スラムダンク」そっくりなキャラがいたり、「シティダンク」が俺のパクリだとツイッターで皮肉ったりと（ちなみに私は初代PSの「1on1」のパクリだと思った）滅茶苦茶な中華ゲームだが……





意外に面白い


意外に！










まず各アクションをシンプル操作に徹したのはいい。

大体の技は簡単操作で出せる。基本的なシュートはワンタップ


方向キーの操作性が悪い事を制作者も自覚しているのだろう









そしてやはり、対戦がめちゃくちゃ熱い。相手を出し抜いて勝った時は久々に対戦ゲームで脳汁が出た。



「そうそうこの感覚この感覚…！」と対人ゲームの面白さを思い出した





「スラムダンク」で仙道が「最後にオレが勝つからだ。勝つから楽しーんだ」と言ってた通り、やはり勝ってこそ面白い。いまのところ勝率88だが、仲間に恵まれている









参加プレイヤーが全然パスしなかったり下手だった場合、得点が全く入らず全員でボールを追いかけ回すお寒い泥試合になる



折角ドフリーだからパス要求してるのに、チームメイトが下手糞なシュートを外した時は、「リアル」で高橋を殴った野宮の気持ちがよくわかった(笑)







逆に上手くこっちを使ってくれる人だと本当にスムーズ。


接戦の中、自分の必殺シュート（3P）で逆転した時は爽快感が凄かった。





こういう人の気持ちには応えたくなるので、今度はこちらがパスを優先する。そういう試合は大体勝てる





妙にパスばかりくれる人だと、シュートを外したことが申し訳なくて「急にボールが来たので（QBK）」になってしまう(笑)




ゲームなのに妙にリアルだ








演出も面白い。タイム0〜1秒でシュートするとスローになるが（多分）、1点差で逆転されそうな状況で相手が外してくれた時は、「映画みたいな演出が入ったのに、外しちゃったねえ…恥ずかしいねえ…」とニヤニヤしてしまった。


逆に決められてたら、さぞや悔しかっただろう。








絵師は中国人なんだろうか？キャラデザも個性的で、女性キャラが可愛い。


いかにも真面目なスポーツ少女の柊青依がお気に入り（声優も有名な人とか）





バスケと関係なくね？という謎コスチュームもあるが…












まあこういうところは、いかにもなソシャゲだ


夏には水着でバスケするだろうな












音楽も格好良いし今のところ評価B 70点くらいだけど、こういうゲームは底が浅くてすぐ飽きる可能性があるんだよな




私は以前とあるスポーツゲームにドハマりしたのに、自分でも驚くほど急激に冷めてしまった事がある。


課金もしたのに、サ終までログインすらしなかった



二の轍は踏みたくないので、まあ様子見で課金していこうかな











現在botと思しきプレイヤーがいるが、参加者が減ると更にその傾向に傾くだろう


その時こそ、「フィーバーダンク」の本当の評価が分かるからね

「魔女の家」といえばフリゲをやるなら知らぬ者はいないほどの知名度と影響力があり、「魔女の家」の影響を受けたフリゲは数多くあります




フリゲホラーとしては、「青鬼」の次くらいには古典かもしれません





そんな名作フリゲのスマホ版が出ると聞いた時まあ嬉しさ半分、嫌な予感半分でしたが…




悪い予感が当たってしまった。


典型的な「駄目なスマホ移植」でした





まず操作性が悪すぎる。フリックで上下左右に移動するシステムなのに反応が悪いのと、指が邪魔になって画面が見づらいのですよ。



熊の初見殺しとか、下手すると何が起こったか分からないままゲームオーバーになるんじゃないか（覚えてたので、私は回避しました）







そして更にまずいのが、ホラーゲームでありながら、空気が読めない広告が多過ぎます








「ﾏﾝﾏﾐｰｱｗｗｗｗｗ」の赤いヒゲのオッサンとエロゲもどきのコンボはシュールで笑ってしまった。





ホラーが台無しやね…






私はこのゲーム、インストールしていません。なので他のユーザーにも出ているでしょう。








しかもこのセンター広告が、セーブ・ロードのたびに数秒入ります



世界観ブチ怖し…



いやブチ壊し…






死にゲーなのに、ゲームオーバーから再開するたび長い広告が入るし、テンポは著しく悪い


逆に広告を見ない場合は、タイトル画面からやり直しです。収益目当てとはいえ、汚いのではないかと…（つまりどっちにせよ時間を浪費する）






バグ報告もされているが、折角のスマホでありながら、快適なプレイとは程遠い






ただし、ゲーム自体はオリジナルが名作なだけに、面白いです。

グラフィックは高解像度で主人公の顔グラも描き直されてますし、変な広告の邪魔さえなければ、やはり怖い



序盤の壁プレスとか、忘れてたので見事に圧死しました


「ああ、そういえばここにトラップあったなあ…昔も死んだなぁ…」と懐かしめます。



それだけに広告広告広告の連続が手痛い。これなら最初から有料販売して欲しかった








評価D
50点


流石にここまで酷いと修正するだろうから、バージョンアップ版をプレイしたほうがいいんじゃないかと…


昔を懐かしみたいフリゲプレイヤーなら、やってみては









【ブログこぼれ話】


気付いた方もいるかもしれませんが、ブログ村に登録しました








え？今更？





と思われて当然です。ランキングサイトは、普通は開設初期に登録するものですから…






でも自発的な宣伝0にしては思ったよりも早く伸びたし（恐らく某作者が宣伝してくれた影響もある）、今更登録しても効果はほぼなさそうですが、開始から3年半で何か変化が欲しい…となんとなく







しかし半分は試験的でデータ収集を目的としているため、登録を解除する可能性もあります








何故ならブログ村は、私にとってメリットがとても少ないからです






まず、間違いなく「ブログ村からのフォロワー」が増えません。




ブログ村の村民は100%がブロガーなので、私のブログを登録しないでしょう（今これを読んでいるあなたも、恐らくゲーム系ブロガーではないはずです）



しかも登録したところで、新着記事の反映が遅いです








更にこのようなランキングサイトは、SNS疲れのようにランキング疲れしてしまう事も多々ありますし、更新しないと順位は見る見るうちに下がるので、平然と1週間以上放置する私にはそもそも向いていないでしょう







PVアクセス数はにほんブログ村独自のアルゴリズム（ルール）に基づいて集計しておりますので、お使いのブログサービスのアクセス解析や市販のアクセス解析ソフトの数字とは一致しない場合がほとんどですが、基準やアルゴリズムの違いによるもので不具合ではございません。とあるように、精度もお世辞にも高いとは言えないようです



かなり低く集計され、取りこぼしPVが多い。恐らく、バナーが正しく表示されない事が原因……







なのでやはり、データ収集が主な目的です







そしてがっかりしたこととして、あれから3年半が経過するも、ある程度確立されたフリーゲームレビューブログがここ以外全く存在しない事です





例によって更新されていない物ばかりで、上位になんて勿論入っていません







最大手ランキングサイトのはずの、ブログ村にも無いとは想定外でした（でも「ラブプラスEVERY」の攻略ブログがランクインしてたのは他人のブログながらに、嬉しかった）







3年半も経つのに何も変わらなかったのは、フリゲが下火になったので仕方ないですが、やはり悲しいですね（「押すなよ絶対押すなよ」みたいな、作って欲しいという「振り」ではありません。そんなもの個々の自由ですし）








しかしフリゲは今こそが内容的には全盛期です


一般的に言うフリゲ全盛期は、習作が多過ぎました





プロフにも書いたように、フリゲは今が一番面白いという事実を今後もこのブログで啓蒙していきます（昔のフリゲも勿論面白いです）

結局恐れていたことが起きてしまったな。




「プールサイドに夏が来た！ ガチャ」の期間がサ終の影響で「Half Anniversary記念 ガチャ」と重複しているため、片方のガチャ10連を回せない事態に……（やっぱスク水着るには老けてるな）







水着に釣られ、新着の「プールサイドに夏が来た！ ガチャ」を回すも、残念ながら空振り。（だが、やっと[こういうのも好きなわけ？]をやっと引けたのでよしとする）


せめて1度はと「Half Anniversary記念 ガチャ」を単発で回すも、空振り（当たり前）







サ終までにすべてのガチャの10連を回したかったが…途切れてしまった



他にも回せない回せないと言ってる人が多いが、10連1回分の銀リッチが無いという事でしょう




事実上のエンディングである結婚式を引けたので、満足はしてる。ましてや何故かあれは、確率が微増した割に、引けた人が少ないからね



しかし回せないガチャをガンガン出すのは、数あるソシャゲの中でもかなりの愚策なのでは？他にそんなゲームあるんかな？












ランキングイベントは相変わらずやね。公式的にラストと告知されたが、最後まで進歩がないイベントだった




今回はコス報酬もサービスだしこれまで以上に緩くいくが、ガーズルバンドコスが可愛いから、3枚のカードだけは収集しないとな。





女の子たちがちょっとデレてるのは可愛い。数か月で、仲良くなったって事かしらん…？









佐々木万理（誤字脱字、やっと直ったか…）が少し可愛くなってる(笑)






冬服の時は、ちょいブスどころじゃないほどだったからな


















サ終前に、チケットを使い切った…！
＼(＾o＾)／


もう靴下とすら交換できねえ…




欲しい物は全て入手したが、オレンジのキャミワンピが一番可愛い（ルームウェアとパっと見変わらないが）










何よりワンピースだから、余程の事が無い限りコーディネートでやらかす事が無いのが良い










まあこのゲームのカノジョは、油断していると足元でとんでもないミステイクを犯すけどな












髪色を1段階明るくするも、違いが分からないレベル。髪色変更は、サ終まであと2回くらいかねえ…







〇〇変更に必要なカノジョからのメッセージ、スルーするとDP消化やり直しなんだよな…


この仕様はないわ…
（；^ω^）

――王道だけが真実とはかぎらない――

■ ストーリー
人類の悲願だった魔王討伐を成功させた勇者カイル。
これからは悠々自適なスローライフ……とはいかず、
彼は新たな任務を言い渡される。

――北の魔女を殺せ。

その任務を遂行すべく、魔女が住む北の屋敷へ向かったカイル。
そこで出会った生け贄の少女リリィと共に屋敷を探索するが、
屋敷はまるで二人を逃がさないというように扉を閉ざし――…？



















実は主人公が悪だったゲーム

実は主人公が敵側だったゲーム









というやや変化球のどんでん返しが昔から存在するが、「牢獄の魔女」はそれが冒頭からオーバーに描写されていて、勇者である主人公は、容赦なくモンスターを惨殺します



血まみれのモンスターの屍骸の上を、平然と歩く…





しかしそれだけのことをする勇者にも事情があり、彼が加害者とも言えない。


世界観も、単純な勧善懲悪でもない…



そんなゲームである「牢獄の魔女」は私が大好きな「moon」に通ずる部分があった


「テイルズオブファンタジア」も、これでしたね


優しい魔女の登場する「英雄伝説3　白き魔女」というゲームもある






正直言ってストーリーは……






2020年上半期フリーゲームの、ベストシナリオでした


序盤から張られた伏線が後半するすると解けていきタイトル回収するのは、悲しい物語ながらに爽快さを感じてしまった






１つそれはないだろというご都合主義が気になったが、ファンタジーながらになかなか考えさせられる話で疑問の答えがちゃんと提示され、投げっぱなしではない丁寧さもある









前半は6歳の幼い少女リリィと、そんな彼女に夢中のロリコン成人男性である勇者の明るい会話劇で進みます




自分を助けてくれた勇者を、「カイルくん」と慕うリリィが可愛い。（だがこの呼び方も伏線）





勇者は魔王を討伐しレベル99なので、鍵を探さず扉を壊すような、ゲームを逆手にとったようなシーンが面白い






ところが後半、空気は一変…


悲壮感に満ちた展開が待ってます







特に人間の男に恋したモンスターの末路……これはあかんて






勇者ではなくリリィに感情移入しましたね。ダブル主人公だけど、実はリリィのほうが主人公してるかも









探索RPG（敢えてこのジャンルだと言いたい）ですが、余りにも悪趣味なラスボス戦以外は、まず問題なく勝てます。謎解きも簡単でしょう。












評価B+
75点



この作者のゲームなので一筋縄ではいかない予感がありましたが、想像以上でした



「鬱ゲー」になるんでしょうかね？こういうのも



私は綺麗に終わったと思いますよ

３日間限定、無料ガチャの結果……








3日目にまた★4引いた
(/・ω・)/ｲｴｲﾔｯﾀｾﾞ









★4、遂に20枚（19種）か…


★4ネネでデッキを組んでいたが、これで6枚から選べるね







公式では3%だが、10連を回すと15%〜で★4が出ているな。史上最もガチャが甘いソシャゲやろ





問題は未だに2000銀リッチ溜まらないので、「Half Anniversary記念 ガチャ」が回せない事だね…
(´・ω・｀)




課金できないし振り込めない詐欺かよ












この「Half Anniversary記念 ガチャ」を見ても思うが、コナミは数々のゲームシリーズを潰してきたのに、未だにパロディだけは続けるのが不思議だ。




昔からパロディが好きな会社で、「ときメモ」のファンファーレがまんま「FF」だった




「グラディウス」のセルフパロディである「パロディウス」なんてものまで作っていたが、［ドラキュラ城へご案内！］［ナイトパレード通ります！］［ツインビー号へようこそ！］は全部自社ネタで、「ツインビー」なんて墓すら腐ってるレベルで昔だしなあ…













大体のデート会話は見たと思うが、結局「写真を撮る」カードが手に入らなかったので、もうフォロワーがサポートカードに設定してくれるのを祈るしかないな。
;つД｀)





選択肢「家族に見せたくて」のリアクションが気になるのに…













主人公は、相変わらずマナカとリンコの事は頑なに黙ってるのな。こいつは悪い男やで。しかもマナカとリンコの告白をキープした癖に。


ネネの笑顔も、どこか腹黒い勝利宣言に見える…

















月曜からのラストレイド……例によってカード回収で終わりやね。



寧ろアクティブユーザー数が気になる



ここまでされて着いてくるプレイヤーって、もうよほど「ラブプラス」が好きか、とんでもない妄執があるかのどちらか…




勿論私は前者ですよ
(˘ω˘)

フリーゲームだけに限らず、イラスト、漫画、小説…





アマチュア創作は多数あるものですけれど、最も現代的、かつ盛況している創作は何か？





…と言えば間違いなく動画です





動画は動画創作ではなく動画制作と呼ぶのが普通ですが、技術を高めてアイディアを練るという点に於いては、創作であると言えます。


だから「動画クリエイター」という言葉もあるのです








「電映の子」は女子高生たちが動画を制作する苦悩や、その裏に見え隠れするダークゾーンを描いたゲーム


この世界の、ネガティブな一面をメインに描写しています







彼女たちの世代というのは小学生の時、既に動画サイトが存在した訳です





所謂youtube世代、動画世代。ニコニコ動画って消えたな








創作を元ネタにしたゲームとして稀有なのは、台詞の大半がメッセージ的である事で、私もノンプロ創作者の端くれなので、共感する台詞が多かった


今風に言うと、「刺さった」と言う奴です







「ネットでの誉め言葉は真に受けないようにしてる」





「自信がなくて褒められたい人たちばかりだから、みんな自分のことしか見てなくて」




「まあ、イラストもそうだけど、どちらかというと傷付きやすい人たちが集まって、傷付きやすい事をしてる世界だから」





などの印象的な言葉が多い。メッセージ性というより、風刺に近いかもしれませんね。











ストーリーは動画を制作する上での苦労話やトラブル、ＳＮＳ疲れなどがテーマになっているが、その裏に隠されたテーマもある



そのひとつが、友情









主人公には疎遠になったかつての親友がいて、彼女と動画を通して仲を修復させるのは、切ないがいいシーンだった


誰にだって疎遠になってしまった友達はいるだろうし、リアリティを感じた














特に私が気に入ったのは、この台詞


「イラストも、流行ってるキャラとか描いて需要ありそうなことをやりまくれば、人の目は集まるかもだけど、自分の好きな事をしてるわけじゃないから、虚しくなるのだよ」






この友人「爽和」の言葉を裏付けるような、主人公「綴理」の言葉…






「私は好きなものだけ動画にしてる。だから、私のチャンネルにある動画は私の好きなものしか映らない。私の部屋みたいな」




……




これ！！！
m9( ﾟДﾟ)










何気にアマチュア制作の核心を突いてますよ。





ここ数年、特に二次創作界隈では流行作品にばかり人が群がってるが、君本当にこの作品好きなの？という、明らかに原作への理解やリスペクトが無い人が多いんですよ。売れ線目当ての人も多いでしょう




創作にＳＮＳが大きく絡むようになり、承認欲求を満たすことが目的にすり替わった影響もある（販売する場合、金銭的な問題が発生しますが）





それとは関係なく、「そもそもアマチュア創作は自分の好きな物を、作りたいものを作って表現する場」なのです。





知り合いの同人作家が１８０度路線を変えた事で叩かれた時、私はこうフォローしました。その人を批判する人たちや周りからは、割と好意的な反応が得られました。

その知り合いは、「本当に作りたいもの」を差し置いて、「ずっと無理してた」のですよ








だから私もこのブログ（二次創作と言える？）では、好きなゲームのレビューだけを、（ ・∀・）σ）∀｀）ﾑｶｼﾊ ﾀﾞｻｸﾓ ﾋﾋｮｳｼﾃﾀｹﾄﾞﾅいつしか書くようになりました。（理由は他にもありますが）







……




綴理はこの真実に気づいた後、最後にもう一つある気づきを得て、このゲームは終わります。


壮大でもなければ物語的なラストではないところも、リアルで良かった














評価Ｂ+
75点



キャラクターは皆可愛いが、自分に近い匂いを感じるので、爽和派です（絵は無いが、母親のキャラが面白い）










「電映の子」は大変よく出来た、創作を元ネタにした創作でした


BGMもなく淡々としている分、実話ちゃうか？というくらいにはリアル


（補足：BGMが鳴らないバグだったらしいが、淡々とした無音のゲームとしてハマっていたので、マイナスファクターとは見做しません）





作者は女性同士の絡みでテーマごとのストーリーを描くゲームを作ってきたが、これはアマチュア製作者にとっても、最大の問題作なのでは？








尚、これらは私が勝手に解釈しただけなので、執筆の意図までは、知りません




「全然メッセージや風刺じゃなくて、それっぽい台詞を書いただけなんだよ」と言えばそれまで





重要な事は他人の言葉なんかではなく…






答えはそれを解釈する私や貴方の中にあります！！！
m9( ﾟДﾟ)

大学時代、 カウンセラーさんに子供が好きになれないことを打ち明けた。


何か原因があったのと聞かれて、続きを話せなくなった。


好き嫌いだけの単純なことに、 理由がないと許されない世界が怖くなった














はぁあ〜〜〜………








フリーゲームというのは作者がフリーな題材で作れることが最大の長所なので、「これはまだフリゲの題材になってないんじゃないか？」というもののほうが少ないくらいだけど、このゲームにはやられたわ





絵が萌え系なのでフワっとしたギャルゲーと思ったら…






まさか女性の生理と生理痛、妊娠出産、結婚観に関するゲームだったとは…






価値観を問う内容だとは












まあ見た目のイメージからそれを読むことはできないよな。


ヒロインがタイトル画面でヴェールをかぶっているので、結婚がテーマ？くらいの想像が関の山だろう


















主人公は26歳の男性、恵一くん。つきあって半年になる2つ下の彼女、灯子との結婚を考えている



その日はデートだった。




仲睦まじいふたりだったが、ある言葉を聞いてから、彼女の様子がおかしくなる……



デートを終える。





そして彼女は……







というね。










急展開を重ね、後半から灯子視点で真相がわかるストーリーなんだけど、多分殆どのプレイヤーがノーマルエンド（スタッフロールなし）に行くと思う






でも私は初回プレイでトゥルーエンドに行けた





これは私が普通とは違う選択肢を選んだからなのだが、これからプレイする人にはそれが何かは考えず、「主人公恵一」ではなく「自分の言葉」と思ってプレイして欲しいな





ゲーム的に遊ぶより、そのほうが面白いだろうから









ティラノにしては動作が軽く、快適に遊べました。


メニューを開いても画面が切り替わらないのは、地味に便利でしたね。









評価C
65点



「さよならキャットボックス」とは何か…





見届けて欲しい！



他ならぬあなた自身が！
m9( ﾟωﾟ)

デートでまたも髪型を変えてきたネネ……







もう何度目か分からないが、一応言うと……

　老　け　す　ぎ　！

カノジョのネネ、もうすぐサ終だというのに、またも急激に老け込んでしまう…
……




しかも前回駄目出しした髪型やん…









似合わないと言われやめたのに、連続で同じ髪型にするとは……



しかも、またも「おかしくないかな？」と聞いてくる




…


人間的な行動ではないわな。



この辺りはゲームとして雑な作り











（もしかしたら）最後のカップルイベントが終わったか。



ネネとマナカを1枚ずつドロップし、リンコはもうポイント交換。百科事典は9個回収したが……


この時期に手に入れても、使い切る事はなさそうだね
(´・ω・｀)





職業体験シナリオで結婚式の衣装が報酬って、訳が分からんな。何も関係がないし、不可解過ぎる


これも急なサービス終了の影響だろう。報酬にコスがあるのは、今まで無かったパターンだから


無理矢理ブッ込んできたね。








しかも結婚衣装を全部揃えたのはいいが、でかすぎて離れないとフレームに入り切らない。しかもスカートが長すぎて、靴が見えない(笑)。


イラストと違って、ヴェールも無いのね…（マナカは［ヴェールを上げて］がカード名なのに…）












「Half Anniversary 1日1回 無料10連ガチャ」……


このゲームが1日1回無料10連をやるのは、初めてだね。


サ終が無ければ、無かったガチャだ





私は嬉しいけど、廃課金してきた廃人カレシは、怒るだろうね（私は勿論コナミさんに全面的に感謝してますよ）





だってほらね……






半ば確信していたが……








また1発（10連）で、★4を引いたじゃん







ちゃんとバッグを襷掛けしてるのは、防犯意識高いなリンコ。でもパイスラが見たかった






これで★4は18枚目（重複込で19枚目）か



私もツイてるほうだが、10連で2枚以上★4を引いた事がないんだよな。


ツイッターを見てると金銀どちらも3枚が上限のようだから、サ終までに2枚は引いておきたい







でも★3が4枚も出たのは、なかなかすごい。


提供割合非公開だが、史上最高の排出率に設定しているかも…







ただ、ネネは1枚も出なかった(笑)


10連回してカノジョカード0は、初めてじゃないか……



しかもリンコが★4含む7枚って…
（；^ω^）







これもう半分リンカレだろ

















まあ、ここにきての大安売りを批判したい人の気持ちも分かる。大枚はたいた人もいるからね。それをタダで配るなんて、100%オフに等しい



今回私が無料ガチャで引いた★4だって、課金で粘った人がいるだろう




でもそれを言ったら、ソシャゲなんて成立しないんだよ


サ終したらゲームそのものが消えてしまうわけで





100万円払っても後には想い出以外何も残らない覚悟で金を使うのが、ソシャゲをやる上での大前提ではないか



ましてや今回は結婚式と遊園地で期間限定ガチャが重複しているし、コナミも想定外の事態の連続だったのだろう



オフライン版すら無いのは、ユーザーにとっても想定外だったけどね…










でも「Half Anniversary記念キャンペーン」でアクションエナジー50個は本当に意味がないんでは。今更そんなにプレイする人もいなければ、時間もないでしょ





サービス開始日から毎日やってると、丁度この時期ログイン日数を累計360日にしようという達成不可能な目標が出て来るが、それと同じくらい意味がない




記念衣装も本来ならレイドの報酬だが、ログインボーナスだしね……




随所に想定外のサ終の弊害が見られる




入手難易度が大幅に下がったこと自体は良いが投げ売りから「閉店前の空気」を感じてしまうことが、なんとも空しいわな



実店舗のないソシャゲなのに、感覚がかなりリアルだよな

待望の「サイコロサイコ」完全版








ブラッシュアップされた要素こそあれどベースは同じで、これまで配信されたタイトルはレビューしているので、追加されたグランドルート、IFルートのネタバレ感想です






追加ルートは蛇足じゃなかった？面白かった？などの疑問に答え、最初に結論を言うと…






とても満足できるゲームだった




完全版をやってこそ、「サイコロサイコ」です












まずIFルート。6人のヒロインのIFが描かれる。



カロンではなく巡漓じゅんぺーが書いてるが、カロンとじゅんぺーがディスカッションしたのかカロンの指示なのかは不明だが、あるヒロインのIFでは最良の判断をしたなと歓喜した。ここをちゃんとやってくれたことが本当に良かった






そしてもう１つ。カロンのゲームは謎の異空間が度々登場するが、大抵は存在を濁されてきた。




しかし今回、明確に異空間の真実が描かれた。



オチとしては結構安易というかフリーゲームじゃなかったら叩かれそうだが、私は意外と納得した。










まずクリアパスワード…





ツマトリソウ。





凄い名前だが、実在する草花なのね。花言葉とかよりも、元ネタは……妻か？






妻って誰だ？妻キャラなんていないけど？…と思ってたらまさかのだったね



「みことにっき」やまたろーをここで出してくるとは…












さてIFルート。一言で「IF」と言っても色々あるが、共通するのはどのルートでもヒロインが幸せになれたこと。優しい世界やね。



しかし本編エンディングが「彼女たちにとっては」ハッピーエンドというのも（奇しくも全く同じ文言をレビューに書いていたので）、分かる話だ








この手のIFシナリオはヒロインがまるで別人のようになることが多々あるが、「サイコロサイコ」は面白い事に、ルートによってはヒロインのキャラクター性が全く変わっていない。



だからお前サイコパスのままじゃねーかとなる




どこまでもタイトルに忠実だ





それでもボタンさえ掛け違わなければ、主人公と結ばれ、幸せな結末を迎えられるのだな









中でもやはり、災子ルートをあのエンディングから始めたのは、英断だった。ストーリーまで一緒だ




ずっとあの手を掴みたいと思ってたんだ。









災子というナチュラルボーンアヘアヘサイコパスお姉さんの本質を理解しつつ、受け入れるエンディングは本当に良かった。


安易なハッピーエンドには逃げなかった。選択肢をクリック出来ない演出も好き。




このシーンのめたろーくんは最高イケメン指数を記録している











彼女達6人を幸せな結末へ導き、私は満足だ




さて、あとは7人目を残すだけだな





だがここで、画面は暗転……














え？






おいおいおい何かを忘れていないか、誰かを忘れていないか







このシリーズの真のヒロインは、七七でしょ！？





もう名前からして、明らかに7人目のヒロインじゃん…



一番好きなヒロインなのに…



七七へのフォローはないまま終わっちゃうのか？？
(；ﾟДﾟ)





…




……一瞬でそんな疑念が頭を駆け巡ったが、ここで七七ルート突入。ほっと一息




……








まあワイはカロンとじゅんぺーを信じとったけどな
(´∀｀)
















「シリーズすべてに登場する唯一のヒロイン」である彼女と、世界の真実が明らかに






虐待を受ける彼女の言動は、余りに悲しくも切ない。






これじゃ「七七」じゃなくて「リョナ」だな









終わってみれば「メンヘラフレシア」だけではなく「みことにっき」やそのシリーズの続編でもあった









評価B
75点




「サイコロサイコ -第四の出目-」「サイコロサイコ -第二の出目-」「サイコロサイコ -第五の出目-」「サイコロサイコ -第六の出目-」「サイコロサイコ -第三の出目-」「サイコロサイコ -第一の出目-」の連作を1本に。



そして更にグランドフィナーレ「第七の出目」を追加した、贅沢なゲーム。




通常1本ずつの企画ゲームをまとめてプレイするのも、ヤンデレ系ゲームとしては、またとないボリューム感を味わえますよ

殺人の理由や犯行の動機




なんてものは人により様々で、親を殺された恨みや恋人を寝取られた妬み。何が発端になるかは分からない訳です



だって人間十人十色ですから





つまりそれが、目の前で咳をされた、電車で割り込まれてた、ハンガーを投げられた


一見馬鹿馬鹿しくとも、おかしくはない訳です





なぜなら人間十人十色ですから










本作「日常の犯人」はそんなテーマのサスペンス







まずこの「日常の犯人」というタイトルが非常によかった。




パっと見て、おや？なんだ？と興味を惹かれるタイトルだ。


「犯人の日常」ならあるが（「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」を思い出した）、「日常の犯人」と言う言葉は聞いた事が無い



Google検索したが、やはり使われていなかった






このブログでレビューしたフリーゲームでは「未完の後悔」以来のタイトルへの注目だったね













女子高生の主人公とその姉に、もう明らかに怪しい男が忍び寄る、といったサイコサスペンス



自分を警察官と偽って、ストーキングしてくる犯人がとても気持ち悪い






ミステリではないので誰でも犯人を推理できるようになっているが、実は真犯人が存在する



しかし、そちらはどうも脈絡が無い感じがしたな。


タイトル通りのテーマ性ではあるが、幾ら推理物ではないにせよ、もう少し何か、こいつが犯人という決定打が欲しかった






探索の攻略難易度は、マップが小さいため低い。怪しい場所を調べれば、トゥルーエンドが見られるだろう




1冊95円のDMMコミックレンタル！





評価C
６０点



サスペンスを題材にしたフリゲって、案外少ない気がしますね。



冒頭から犯人に直接関係ある描写を入れるテレビドラマ風スタイルで、「古畑任三郎」なんかが好きな人は、やってみてはいかがでしょう






思わぬところに潜んでいるのです、殺意と言う奴は。


トゥルーエンドの真相まで、まさに日常に犯人が潜むお話でした






因みに小4の時、先生が旅行のお土産で買ってきたお菓子を1人1個までのところ、2個ならず3個食べたのは私です