なあ…サイゲ…
何回目だ…
いや何十回目だ…
お前にこうやってぼやくのも…
もう飽きてしまったよ…
なあサイゲ…
何十回目だ…?
俺がマイル継承に失敗するの…いやマイルだけじゃない…
今回だけじゃない…
もう何度も…
ありえないくらい、嫌になるくらい、気が遠くなるくらい、
思わず昼食ったもんを吐き出しちまうくらい、
何度も何度も、何度だって何度だって、お前の作った身勝手なプレイ時間水増し仕様のために、
俺はやり直してきた…
いや…
「俺たち」はやり直してきた…
それが、なんだ…?
またまたまたまたまたまた継承失敗って…しかも友情トレには仲間が集まり、スキルも取れたよな…?
なのに失敗…
これはもう、サイゲ…
お前に悪意があるとしか、…そうとしか、
思えねえんだよ…
お前そんなことばっかりやってると、本当に終わるぞ
いまはいい。
シナリオやグラフィックチーム……ライブスタッフ…
声優たちがコンテンツとして盛り上げてくれてるから、まだいい。
でもそれもいつまで続くかわからない。
いつかは「ウマ娘」だって、終わっちまうかもしれねえ今こうしているあいだにも、新しいゲーム、若いゲームが、
数えきれないくらい出てくる
そんな新星の攻勢に、お前は耐えられるのか…?
「ウマ娘」はそのときもまだ、人気を保っていられるのか…?それを今一度、胸に手を当てて、考えろよ、サイゲ…
もう正直、お前には付き合い切れねえんだよ…
まあいい…
ではガチャを回すぞ…
お前が石すら配らねえから、あんま残ってねえけどよ…
チャーチャーチャージャージャージャジャー!
ジャーラーラーラーラーラーラー♪
ヒュウーーーーーン!!
ジュキィーーーーーン!!!!!
ポォン!!
うわァアアアアアああぁぁぁぁあああああああああああん!!!!
。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。
サイゲ!!
サイゲ!!
サイゲサイゲサイゲ!!
やぱりサイゲは神様だからあああああ!!!
。°(°´ω`°)°。
信じてた…
絶対サイゲならやってくれるって…
何があっても、サイゲはサイゲなんだって…!
ずっと信じてたからああああああああああ!!!
。°(°`ω´ °)°。
ありがとう…
本当に…
心からの感謝を…
やっぱり俺にはサイゲしかいねえよ…
もうこれからは、ゲームのことを「サイゲ」と呼ぼう…
神様のことを、「サイゲ」と呼ぼう…
ゲームの祖はサイゲ、神様はサイゲ…
サイゲは神様だからぁ……
サイゲが俺を胸に刻み、俺がサイゲを心に刻む…
これで永遠の…
「ウマ娘」もサイゲも永遠だからああああ!!!
。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。
うわああああああああああああああああんん!!!
。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。
。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。
……
。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。
。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。
………▼はい、ということでイナリワン育成。
20連を超えてしまった時はかなり焦ったが、許容範囲だろう。
うまぴょいでぃ!うまぴょいでぃい!イナリワンはウマ娘ストーリーがアツかったので何としても欲しかったし、
何より、「シングレ」なんだよなあ。一番タイムリーなウマ娘ってわけだ
まあ例によって「シングレ」とは完全に別人なわけだが…(元トレーナーも姐さんではなく、親方だしね)
…
だが、ストーリーがアツすぎた。
この熱量…
やっぱ「ウマ娘」のシナリオチームって神だわ
▼見どころが多すぎたな…
やはり特色としては、地方出身のイナリの成功ストーリーだな
イナリは熱すぎるあまり突っ走ってしまい、周りが見えなくなる。
そんなとき諭してくれるのが、大井の親方…
これはいくら優秀とはいえ、トレーナーにはできない仕事だったね。
残された者にしかできない発言だし、…実は大井を無礼ていたのは、イナリワン自身だったのかもしれないね
▼イナリワンがいくら勝ち進んでも、オグリキャップのカリスマ性が強すぎて、
レースに勝っても、勝負に負けた空気なのが、彼女たちのパワーバランスを上手く表現してた(ヤエノシナリオもこのパターンらしいが)
俺の正妻アルダンも登場したが、明らかにかませ犬だもんな…
たぶん史実通りなんだろう。GTでも勝ってないし…
オグリはチャンミでも強いので、ここでもオグリかよとか思ったが、現実でも本物のアイドルホースだったらしいから、史実再現なのかな。
負けても「まあ次は勝てるだろう」「調子が悪かっただけ」みたいになりそうではある
社会現象になったらしいリアルオグリは泥臭さを通り越して、花があるものなあ。漫画の主人公みたい
▼中央がエリート集団というのは何度も出てきたが、
地方はどうなってるの?というのが疑問だったので、
明らかな格下とはっきり描写したのは潔い。
だからこそイナリのように、反骨精神あるキャラクターが生まれたのだしね。それにイナリは地方を無礼るなといってるが、
「シングレ」だとカサマツはひどいもんだったじゃん。
あれじゃ無礼られても、しかたない
▼イナリワンのキャラも小ざっぱりした、暑苦しくも爽やかな子だったわ。まさに「粋」だ。
失敗はするけど、引き摺らない。ただちに反省して、修正する
前回育成したエイシンフラッシュは
「なんでも数値化しようとするんじゃねえよ!」といいたくなるくらい小賢しい女だったから、このサッパリした感覚派の少女には、非常に好感が持てる。
お祭り好きで場の仕切りが上手く、頭も良い。最高だ。
キタサンブラックとかぶってるけどトレーナーを「ダンナ」と慕ってくれるのも、こそばゆいもんがある
▼小さい体なのに力自慢なのも、面白かったな。いわゆる豆タンク。
しかもダートまで走れるという、万能っぷりだ…(デジタル以上のオールラウンダーなのだが、なぜかその話はなし)
タマのことを何度も「チビっけえ」と言ってたが、お前のほうが1cm小さいやんとつっこみたくなる
タイシンと違って、
小さい体に劣等感を持ってない、むしろ誇りにすら思ってるのは、とくによかった。
トレーナーに小さいと思われても、一笑に付す(でもこのトレーナー、人物像がトレーナーっぽくない)
139cmなのに巨乳というアンバランスも素晴らしかった。
サラシを巻いてもあのボリュームなので、実際にはもっと楽しみお乳なんだろう(「楽しみお乳」って「夜桜お七」に似てるな)
終始小ざっぱり江戸女だったが、プレゼントを「つまんねえもん」といったのだけは気になった。
そこは「良いもん」と言ってほしかったし、消極的でイナリが言わないようなセリフだ
これならまだ、
「なんでえなんでえ!あたしで抜いてきな!」のほうが言いそうではある
だみ声に反してかわいい歌声だが、歌唱曲0なのが残念だね。
アイネスフウジンも0らしいが、さすがに何か歌わせろよ…
▼恋愛っぽい空気にはならずカラっとしていたが、たまにしっとり。
でもどちらかというと、トレーナーがヘラってしまう(笑)。テイオーと同じパターン。この男は、稍重だ
エンディングでトレーナーがアメリカの養成機関からスカウトされるが、
あれだけ活躍したイナリが、まさかスカウトされないとは……ウマ娘の海外挑戦パターンが通例だったから、「お前がいくのかよ」と笑ったわ。
しかもイナリワンが一緒じゃないならヤダヤダと駄々をこねる…
…
まあ俺とイナリは、一蓮托生……いや一心同体だもんな。
メインストーリーのような一夫多妻ではなく、
「たったひとりの相棒」。
そんなふたりだからこそ、俺=トレーナー=イナリワン。
そもそも大井の親方は、イナリの親同然の人。
そんな人から託されたのだから、いくらなんでも、アメリカは引っ張っていくには遠すぎる…
……
……
イナリワンは気風のいい女の子だし、
男勝りに見えるけど、髪型や私服に、女の子っぽいところが出ている
正月は一緒に過ごしたし、バレンタインにはチョコレートを貰ったし、クリスマスもふたりで楽しんだし……
他にも数えきれないほど、一緒に過ごした
…
……
………
あれっ!?
これもうトレセン学園婚活会場を経て、結婚してる!?
▼「ヒロインは、遅れて登場するもんだぜ」ってことで、今回も3勝!2勝0勝3勝…本当にぎりぎりで、イナリが決勝Aを決めてくれた。しかも初勝利だ(4ターン目はイナリの1勝)
いやあ、すげえな。
ここにきて3人目の走者登場とか、漫画でも無いような展開だろ…
サイゲさん、あんた役者だねえ
サイゲサイゲサイゲぇぇぇえ!!
いいよいいよいいよーーーーーーーーー!!
ちょうだいちょうだい!!
もっとこういうのちょうだい!!!
やっぱり「ウマ娘」もサイゲも最高だぜ!!